見出し画像

安売りの大きな罠。質が悪いのはクレーマーとか大体客

以前、格安の食べ放題の飲食店で働いていたことがある。その店の価格は、高校生が「安い!」と言うほどのものだった。
安い価格を売りにしているから、最近の値上げラッシュの中でも、簡単に値上げすることができない。

日本の飲食店は安かろうが、とても美味しく質が高すぎる。

  • 味→質が高い

  • 接客→丁寧すぎる

  • お店の雰囲気→綺麗

以前海外旅行でタイに行った時、商業施設のインフォメーションのお姉さんが、スマホで動画を見ながら仕事をしていた。
その光景を見て衝撃を受けた。

少し話はそれたが、ほとんどの日本の飲食店は質が高すぎる。

だからこそ値上げをしても、値上げ額に沿った品質を保っていると思っている。
だが、安売りの大きな欠点に気づいてしまった。

僕は「横浜家系ラーメン」がとても大好きだ。
だけど、お金を使い過ぎた時は「幸楽苑」の中華そば290円(税抜き)を食べていた。
だが現在は、値上げのご時世で厳しくなったのか、490円になっている。
内容も少しグレードアップしているが、大体500円払うのであれば、追加で数百円払って「横浜家系ラーメン」を食べようとなってしまう。

幸楽苑のラーメンも美味しくて、大好きだが、プラスでお金を払って「横浜家系ラーメン」に行ってしまう。
これは安売り問題だと感じた。

幸楽苑単体で見れば、値上げ後でも安いし、美味しいので、問題がないように思える。
だが、ラーメンを販売しているのは幸楽苑だけではない。

安い商品を値上げするのは、相当な覚悟が必要だと感じた。

少し前Twitterで「ラーメン一杯800円程度であるべき」という考えや、「このラーメン1500円くらいで販売してもいいのに」と言う意見がネットで話題になっていた。
僕は後者の意見に賛成する。
前者はただ単に顧客のわがままで、後者(店員が自由に決められる)は正当な決め方だと思う。

商売をするとき、商品やサービスが売れるために安売りをしたくなる気持ちもわかる。
でも、後々のことを考えると、安売りは大きな罠になることもある。だから、適正な価格をつけて、長期的な経営を考えることが大切だと思った。

安売りでも日本の飲食店の質は高いと言ってきたが、一つととても質の悪いものがある。

ここから先は

1,269字
この記事のみ ¥ 300

メンバーシップ加入で、全ての記事が閲覧できます。