10代最後に

先週,20歳になった。

10代最後の日は,銭湯に行った。
そこで,久しぶりにめちゃくちゃ考えた。

考えた結果,今まで考えていた点が線となり結びついていったような気がする。

特に将来について。
20代,何をして過ごすかで,その先が決まってくる。重要な時だから,
何をすべきなんだろう。何をしたいんだろう。何が得意なんだろう。というのを考えた。

高校2年の時から,ずっと僕はデザインに興味がある。
しかし,その一方で,自然を通した教育やボーダレスジャパンのような社会問題をwin-winで解決しようとする会社もとても魅力的に見えている。

デザインの中でも,特に映像,写真,グラフィック。
主にブランディングがやりたいと思っている。

それで,今までブランディングと自然教育や社会問題。
どこか結びつきそうで,結びつかなくてすごくモヤモヤしていた。

けれど,銭湯に行った時,
自分がやりたいことは,風呂敷を広げること・展開することなんだなということが分かった。

ものや存在物には,必ず良いところがあって,
それは人によって変わるんだけど,人によって変わるということは,必ず良い点が視点の切り替えによって存在しているということ。

僕はそういうのを見つけて,拡大したり,展開したり,違った形で魅せる仕事がしたいんだなということに気が付いた。

ブランディングは,特にそういうことを得意としていて,1つのロゴマークから,あらゆるメディアに拡大したり,展開したり。
ブランディングそのものが,商品の良さに見る視点を変えながら向き合う行為だと思っている。

そして,自然教育も,人の眠っている部分だったり,知らなかった人間的な側面に向き合う機会を作りたい。展開したい。という思いがある。

ボーダレスが魅力に感じていたのは,展開することに長けているからだと思う。
人が見捨ててしまうような部分に向き合って,少しでも良い方向はないか。探っていく仕事をしていると僕は感じているから,魅力的に写っている。

だから,展開することがやりたい。

写真はそれをもう少し分かりやすく説明してくれる。
写真は,単なる日常。をその人から見た良い画角で,構図で,色味で切り取ることで,作品になる。
そして,それは,新聞や広告や,ドラマや映画など,様々なメディアに展開されていく。

その写真が撮られた近所に住んでいる住民がその広告を見ると,え。こんな良い場所あったけ?と思ったり,こんな素敵に見ることもできるんだと新たな視点が追加される。

そういうことをしていきたい。

また,良いところを見つけて展開するということは,自分の過去にもつながっている。

自分が不登校だった時,応援してくれた人もいたし,批判してくる人もいた。
でも,最初の方は批判してくる人にしか出会えなかったから,しんどい思いをした。
そういうところからやりたいと思うようになったと思う。

クリエイティブ分野の勉強が好きで,今もやっているけれど,
展開していくこと。良いなと思った作品を分析したり,パクったり,
それができるようになったら,良い作品と良い作品の本当に良い部分を抽出して組み合わせて自分の作品を作る。
そういうのは得意で,楽しいと思ってやっている。

以上。将来のやりたいことが,10代最後の日になんとなくまとまったこと。

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