備忘録、脱皮するザリガニ

ちょっとマガジンを整理しようと思って、自分の書いた過去のnoteを読み直していたのだが、我ながらなかなかいいことを書いていて少し驚いている。

確かに、投稿するものについては通しで何回か読み直して、言葉通りがいいか、語彙がしっくりくるか、私にとって真実であるか等を確認し、納得がいってから投稿ボタンを押しているつもりではあるから、あとから読んでも自分が共感できる文章になっているはずではあるのだが(納得できなかったものはまだ下書きに眠り続けている)、なんというか、自分が励まされたのが意外だったのだ。

最近どうしようもなく弱って、仕事のモチベーションもテンションもだだ下がりだったのだけれど、過去の自分は真摯に自分の中のほんとうを綴っていて、そうだ、こんな気持ちを持っていた、これは確かに私の真実だった、と思い出させてくれた。

これは、一種のナルシシズムなのかもしれない。しかしそんなに悪いものでもないような気がする。なんていうか、脱皮したザリガニみたいな。
ザリガニは脱皮すると自分で殻を食べて栄養にする。私も、自ら解き放ったかつての自分の一部を、脱いだ殻を、自分の真実を、また自分が食べて栄養にする。そういうイメージ。

過去の私は今の私を助けうるし、今の私は未来の私を助けうる。ひょっとしたら未来の私もあとから今の私を救ってくれるのかもしれない。
だから明日も頑張ろう。これからもほんとうのものを書いていこう。たまには読み返して元気出そう。
そう思った。

そう思ったことを、今日は忘れないように書いておく。いつか読み返して、いいこと言ってるじゃん、と思えるように。

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