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松尾友雪〈Yusetsu Matsuo〉
2024年5月4日 16:50
この街にあるいくつもの孤独な睡眠が並べられたドミノのように倒れて行けば、爽快な目覚めになるに違いない。「詩は歌詞ではないから鼻歌にはなれないのさ」と巻貝が云った。不安定な記憶に課せられた秩序が綺麗に崩壊したら詩は正常に認識されるだろうか?分断されたスクランブル交差点、スマホを掲げる外国人観光客とタバコを吸っている浮浪者をカメラが盗み撮り、夜空は抽象画のようだ。人それぞれだから言い争いなんて無意味だ