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「捨て本」堀江貴文さんより

モノがなくなり、身軽になるほど、行動のスピードは上がり、アクセスする情報や世界のステージは高まっていった。
持ち物の少なさと、行動力は比例すると言っても過言ではない。
だから、なるべく持ち物を減らしてみることをお勧めしたい。
きっと、見える世界が変わるだろう。

断言する。モノへの愛は、ほとんど思い込みである。

モノの量は、思考の密度を奪う。

これは、誰しもが納得するのではないか。
目の前がゴチャゴチャしていると、普通思考は落ち着かないものだ。
ごく一部の天才は、この限りではなかったみたいだが。

安心するために必要だったモノは、逆に不安を増幅する装置となる。

豊かに生きるためには、モノや他人への執着を捨て、今を生きること。

諸行無常は「捨てること」に通じる。
それは、人間の本質であり今も昔も変わらない。

「所有」という概念はだんだんと溶けていき。やがては遺物となっていく。
所有欲は、状況によれば行動のモチベーションにもなる。
でも所有欲が人を幸せにすることはない。
あるとしたら一瞬だ。

「獲得」と「所有」は違う。

喜びはモノを所有しなくても満たせる。
釣りに行って、大きな魚を釣り上げる瞬間を思い浮かべて欲しい。
釣り上げたら、リリースをしても喜びは残るはずだ。

逆に、うまく手放していければ、本当に欲しいものへと手を伸ばすことができる。

「金で満たされるものに時間と出費を投じるのは、無意味である」。

好きなことをやり続けていと、特につくろうと努力しなくても、勝手に友達はできる。
何かに時間を忘れるほど熱中していれば、必ず同じものを好きな人が集まってくるからだ。
どんなニッチな分野でも、必ずだ。

プライドを大事にしていいことは、これっぽっちもない。

今の時代、部下から信頼されていない上司ほど、会社で居場所の危うい存在はない。

さらにSNSで、ひどいパワハラの実態が拡散されたら、社会的な制裁を受ける可能性もある。
インターネットは、良くも悪くも世界を繋げたが、良い点をあげれば「悪いこと」がしづらくなったということだ。
キャッシュレス化がこのまま進めば、税金逃れもしづらくなるだろう。
現金のみのお店がなくなる未来がくることを期待したい。
今回のコロナ騒動で、お金自体が不衛生だということも分かってきた。
これを機に一気にキャッシュレス化を進めて欲しいものだ。

本音を言える側の方が、圧倒的に強い。
人間関係において、お互いの価値観が異なっていることがわかる」のは、思考の質を高めるうえで、非常に大事。

一緒にいて楽しくない人たちに好かれようとすると、自分を見失ってしまう。
人生において、自分を捨ててはいけない。

絶対に、いけない。

誰かがあなたについてどう思おうが、それは何も問題ではない。
それは、相手側の問題。
自分を守れるのは、自分だけだ。

まず、「他人のせいにする」クセを、捨ててしまおう。

他人は、何の責任もとってくれない。

そして、他人を自分の力で変えられるなどという幻想は、捨ててしまったほうがいい。他人は、当の本人の意思でしか変わらない。

やりたいことを先延ばしにする時間の方が、もったいないとも書いてある。

本当にやりたいことがあるのなら、親や友人からお金を借りてでも始めてみたほうが得られるリターンは大きい。

「捨てる」ことに寂しさはついてまわる。

「水が低きに流れるように、自然に身を任せる」。

周りに流されるのではなく、自分の川の流れに逆らわず、自分の運命に逆らわずにただゆっくりと流れていけば、必ず行くべき海へ出られる。

「捨てる」痛みは、ゼロにはできない。
しかし、痛みを感じないくらい忙しく、やりたいことに熱中していればいい。
人間は、暇になると余計なことを考えてしまう生き物だ。

自信は捨てるものではないが、過度な自己評価は捨てていい。

アウェイで必死に努力すれば必ず、新しい獲得がある。

モノが捨てられないのは、欲しいモノが明確ではないからだ。

持ち家信仰は、今のように変化の激しい時代には真っ先に捨てるべき。
人生の時間は限られている。

好機をとらえ、行動のスピードを上げることを、最優先する。

状況を受け入れて、できることを積み重ね、次へつなげていくこと。

罰ゲームの中でも、きっとできる。

罰ゲームは、必ず終わる。

気持ちの完全な合致は無理。

だけど、ポイントごとに、つながることはできる。

仕事で使うとか、用途があるなら別だが、捨てられるものは捨てる。

そして、いまこの時間の価値を高めてほしい。

時間とは、すなわち、命である。

どのように時間を使うか?という意識に全神経を傾けてほしい。

こだわりを捨てて、新しい行動を起こす。
縛られそうなものは、捨てる。

モノはもちろん、人間関係もだ。
自分が把握出来る範囲に、人間関係を絞ってみよう。
おそらく、50人くらいが限界だろう。

マインドシェアがひとつのものに占められていると、必ず不自由を生む。

邪魔なモノは捨てて、負荷の少ない配分を常に心がけておこう。

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