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【盗難】海外を一年半放浪して経験した大きなトラブル5選

こんにちは、自転車で世界一周中のゆーせいです。約一年半の北アメリカ大陸放浪で私が実際に経験した各種トラブルをまとめてみました。


①体調不良


まずは海外旅行あるあるの嘔吐・下痢・体調不良です。日本人は一部で世界一胃腸の弱い国と揶揄されますがそれを身をもって体感しました。
元々あまりお腹の強くなかったわたしはカナダとメキシコでひどい下痢に襲われ数日ダウン。グアテマラではゲボと下痢に同時に襲われ一日ダウンしました。カナダで初めての下痢に襲われた時はひどい土砂降りの中で野宿していて、屋根のある寝床の近くに下痢するわけにもいかないのでびしょびしょになりながらうんちを垂れ流し、人間の尊厳を奪われた気分になったことをよく覚えています。

また、カナダではデンプスターハイウェイという約900kmに及ぶ未舗装路を単独走行中に喉風邪をひいてしまい、病院どころか周囲200kmに人家すらないというような状況で不安になったのもかなり印象的でした。

②自転車が壊れる


パンク、チェーン切れ、テントのポールが折れるなど旅行中はさまざまな機材トラブルに見舞われました。
パンク・チェーン切れくらいは日本一周の時から何度も経験しているので自分でなんとか直せますが、その他バッグの部品が無くなったときやギアが壊れた時、泥が詰まって全く動かない時、などはなんとか自分で「今何をできるのか」を冷静に判断しながら対処するしかありません。そういう時に限ってネットはつながっていないんですよね…涙。
機材のトラブルの中で、一番キツかったのはトレーラーぶち折れ事件です。荷重と未舗装路のガタガタにトレーラーの軸が耐えられずに折れてしまったんですが、まさかこんなところが折れるとは思わず、これがないと荷物を全く運べないのでその場で立ち往生、途方に暮れたのをよく覚えています。紆余曲折あってなんとか走れる状態になりましたが詳細は動画で!!

③盗難


やはり対人トラブルが一番精神的には疲れます。キューバでぼったくりお兄さんに付き纏われた時とか流石に少し疲れました。何より一番キツかった対人トラブルは盗難です。パナマでドローンを盗まれ、アメリカでは自転車ごと一式盗まれました。パスポート、PC、クレカ、何もかも全て盗まれたので、当時は絶望し一時帰国がチラついたのをよく覚えています。その後は警察車両3台で盗難者の家に突撃するなど色々な展開がありました。
現地在住のかおりさんシラージさんに色々とサポートしていただき、なんとかパスポート再発行やキャンプ用品の買い揃えを1ヶ月かけて行い、無事再出発することができました。当時はyoutubeの視聴者の皆様にもコメントで励ましていただきありがとうございました。

④熊遭遇


日本にいる時よりも野生の獣に対する意識がどうしても高くなります。代表的なのは野宿してると食べ物をネズミやリスに食われる。犬に追っかけられる、これくらいはよくあります。犬は地域によって放し飼いの番犬みたいなスタンスの場所に行くと、3軒くらい連続で犬が出てきて吠え追いリレーがはじまるので注意が必要です。

一番死ぬ!と思うのは熊との遭遇でした。そして自転車でカナダ・アラスカを旅行するなら、遭遇率は100%と言っても過言ではないでしょう。
私も5回以上熊を見かけています。アメリカのヨセミテ国立公園でも遭遇しました。ただ、こういう時は恐怖で映像を撮るどころではないので、映像は残っていません、下手に立ち止まって撮影するよりそのまま走り抜ける方が安全だと思うからです。とにかくカナダの北の方を走っているとカナダの方は「ベアスプレーは持ってるか?」「テントから食べ物と匂いのするものは離せ」と口を酸っぱくして言われます。白夜、信じられない量の蚊、熊対策と何かと特殊な状況のカナダ野宿。カナダでの野宿の注意点はこちらの動画にまとまっています。

⑤財布の紛失

私はものの紛失癖が凄くて、何度も物を無くしてしまいます。
都度探すのに時間を取られるのですが、財布の置き忘れはもう何度経験したことか…
コスタリカで財布を紛失した際はとうとう動画を撮る余裕までできてしまいました。

まとめ

今回の旅行では自転車走行中の事故・転倒は0で済んだのでそこは本当によかったです。
大きなトラブルや危険は事前に予防策をよく考えることでその多くは回避できます。ゆーせいはアホなので何度もやっていますが…
予防策しっかり考えて、それでも起こってしまうトラブルには帰国を含む様々な対応策を臨機応変に対応できるようにしましょう
旅行は辛いことばかりではありません、しっかり予防して楽しい旅行に望みましょう。

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