クルマを運転するとき、意識すべきたった一つのコツ

皆様こんばんは。

最初のnoteを更新してから早3か月が経過したMFの圓城寺です。


毎年11月は弊社の年度末にあたるので、もろもろ忙しいのと、一人暮らしをはじめて、ようやく横浜の街並みに慣れ始めてきたのでnoteを更新してみます。


今回は書きたいことをただただ書くので、誤字も脱字もへったくれもありません。1mmもエモくない、noteらしくないブログなので興味ある人だけ覗いてみてください。


そんなわけで、本題に入るわけですが、noteユーザーにかぎらず、イケてる企業に勤めているひとに限らず、ITリテラシーが高い人に限らず、「普通自動車運転免許」をほとんどの人が持っているのではないでしょうか?


自分は免許を取ってから、一般公道だけに限らず、富士スピードウェイやツインリンク茂木など、サーキット走行を楽しんでました。

サーキット走行をしていると、レーシングドライバーと呼ばれる人たちを崇拝し始め、「もっと速く走りたい」「もっと運転が上手くなりたい」と思うわけですが、レッスンやシミュレーターでレーシングドライバーから直接指導を受けたりして、自分のドライビングテクニックというものを磨いていったりします。

そんな中で素人なりにシミュレーターを糞ほどやりこんで、自分なりに実車に落とし込んで、あることに気づいたんです。

「レーシングドライバーは決定的なことを教えてくれていない」と。

正確に言うなら「教えるべきことに彼らが気づいていない」ということが分かったんです。


え?結論は簡単ですが、もうちょい引っ張らせて下さいw


レーシングドライバーのほとんどが、それこそ幼稚園とか小学生のころからレーシングカートを乗りこなして、日本だと早くて高校生くらいからフォーミュラーカーに乗り始めます。

そのフォーミュラのカテゴリーで成績が優秀であったり、評価が高ければレベルアップすることができ、日本のトップカテゴリーであるスーパーフォーミュラやスーパーGTなど、多くの動員数を誇るレースで走れるようになります。

”プロ”と呼ばれるレーシングドライバーでも、レースだけで飯が食えるのはほんの一握りで、その他大勢のレーシングドライバーは、レッスンやイベントのインストラクターで生計を立てています。

そこでレーシングドライバーは一般素人を相手に、自分が今まで培ってきたノウハウを注ぎ込んで、ドライビングが上達するためのアドバイスをするんですが、「運転が上手くなる方法、手法はおしえてくれるけど、身体のどの部分を使えば、”教えてくれたこと”をできるか」を教えてくれません。


※ちなみに今回のブログの答えとなる"方法"は、”腹筋を使う”です。


なぜ、彼らは教えてくれないんでしょうか?決定的な事実は”商売道具だから教えらえない”とでも考えているのでしょうか?(ぶっちゃけ、そういうレーシングドライバーは多いです)

IT業界にいるとほとんどの人がいろんなコツや情報、上達する方法、数値を爆上げする方法を教えてくれます。もちろん無料のときもあれば、有料のメルマガだったり、オンラインサロンだったりすることもあるでしょう。

レーシングドライバーのレッスンももちろん有料ですから、相応の対価となる情報を頂いているわけですが、「誰も身体の使い方について教えてくれない」ということに気づいたんです。

サーキットを走ること、いわゆるスポーツ走行と呼ばれるものですが、テニスや野球などのほとんどのスポーツと違い、クルマの場合、手取り足取りを触って教えることができません。

運転してますからw 命に関わるわけです。

横に乗って教習所の教官のように、走行中指導することはまずありません。つまりは、教えてる側が教わる側のどの筋肉を使えばいいのか伝えられないのです。

もう一つ。

教える側のレーシングドライバーも、腹筋を意識してドライブしていないからです。


何故か?


300km/hからのフルブレーキ、200km/hでのコーナーリング、当たり前にこなす中、G(重力)に耐えるための予備動作を彼らは”意識せずにやってしまっている”、”やって当たり前の動作”であるため、運転を上達させるためのアドバイスとして「腹筋を意識してGに備えて」と教えることができないんです。

「レーシングドライバーってただ座って運転してるだけでしょ?」と思われますが、彼らってムキムキマッチョの6パックは当たり前の腹筋の持ち主で、滅茶苦茶フィジカルが強いんです。

どれくらいか?って具体的なところでいうと、アメフトのQBとかプロボクサーとか、所謂”細マッチョ”なんです。

(レースのカテゴリーによって身体の作り方って多少異なり、クラッシュが多いアメリカのレースとかは、衝撃に備えるためにある程度脂肪をつけろ、と言われます)


そんなムキムキマッチョなレーシングドライバーが、中年太り真っ盛りの一般素人に運転を教えるわけです。

身体のフィジカルが違い過ぎるがゆえに、重要な腹筋について教えてくれないのと、小手先の答えを求める素人が喜ぶようなアドバイスをするんです。


じゃぁ何故、腹筋が大事なのか?


答えは前述のとおり「Gに備えるため」です。

Gに耐えられず、身体が前のめりになったり、首が動いたりして「目線」が動いてしまうと走りたいラインを走ることができません。

ほとんどのレーシングドライバーが「目線が大事」とアドバイスしてくれますが、それはレーシングドライバーくらい上手いドライバーの話であって、素人レベルでは「目線を安定させるために、腹筋を意識する」方が大事なんです。

腹筋を意識するうえで大事なのは、「会話ができるくらいで、腹筋に力を入れる」です。

会話ができない(呼吸ができない)レベルで腹筋に力を入れると、目線が下がる、身体が前かがみになる、腹筋だけ意識してしまうためおすすめしません。

腹筋を意識する、腹筋に力を入れる理由は、Gが掛かっても「手足を自由に動かしたいから」です。

腹筋にある程度力をいれることで、運転姿勢が安定し、フルブレーキ(いわゆる急ブレーキ)を踏むときでも正確かつ強くペダルを踏みこむことができ、その上ハンドルを持つ手で身体を支えようとする必要が無いため、足の動作に対して客観的に腕や手の動作を行うことができるようになります。


これっていつも皆さんが乗られているミニバンや軽自動車、HV車、なども同じことが言え、むしろホールド性が低い一般車だからこそ意識すべき点だといえます。

ホールド性が低いからこそ、腹筋で身体をささえ、正確なペダルワークやハンドル操作を行えるようになるのです。


別に目を閉じて走れ、と言っているわけではありませんwww

試しに軽く腹筋に力を入れてハンドル操作やペダル操作をやってみて下さい。

最初はちょっとだけ疲れますが、運転がより簡単に安全にできるようになりますから。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?