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え?!魚の鮮度は気にするくせに話の鮮度は気にしないの?

フリーランスの猿渡です!
「自分のやりたいことを実現し幸せに生きていく」をテーマにまずは自らが好きな様に生きて経験を皆さんに伝えています!

皆さんは「話の鮮度」を意識したことがありますか?僕は普段からめちゃくちゃこれを意識しています。

「話にも鮮度がある」そんな事をわざわざ僕が問題提起しなくてもみんなわかっていると思います。

今日の天気の話を2週間後にされてもしょうがないし、キン○リのメンバーが事務所を脱退した話を1年後にされてもそんな事はジャニオタを筆頭に周知の事実なのです。

では今回僕は何をnoteに書き、自分のどのような考えを伝えたいのか?

そう。

天気とかキン○リのメンバー脱退とかそんな「時事のお話」ではなくて「昔話や武勇伝話」の鮮度についてです。

この鮮度を気にしている人としていない人では大きく人生が変わるといっても過言でないと思っています。

そして今日は僕が身を持って体験した鮮度が高い話を続けていると良いことが舞い込んできた実体験も踏まえてnoteを書いていきます。

世の中にはびこる賞味期限切れの昔話や武勇伝話

「俺はカクカクしかじかでこうこうこうであれだったんだよ!そんでな?...」

新橋のガード下や新宿三丁目にいけば今にも繰り広げられていそうなこんな会話。皆さんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

僕の個人的な独断と偏見に基づいた統計によると属性としてはある一定の実績を上げたり、収入や地位を確立し始めた30代中盤の男性を中心に急激にこの「武勇伝マン」は増加をはじめ40代後半にはピークを迎えます。

僕はそんな話をされている時僕は恐縮ながら心の中で0.8掛けして聞いています。

人間ってどうしても過去の出来事は思い出補正がかかってしまいます。良い出来事についてはついつい1.2倍、ひどい時は1.7倍にして話してしまうものです。盛りどころではなく大盛りなのです。

そんな大盛りを普通盛りに。
いや、普通盛りより少なめに。僕は頭の中で変換しているのです。

僕は過去の話や武勇伝話嫌がいなのか?

全くもってそうではありません。僕が気にしているのは話の「鮮度」であり、この「鮮度が高い武勇伝話」であればとても興味があります。一方で鮮度が低い賞味期限切れの話はもう味のないガム同然でなんの興味もないのです。

ではこの「鮮度」の違いは何なのかを次の章で解説したいと思います。

鮮度の「高い話」と「低い話」

鮮度の「高い話」と「低い話」の定義についてまずは整理します。
僕の中では以下の様なポイントをもとに判断鮮度を判断しています。

繰り広げられた過去の話が時系列的に限りなく現在に近いものであるかや、その話に関することが今にいきているのかなどをポイントとしています。

もう少し具体的に例をあげてみることにします。

鮮度が高い話の例

・昨年から開始したEC事業の売り上げが今月〇〇万円となった
・トップセールスとなり会社のマネージャーに昇格して現在は
 〇〇の改善に取り組んでいる

鮮度が低い話の事例

・名門校の野球部で甲子園に出場した経験がある
・若手の時に全社でMVPを獲得した

この違い。いかがでしょうか?
前者は近い過去の経験から現在の話につながっています。一方で後者は昔の成功体験であり、すでに過ぎ去った話に他なりません。

鮮度が高い話をした方が良い理由とその結果

鮮度の低い過去の成功体験を何度も思い返しては口にする人の特徴は現状に対する劣等感が強い人ほどこの傾向にあります。

過去に囚われ、昔の成功体験を語ることによって人に「すごいですね!」と言ってもらうことで気持ちを安定させ、自分を価値ある人間だと認識する。
ここに大承認欲求モンスターが誕生するのです。

他人からすればそんな正味期限切れの話を何回もされても「お、おぅ。。。」としかならないことにも気がつかず。

誰だって過去の話はします。
しかし、過去や思い出の中を生きて鮮度の低い話を引っ張り出してはいけません。

では逆に鮮度が高い話をし続けるとどんなメリットがあるのでしょうか?
僕は20代前半からめちゃくちゃこの鮮度を意識して生きてきました。

そんな僕をケーススタディとしてご紹介しましょう。
イメージですが遡っていいのは2年ほど前の話までです。
〜2年ほど前までの話であれば話の内容も深く話せますし、信憑性が高いという特徴もあります。

■新卒人材営業時代(23〜24歳)

22歳まで僕はフットサルの日本最高峰のリーグであるFリーグに参加しているチームの中で活動していたことがありました。新卒当時営業職だったのですがこれは使わない手はないと、あらゆる営業の場面でこの「フットサル」「Fリーグ」というキーワードを使い倒しました。

すると、「へぇ〜スポーツマンだったんですね!今度一緒にやりましょ!」とか「誰とプレーしたことあるんですか?」こんな話が飛び交うようになり興味を持った人が徐々に集まってくるようになりました。

■スタートアップ営業時代前半(25〜26歳)

25歳になるとさすがに22歳の時にやっていたフットサルのキーワードは賞味期限切れです。ここで私はランサーズ(https://www.lancers.co.jp/)というフリーランスを支援するクラウドソーシングの会社に所属しました。

2018年、大企業が続々と副業を解禁し巷ではフリーランス元年とも呼ばれ個が活躍する時代がやってきました。ここで僕は「フリーランス」「副業」というキーワードをゲットします。

これを武器に僕はまた外に出て行きます。すると、「どうやって副業するんですか?」「外部人材の活用でフリーランスを検討しているのですが教えてください!」次々に色んな方に興味を持っていただきお会いすることができました。

■スタートアップ営業時代後半(27〜28歳)

好調の時間は長くは続きません。数年経つと「フリーランス」「副業」というキーワードだけでは弱くなってきます。そんな時に僕は当時の部署の営業マネージャーに就任しました。

「次はこれだ!」僕は上場企業スタートアップのマネージャーという肩書きを手に入れ、この話をしながら名刺を渡しまくればまたみんな会ってくれるのでは!と思いそこから顔を売るつもりで毎月100名にお会いすることを決めて動き出しました。

するとこれは意外や意外。その経歴について興味があるというよりは「毎月100人にあってるんですか!?」「人に会って新規開拓されてると聞いたのですがやり方教えてくれませんか?」と、営業手法を知りたいという人たちが集まってくるようになりました。

■フリーランス・ブラジル時代(29〜30歳)

営業関連でネタが尽きた僕はどうやったらみんなに僕に興味を持ってもらうことができるだろうかと次なるネタ探しを始めました。話は2年前までしか遡れません。とにかく鮮度が大事!!!

色々考えた挙句僕は「そうだブラジルに行こう!」「仕事やめちゃえ!フリーターってなんかカッコ悪いから開業してフリーランスにでもなるか!」と新たに鮮度の高いネタ作りを始めることにしました。

↓↓なぜブラジルに行ったか詳しく知りたい方はこちらから↓↓

その結果。
これどうなったとおもいます??

誰から連絡をいただいたか忘れないようにリスト作ってました笑

なんと、僕のブラジルでの生活やフリーランス、ノマドとしてどうやってお金を稼いでいるのか聞きたい!とのご連絡が続々と増えていき帰国する時にはなんと100名以上の方から会いたいと連絡をいただくことができました!

そしてこの鮮度高いブラジルの話を持って皆さんとランチをしてカフェに行き、夜はお酒を飲むことで僕はなんと次なるお仕事やチャンスをゲットしているのです!!!!

驚きじゃないですか?
就職活動とか案件を取る営業活動とか提案とか一切していません!
話の鮮度にこだわり最新のネタを作り、それを皆様に提供することによって興味を持っていただいた方々と今僕はお仕事をしています!!!

最後に

いかがでしたでしょうか?
僕はとにかく話の鮮度にこだわり最新のネタを提供し続けることによってこれまでご飯を食べ、生きてきました。おそらくこれからもそうします。

だから僕のブラジルネタの賞味期限もあと半年ほどじゃないかなと思っています。だから僕は次なるネタをもう仕込み始めています。

さて皆さんは「魚の鮮度は気にするくせに話の鮮度は気にしない」そんな人ですか?それとも常に新鮮なインパクトのあるネタを提供し続けていますか?

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