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松尾友雪〈Yusetsu Matsuo〉
2022年8月15日 09:20
まだ、何者も歩いていない、無垢な静寂を踏んで行き、朝を鏡に収めることで、何かが高まる。その愛の名前はなんだろう?私達は重力の中でしか走れない。それはまるで呪いのように体に染み付いている。何世代も自分の重みに耐え続けたせいだろうか。もう、傾きもなく愛されることは出来ない。嵐が去った朝を踏み締める、雑踏は邂逅を求めている。だが誰と出会うのだろう?今日も幻想から目覚めて、君は仕事に出る