【身体の基礎】 『大殿筋』について理解しよう。
こんにちは。トレーナーの福島です。
今日は大殿筋について簡単にまとめていきます。
トレーナーを目指す方、スポーツをしている方、健康のために運動している方も、知識があればもっと効率の良い運動ができることでしょう◎
大殿筋ってどこにある?
大殿筋は…
殿部を形成する最大の筋肉で、最も表面にある筋肉。
テキトーにお尻を触れば、それが「大殿筋」ともいえるほどです。
腸骨(骨盤)後面と仙骨下部の後面から始まり、
上部繊維は大腿筋膜張筋の腸脛靭帯へ、
下部繊維は大腿骨後面の殿筋粗面に付着します。
※難しいと感じる人は大腿骨上部の裏側と覚えてください。
この筋肉が収縮(求心性)することにより
停止部の大腿骨が起始部の腸骨・仙骨に近づき
股関節の進展・外旋・外転の運動が行われるのです。
殿筋群の筋肉の役割を覚えるのは
一般の方は少し大変だと思うので…
次の章でなるべくわかりやすく解説します。
それぞれの殿筋の役割は?
上記の画像のように筋肉は
大・中・小の殿筋が存在しています。
もっと深層には外旋六筋という筋肉もありますが
話が長くなるので割愛します。
ざっくりと違いをまとめると…
これを見て多くの方が
「え?ほとんど同じ役割?」と思うことでしょう。
だいたいはそれでOKです。
ただ僕なら….
大殿筋は後面にあるため「伸展」が主。
中殿筋は外側にあるため「外転」が主。
と覚えることをお勧めします◎
理学療法士が実施するMMT(徒手筋力測定)
という評価でもこれを覚えておくと楽です。
この評価については
Vision認定トレーナー養成講座でも紹介するので
興味がある方は受講してみてください。
ストレッチ方法は?
お尻の筋肉のストレッチ方法は
この動画で詳しく紹介しています。
もちろん、ほかの方法もありますが
最初はここから始めてみると良いでしょう。
コレすら満足にできない人は
かなり股関節まわりが固まっているので
なるべく早めに専門家にご相談ください。
ただし「歪み直します」しか言えない
整体師や接骨院に相談するのはNG!
あれの効果は一瞬で元に戻るので
お金と時間の無駄になることがほとんどです。
大殿筋が弱いと身体はどうなる??
ここまでの記事を読んで
「日常生活のどこで使うの?」と
疑問に感じたのではないでしょうか?
コレも簡単にまとめると…
このときにお尻の筋肉は
意識せずとも活動してくれています。
が・・・。
現代人の姿勢は本当に悪い・・!
前重心となり扁平足が進行していき
どんどんお尻の筋肉を使わない動きに変わっています。
ここでひとつ、あなたに質問です。
ここでYesと即答できない人は
きっと太ももの前ばかり使っているかも!?
前ももを使いすぎな人は
まずストレッチから始めましょう!
いくらお尻を使おうとしても
身体の癖や筋肉の状態が悪ければ
根本的な解決にはなりません。
お尻の筋肉を使えないままだと…
いろんなデメリットが生じてきます。
なるべく早めに対処していきましょう!!
どうやって鍛えるの?
お尻の筋トレは本当に奥が深いです。
股関節の使い方、重心の位置など
「意識を変えればもっと効いてくるのに」と
SNSを見ていてよく思います。
いずれも重要なのは
鍛えたいお尻の筋肉に合った運動です。
大殿筋であれば
いかに腰(骨盤)を動かさずに
股関節の伸展動作を行うかが鍵となります。
これについても今後、
YouTubeやブログで発信していきますので
このブログを定期的に見にきてください♪
殿筋が変われば「肩」「腰」の痛みも変わる!
ここからは有料の情報になります。
「お尻の筋肉の状態を改善すると
なんで肩や腰まで良くなるの?」という
簡単な質問に即答できない運動指導者は必読です!!
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