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2022年8月の記事一覧

重力の朝

重力の朝

まだ、何者も歩いていない、
無垢な静寂を踏んで行き、
朝を鏡に収めることで、何かが高まる。
その愛の名前はなんだろう?

私達は重力の中でしか走れない。それはまるで呪いのように体に染み付いている。何世代も自分の重みに耐え続けたせいだろうか。もう、傾きもなく愛されることは出来ない。

嵐が去った朝を踏み締める、
雑踏は邂逅を求めている。だが誰と出会うのだろう?
今日も幻想から目覚めて、君は仕事に出る

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