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いじめてきた相手の気持ちを考える。

いじめという出来事が
どうして、自分の人生で起きたのか

その意味を見出そう。
今とのつながりを見つけよう。

そんな気持ちで
何回かに分けて、書いてきました。

そろそろ終わらせたいので
かっちり書いていきます。

僕は僕と話すのが
今のところ一番素直でいられるので

今回も僕と話していこうと思います。

さて。

やりましょうか。

以下
枠無し 僕
「」  僕


トントントン

「どうぞ」

ガチャ

「おかえり」

ただいま!

「いよいよ最終章ですかね」

に、したいですね

「しましょうか」

今までは
いじめられた時の心境や
今にどう役立っているのか

『自分』に目を向けてきた。

「そうだね」

今回は、相手に目を向ける。

「正直気乗りしないよね。仏を目指してるワタクシでも、ひどい事言ったりしたりしてきたやつの気持ちを、なんで考えないといけないんだって、やっぱ思ってしまうよ」

そうなんだよね。
だからこの話をするのは
しっかり時間の取れる今日にした。

がんばろうぜ

「がんばるゼーット」

で、今日考える事を整理する。

この間、お師匠に相談したら

・どうして相手は、いじめてきたのか?
・相手が話し合いで解決しなかったのは、なぜなのか?
・相手がこのコミュニケーション(いじめ)しか取れなかったとしたら、それはなぜなのか?

といった点を考えてみるといい。と教えてもらった

「相手は、僕に対して嫌な事があっていじめてきてたとしても、それは話し合いで解決できたかもしれないよね。それをいじめという手段をとったのはなぜか、考えるのか」

知らんがな!!
こっちはつらいんじゃ!!

で終わらせてもいいんだけど
それじゃずっと、ズルズルピーマンしちゃうよね。

「悲劇のヒロインを抜け出せないね」

てことで、ちゃんと相手の立場にたって考えて
出来事を冷静に見つめ直そうと思う。

「よしきた」

対象となる相手は、父親といじめっ子。
どっちからいこうか

「まずはいじめっ子からいこう。いじめの当事者だし」

じゃあまず、どうしていじめてきたのか?だね

「自分になにか気に入らない点があったんだろうね。なんだろうか」

僕って結構イキってたじゃん。
暴言吐きまくるし
ふざけて叩いたりとかよくしてたし

「遊びにきてくれた子と一緒にゲームして、負けてブチギレて追い返した事とかあったな」

クズ野郎すぎる…

「非常に申し訳ないと思っている」

なにかと、やりすぎ、いきすぎた事はしてたね

「学校にゲームやマンガ持っていって、授業中に遊んでたりしてたし。他の子たちにもすごい横暴な態度をとってたね」

自分を中心に世界をギュンギュンに回していましたね

「なにかと仕切りたがりだったし、みんなで遊ぶ時も他の子の意見より自分の意見を通そうとワガママ言ったりしてたし」

そんな子供、修正してやる!!

「これが若さか・・・」

さて、そんな自分のことを
いじめっ子はどう思っていただろうか

「うーん、まあ気に食わないよね。一緒に遊んでるのに自分の意見は聞いてくれない、何かあるとすぐ叩く、学校での態度もさすがにやりすぎ」

イキりすぎてて自分で書いててつらいんですが。

「同じく、いや、つらいねこれ、恥ずかしいわ」

がんばれ、オレ

「がんばる、オレ」

いじめてきた、その子にとって
どんなところが気に食わなかったんだろうか?

「んー、その子っていわゆる陽キャでいつも中心にいるような子だったから、僕が中心で何かとしようとするのは嫌だったと思う」

そういう側面もあったかもしんないね
けど、それでいじめにつながるのはちょっと弱い気がするなあ…

「んー、相手は友達思いで優しい子だったよね」

いじめられといてこんな風にいうのは
だいぶ気に食わないけど。

たしかに友達思いだったね

「その子からしたら、僕は友達を大切にしていないように見えたんじゃないかなあ。その子も含めて」

僕は人を大切にするをモットーに生きてるんですが!!!

「今はね。当時はそんな事思ってなかったよ」

ドゥグァァアア!!

「重い一撃をくらいましたね」

友達を大切にする、という価値観を持つ子に対して
反することをしていたら

そりゃ、嫌なやつに感じるよね。

「嫌われてもまあ、おかしくない」

けど待ってよ
友達を大切にしたい子が
友達をいじめるって、矛盾してるじゃん

「友達、という枠から外れちゃったんだろうね」

悲しすぎる

「それだけ我慢してくれてたんだと思うよ。僕は気づかなかったけど、いじめる前にもしかしたら嫌なこととか伝えてくれてたのかもしれない」

相手は話し合いをしなかったんじゃなくて
する機会を僕が拒否してたのかもしれないのか。

「かもしれないし、言えないくらい押さえつけるようなコミュニケーションをとっていた可能性もある」

ひどい事するわ・・・

「ロビン・・・」

溜まりに溜まって、
友達というフィールドから除外されたんだな

「今思えば、そうだよね。友達思いの子が友達をいじめるって変な話だもの。友達の枠から外されるくらい、僕は相手を大切にしていなかったんだと思う」

友達を大切にしないやつは友達じゃねえ!
いじめてやるぜ!!ってなったのかな?

「どうだろ。徐々にじゃないかな」

JOJOに?

「違くないけど違う」

「初めは、最近少し嫌だな。という小さなものだったのかもしれない。それが僕がグループから少し離れたことによって、アイツウザいよなって話がグループ内で出てきたんじゃないかな」

主犯と思ってたその子だけじゃなくて
みんなに、嫌われてたってことか。

「そうかも。みんなの意見が一致して『アイツはウザイ』が強まっていって、その結果がいじめという行為に繋がったんだと思う」

ワイ嫌われすぎやろ

「こればっかりは、想像だからなあ。誰かが、あいついじめようぜって言ったのかもしれないし、みんなでアイツをいじめようぜってなったのかもしれない」

そういえば、冷静に思い返すと
仲良かった子達って、6〜7人いたけど

いじめてきたのって、その内の3人だよね

「他の子は一緒にはいたけど、直接してきてたのは確かに3人だけだったね。なんでだろう」

僕はその3人に対して結構強く当たってた気がする。

「たしかに。馬鹿にした態度をよくとってたな」

その3人の中にあった、
僕に対する嫌な感情が合わさって
いじめっていう行動につながったのか。

「個人の『嫌だな』っていう意識が、集団での『あいつを攻撃しよう』って意識に変わってたのかもね」

とりあえず。

僕は相手に対して嫌な行動を積み重ねていた

その結果、不満の募った子達が
いじめという行動をとった

という感じですかね。

「因果応報、突然いじめられたと思っていたけれど、ちゃんと繋がりがあって出来事は起きていたね

今思ったんだけど、さっきの話さ

「ん?」

嫌な思いをした。
あいつを攻撃しよう。って

やり返してやるって思いもあったのかな

「こんなに嫌な事してきたから、あいつにもやってやろうぜ、っていう考えは多少はあったかもしれない」

それって、
僕がいじめっ子に対してやり返したい。
って思ってたのと一緒だよね。

『自分のつらい気持ちをわからせたい』って。

「あ、たしかに」

相手も、こんなに嫌だったんだっていうのを
いじめるっていう行為で表していたのであって

根本的には
相手にも同じ目に合わせたい、それ以上にやり返したい

=嫌だったつらい気持ちをわからせたい

だったのかもしれない。

「嫌いな僕に対して『嫌いだ』というのを、いじめという手段でおこなっていたわけだよね、相手は。それって、こんなに嫌いなんだぞって、自分の気持ちを伝える行為でもあるよね」

彼らも一生懸命
自分の気持ちを伝えていたのか、いじめで。

「かもしんないね、想像だけど」

一つ目の
どうしていじめてきたのか?
を、考えるだけでもこのボリューム

「つづきは次回ですね」

なかなか終わらんもんですなあ。
早く終わらせたいんだけれどね

「そのうち終わるさ」

続きもよろしくたのむ

「まかせな」

じゃ、またくる

おっけ、またな

ガチャ

バタン


お師匠からいただいた宿題

・どうして相手は、いじめてきたのか?
・相手が話し合いで解決しなかったのは、なぜなのか?
・相手がこのコミュニケーション(いじめ)しか取れなかったとしたら、それはなぜなのか?

このうちの一つがおわりました。

ささっと残り二つも終わらせたいです。

引き続き、ばんがります

現場からは以上です。

それではまた次回

今日もみなさんが
相手の気持ちを優しく捉えて、平和に生きられますように

フジタ

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