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Python 3 エンジニア認定基礎試験 合格体験記

どうも、ゆーしんです。
この記事は身内アドベントカレンダー20日目の記事です。
昨日はいんげん君の個人開発の話のはずです。
進捗どうですか。

12/18(日)に表題の資格を受験し、無事合格しました。本日は試験について振り返っていきます。

ところで、このテーマを決めた12月上旬時点では受験申し込みすらしていませんでした。
本当にね、受かってよかったです。危うく不合格体験記か、申し込みすら忘れて何食わぬ顔で2022年ベストバイのアイテム紹介するところでした。

本題

試験情報

今回受験した「Python 3 エンジニア認定基礎試験」は、一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会が主催する、Pythonの基本文法を問う試験だ。

試験の基本情報としては以下のとおり。
試験日程 :通年実施
試験方式 :CBT 選択方式
試験時間 :60分
問題数  :40問
合格ライン:70%
試験範囲 :Python チュートリアル(オライリー・ジャパン書籍)から出題

なお、このチュートリアルは全く同じ内容がネットで無料で読める。
本は必須ではない。
もちろん紙媒体がいい人もいると思うので、その辺は好みで。

受験動機

一番の動機は「会社から報奨金が出るから」なのは間違い無いのだが、それも味気ないのでいい感じのことを書いておこう。

動機① 仕事で新しいことが勉強できていないから
まず前提として私のスキルだが、
・システムエンジニアとして4年目
・Perlで構成されたレガシーシステム担当
・ここ最近は外部設計とシステムテストが主でコーディングはご無沙汰
・Java開発経験:半年くらい
・Python開発経験:皆無
といった感じ。

最近の興味の方向として、NoSQLやデータ分析など、データベース技術の応用に関心がある。
この手の分野のサンプルは、結構Pythonで書いてあることが多く、直近試そうと思っているものもPythonのモジュールで提供されていた。

手軽に何か試すという点で、この言語は優秀なイメージがある。使えた方が何かと便利なので、ついに手を出すことに決めた。
自分の性格上勉強するためには、目標を決めないとだらだらしてしまうことが分かりきっていた。
ので、わかりやすく資格取得に狙いを定めて基本を学ぶことにした。

動機② あわよくば転職ネタにする
既に触れた通り、私は技術面が弱い。
いざ転職だ!となった時、経験を尋ねられて「レガシーシステムを5年ほど…」では自信を持って面接に臨めない気がした。

資格と開発スキルが直結しないことは理解しているが、資格を持っていることで、
「流行りの技術を勉強する気概くらいはあります」という言葉に説得力が出ると思う。
皆さんが採用担当だった時のことを想像して欲しい。
同じくらいの開発経験のエンジニア二人、資格のある方とない方でどちらの言葉を信じたいだろうか。

試験勉強について

勉強期間は約2週間。時間にして15、6時間。もう少し少ないかもしれない。
とにかく短期集中で、出るところを重点的に学習した。

では出るところとはどこかと言うと、これは公式から情報が出ている。
先に述べたとおり、この試験の範囲はオライリーの書籍の内容に準じているのだが、「何章から何点分出題されるか」という情報が全部公開されている。以下はその表。

優しすぎやしないか?

パッと見で配点が高い3〜5章だけで22問。55%をカバーしている。
ここに加えて、4問出る8・10章で計30問。75%なので合格ラインを超える。
あとは単純な知識問題の取りこぼしがなければ余裕を持って合格できるということがわかる。

試験勉強の進め方としては、
①チュートリアルの出るところを読む
②公式の認定模試を解く
③間違えたところをチュートリアルで読む
④たまにサンプルコードを動かす
これらの繰り返しで少しずつ得点を上げていった。
最終的には模試で9割が出るようになった。

試験申込と試験当日

受験には、試験を運営するOdysseyのアカウントが必要だ。
アカウントを作ったら試験会場をネットで予約。
会場によって試験開催日が違うので、受けたい日が決まったらまずは会場を押さえること。

会場は全国にあり、私は小さなパソコンスクールで受験した。
試験はSPI試験でお馴染みのCBT方式なので、試験開始時間が多少前後しても問題ない。
準備が出来たら開始し、終わったら途中退出できる。
その場でスコアレポートが印刷され、合否がわかる。
後日、正式な合格証が届くらしい。

私の成績

配点の高いところは大体取れた

得点率は85%。
先述の「出るところ」の得点率は、
3章 5/6
4章 9/9
5章 6/7
8章 3/4
10章 3/4
合計 26/30
この時点で全体に対する得点率は65%で、あと2問どこかで取れていれば受かる程度の点数だ。
作戦通りである。

試験時間は60分だったが、20分で見直しまで終わった。
見直して尚取りこぼした15%=6問は、明らかに捨てた分野の知識が3問、本当に間違えたのが3問。
もう2〜3時間勉強時間が取れていれば詰められたかも知れない。ちょっと悔しさも残る結果だった。

総評

・試験対策が立てやすい、難易度低めのお手軽試験。
・問題数も時間に対して少ないので余裕を持って解ける。
・これからPythonを触りたい人が受けるのが丁度いい。

おわりに

近しい友人は勉強熱心な人が多く、いつもいい刺激が貰える。
この記事が、誰かの勉強のモチベーションにつながることがあればとても嬉しく思います。

明日はけーる君の「覚えゲーじゃん!」です。
このセリフ、任意のゲームで聞いたことある。
お楽しみに。

アドベントカレンダーもあと5日、今年はあと11日です。嘘でしょ?
残り少ない2022年ですが、走り切っていきましょう。

それでは。

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