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【アスリートとカフェイン】筋トレの日にどれだけ飲む?

こんにちは。身体の使い方専門トレーナーの福島です。
今日は筋トレの効果を高めるとされる「カフェイン量」についてご紹介していきます。



カフェインに期待でき効果

集中力を高める効果や、脂肪燃焼効果など
あらゆる報告がされていますね。

あとは仮眠(昼寝)の前にカフェインを摂取して
寝過ぎを防止するコーヒーナップも
疲労回復として使われています。

さて、このカフェインですが、
筋トレの質を向上させることは知っていますか?

ダイエット的な意味ではなく
筋トレを行える回数や実践できる重量が増えるのです。



理想のカフェイン摂取量

コーヒーに含まれるカフェインは
下半身の筋トレ効果をアップしてくれるそうです。

では具体的にどれだけの量を
摂取すれば良いのでしょうか?

答えは…
体重1kgあたり6mgです。

なので体重が60kgの人であれば
360mgということになりますね。

カフェインの効果が出現するまで
20~30分ほどかかるとされているため、
運動30分前の摂取がベストといえるでしょう。



コーヒー1杯あたりのカフェイン量

まず大前提として
カフェイン量は見るサイトによって異なります(汗)

今回は「全日本コーヒー教会」のデータを参考に
飲み物に含まれるカフェイン量を見ていきましょう。

レギュラーコーヒー:約60mg
インスタントコーヒー:約60mg
玉露:約160mg
紅茶:約30mg
ウーロン茶:約20mg
※100mlあたりの目安量

引用)全日本コーヒー教会

ちなみにスターバックスの公式では…

HOTコーヒー(ショート)189mg
HOTコーヒー(トール)276mg
HOTコーヒー(グランデ)362mg
HOTホットコーヒー(ベンティ)464mg

https://product.starbucks.co.jp/allergy/nutrient/

ちなみにアイスコーヒーの方が
カフェイン量は大幅に少ないようなので
価格を抑えるなら「ホット」が良さそうです。
(ホット:189mg / アイス:133mg)



「コーヒー」 × 「ある筋トレ」=最強!!

筋トレの効果を高めると前述しましたが
その中でもある運動だけ、大きな変化が得られるそうです。

コーヒーを20分前に飲んでから
準備体操をして「スクワット!」

これは論文でお馴染みの「DaiGoさん」も
コーヒーナップと合わせて推奨しています。


そのDaiGoさんの本に書かれていた研究で…

ブラジルのマットグロッソ連邦大学の実験。

20~30代で筋トレ歴が1、2年の女性に下半身以外のトレーニングも混ぜた4種類の
筋トレをやってもらい「1RM」を調べました。
ハックスクワット(大腿四頭筋)、ラットプルダウン(広背筋)、ベンチプレス(胸筋)、ニーエクステンション(大腿四頭筋)という筋トレをテストを実施。

テスト内容は…

1週目:カフェインを飲まずに筋トレ。
2週目:体重1kgあたり6mgmのカフェインを飲み筋トレ。
3週目:偽カフェインを飲んで筋トレ(プラシーボ)
4週目:体重1kgあたり6mgのカフェインを30分前に飲んで筋トレ。

その結果、

4週目にハックスクワットが大幅に筋力アップしたとのこと。
実際に担いでいる負荷は「99kg」くらいですが、平均すると「121kg」まで増えたそうです。

さらに

ニーエクステンションの回数も28回→37回へと大きく増加したそうです。

そして面白いことに…
上半身を鍛えるトレーニングは変化が見られなかったとのこと!


このことから
カフェインと下半身トレーニングの相性が良い!
ということがわかりますね!!

下半身のパワーを求められるスポーツや
脚力アップをしたい方はカフェインを上手く使いましょう!!



カフェイン「デメリット」に飲まれない対策方法

ここまでカフェインのメリットについてお話ししてきましたが、それだけ良いものにはやはり「デメリット」は存在します。

とくに気をつけてほしいのは…

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