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eCPMとは?

"effective Cost Per Mille"のことです。

リスティング広告やディスプレイ広告などのいわゆる運用型広告でよく出てくるのですが、"CPM"は1,000回広告表示あたりの課金額を示しています。

一方、"eCPM"はクリック課金型の広告を"CPM"で横並びにして比較するために用いられる指標です。そのため、計算上では"eCPM=CPM"となります。

運用型広告ではほとんどのケースで"品質スコア(広告の想定クリック率とほぼ同義)"が存在します。運用型広告ではこの"品質スコア"と"入札金額"の掛け合わせによるオークションが行われ、広告枠の買い付けを行います。競合他社より高い"CPM≒eCPM"を提示した企業の広告が実際にWebサイトなどに掲載される仕組みとなっています。

"eCPM"は品質スコアの高い広告クリエイティブの制作が求められ、運用者の手腕によっては広告の費用対効果が大きく左右します。

計算方法
eCPM(円) = 入札額(円) × 想定クリック率(%) × 1,000(回)

■eCPM計算例題
以下のeCPMはいくら?
1.入札額:100円、想定クリック率1.5%
2.入札額:200円、想定クリック率1.0%
3.CPM:1,000円、想定クリック率1.8%
4.1~3の中で最もCPMが高いのは?

■eCPM計算例題答え
1.100 × 0.015 × 1,000 = 1,500
2.200 × 0.01 × 1,000 = 2,000
3.1,000 (CPM≒eCPM)
4.2