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【ライブレポ/BIGMAMA】Short films release party2024に行ってきた【後編】

2024年、7月5日金曜日。八王子MatchVox
BIGMAMA主催、Short films release party2024のライブレポート後編です。

ここから先の後編は、公式では(おそらく)発表されていないセットリストを含めたライブレポートです。ネタバレを容赦なく書いていきます。

ちなみに前編はこちらから。

準備はよろしいですか?
それでは行きますよ。



前半終了!

前半ラスト、We have no doubtの演奏終了間際に「今日はありがとうございました。BIGMAMAでした!」っていっそ清々しく言い放ち、袖に引っ込んでいくメンバー。

ちょっと待てぇい!まだ20分強しか演奏しとらんぞ!?

まぁでもチケ代5500円、1曲大体1000円弱としてもこのセトリならワンチャン有りなのでは……?

なんてことを割と一瞬本気で考えていました。

落ち着け、いやねぇよ。
どこの世界にワンマン20分ちょいで終わらせるバンドがあるっていうんだ。
正気を取り戻した「もっとやってくれー!」というオーディエンスの叫びがフロアに響く。もちろん、私も拍手で再開を促した。
もちろんBIGMAMAのメンバーはそれに応えてくれました。暗転するフロアで、最初よりも大きな悲鳴が上がる。

SE:MEWーAm I Wry? No

https://youtu.be/R_3u7aspmDY?si=B-1XQVYewWEAoQkl

SEが流れた瞬間に言葉にとてもできないほどの感情がこみ上げて死にそうになった。
BIGMAMAの昔の登場SEだ。なんという粋な演出。無論、会場が割れそうな声援に包まれたのは言うまでもない。

8,look at me

SEと共に再び現れたメンバーが、もう一度look at meを披露する。イントロを聴いた瞬間「2周目なのか!? 2周目が来るのか!?」と謎にハイになったのはきっと俺だけじゃないはず。

9,The Game is Over

しかし、2周目ではなかった。
いろいろな意味で裏切られた~!と思いつつフロアの盛り上がりは最高潮。なかなか聴くことのできない名曲に俺自身のテンションも最高潮。

でもなんでここにThe Game is Over?

終演後に知ったのですが、この曲はshort filmsがリリースされる前よりも原曲は既に出来上がっていたとのこと。
しかし、当時メンバーは高校生で技術的に未熟だったために温め修正し、後々リリースされる「Love and Leave」を飛び越え「Dowsing For The Future」でようやく収録されたとのこと。いやはや、すごいな。

10,POPCORN STAR

大好きな曲キター!
リズム、メロも勢いも何もかも好きなのですが、この曲の何が好きかって明瞭に「未来」を語る歌詞が好きなんですよね。
ここからしばらくは今宵の主役でもあった過去のBIGMAMAから、未来のBIGMAMAへとバトンが託されるのに相応しい一曲。

11,PEACE OF CAKE

一気に最新曲!
この曲も強くシンプルに背中を押してくれる応援歌で大好きです。フロアの熱狂はとどまることを知らず。また、ようやくリリースされて皆練習できたのか、ビスたん主役の合いの手が非常に大きく聞こえました。
(もちろん私も練習してきましたよ!最前で失敗したけどな!

12,Time is like a Jet coaster

おあぁぁ~~!!ここでジェットコースターァ!!!
やっぱ2ビートは最高~~~!!!(発狂)

”どうか大人になったその時に 忘れてしまわないように”

Time is like a Jet coaster

歌詞的にも過去のBIGMAMAが好きだった自分から、成長して、一度離れそうになったけれど、それでもやっぱりBIGMAMAが好きな自分に向けられているようで、でも、そういう気持ちも含めてずっと大切にしてほしいと言われているようで泣きそうになりました。

13,Overture

イントロで泣きました(秒殺)

"Okay, ladies and gentlemen, are you ready for the show?"

Overture

もうショーの真っ只中だしガチ泣きしてるから~~!!
地球の正しい廻し方はずっと前から知ってますから~~!!

リリースされたときからずっと好きなんですよ。この曲。というか、私自身BIGMAMAが好きになったのは「And yet it moves〜正しい地球の廻し方〜」からなんです。だからこのアルバムの曲は特に思い入れがあります。

この曲も「これからのBIGMAMA」を強く意識させる曲だったと思う。

14,The Naked King -美しき我が人生を-

これは文句やセトリにケチを付けるなどでは決してないと言わせてもらうけれど、この曲がここにぽっと入っているのが不思議。解説できるようなものが見当たりません。
何か理由が思いついたような方が居たらコメントまでお願いします(切実)
でも、シンプルに裸の王様が久々に聴けたから嬉しい!最近やってなかったですよね~。

15,ロジカルモンスター

16,Paper-craft

「Tokyo Emotional Gakuen」のキラーチューンと「Dowsing For The Future」のキラーチューンの立て続け。フロアはヘドバン祭り。

"薄っぺらな自分も クシャクシャに丸めて捨ててしまい衝動が止まらない"

ロジカルモンスター

というロジカルモンスター。


"僕は酷く薄っぺらなんだ""辛うじて地に足着けています"

Paper-craft

というPaper-craft。

この対比を歌う曲展開の流れは美しすぎた。
そして、めちゃくちゃ盛り上がる……ッ!

17,Utsu2

ニューアルバムの一環として後追い配信という形でリリースされたPEACE OF CAKE、ESORAとの三部作の一曲、Utu2。
やはり新曲はやりたいよね。
後々の曲順を考えるとUtu2の配置はここしかなかったのでしょう。
いや、妥協などではなく。
後々の曲目を並べていったらシンプルに、必然的に、ここに落ち着くんだろうなぁと思いました。

18,I Don’t Need a Time Machine

ああぁぁぁぁ〜!(イントロのバイオリンと同時に膝から崩れ落ちる)
POPCORN STARで「未来」を語っていたBIGMAMAはこのTime Machineでまた過去に戻ってきます。私も引きずり戻されました。
演奏をリードするまおさんが眼の前すぎて今日イチのテンションになりました。

19,seriously

20,little cloud

最高すぎてあかんですわ、この流れ。
この流れが一回のライブで二回聴ける日がよもやくるとは思っていなかった。
ちなみにこの頃(もうちょっと前?)から絶対来るというタイミングで来ていたダイバーが少なくなってきました。
なんでかって、そりゃこんだけ飛ぶ曲が続けば飛ぶほうが疲れ果てるというものですよ。

21,17 (until the day I die)

”色褪せない青春に宣戦布告を”

17 (until the day I die)

そう叫ぶ金井さんは、青春の頃に作ったshort filmsというアルバムを愛しながらも、今宵は戦っていたのかもしれません。
BIGMAMAはまだまだ成長途中。
フロアがどれだけ盛り上がるか、そんなことは些細なこと。
過去のイメージを払拭し、その上で更に新しいBIGMAMAというバンドがどんな未来を奏で、描き、進んでいくのかはまだまだ未知数です。

22,MUTOPIA

ここでMUTOPIA~~~ッ!!
このフロアに居るのは、間違いなく

”気の合う仲間で 恥じらいや遠慮は要らない”

MUTOPIA

BIGMAMAを応援する人たち。
もしも、このフロアにshort filmsをリリースしたばかりの音を求めて期待していた人が居れば、それはいい意味で裏切られたことでしょう。
二周目で見せた未来を走り続けるBIGMAMAの音楽に圧倒された筈。

23,美術 ESORA

”まだまだ未完成なスケッチ”
”そう、描いてみたいよ、イメージの先の世界を”

美術 ESORA

最後にこれからのBIGMAMAの進む先を感じさせる新たな名曲で〆とする。BIGMAMAの今までとこれからを存分に垣間見させ、楽しませてもらったライブになったなぁと思っていた。

24,CPX(2回目)

「どうもありがとうございました!BIGMAMAでした!ラスト!CPX!」

_人人人人人人人人人人人人人人人_
> おまけこそ本編ッ!(嬉死) <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

本日二回目のCPX。MatchVoxの店長もダイブしてました。横目で見てて床に落ちないか本当にドキドキしてましたが(フロアのメンバーは疲れ果ててたから……)。
ちなみにダイバー皆無。全員限界を超越してました。
眼の前のスタッフさんの「あれ……サビなのにダイブこねぇな……」ってリアクションが面白かったです。
このセトリを見て、最終的におまけとして演奏されるCPXという楽曲がいかにBIGMAMAにとって力を発揮し、牽引してきたかが分かる。
色々なところでフロアを盛り上げるために演奏されてきたんだね。
リリースされてから10年以上が経っても、間違いなくCPXは今後のBIGMAMAを支えていく中核となる曲になるのだろう。
ずっと大好き。いつまでも、何度でも聴いていたい。

ライブ後の感想


ライブが終わると毎回多福感と不思議な高揚感に包まれるものだが、この夜のそれはより一層強かった。
日差しが強く、暑い日だった。
それ以上にフロアは熱く、BIGMAMAのパフォーマンスは凄かった。
帰宅して、初めてのnoteを、ライブレポートを書こうとひとりのファンの行動を変え、決意させるくらいには。
早く次のライブの予定を入れたいな。またライブに行きたい。
次のBIGMAMAはどんな曲で、どんな景色を見せてくれるんだろうか。
そう、シンプルに思ったのでした。

おしまい。

Thank you, Hachioji MatchVox and BIGMAMA, for an unforgettable experience!


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