見出し画像

「ゲフンゲフン」と「スワ」

SNS上でのやりとりで、久しぶりに見た言葉。

「ゲフンゲフン」だ。

相手にすれば、自分の返信に「w=わら」を結構付けていたので、
「仕事中のやりとり」での笑いかと思っただろう。

しかし、この「ゲフンゲフン」という言葉に、自分は「反応」した
んですね。

自分がゲフンゲフンという言葉を、最初に目に付いたのは、
確か「5ちゃんねる」あの当時は「2ちゃんねる」だったと思う。

「ゲフンゲフン。これ以上は言えまい・・・。」
「ゲフンゲフン。おっと誰か来たようだ。」
的な使い方だったと思う。

彼女は自分の事を「ワイ」という。
女性が「ワイ」という言葉を、一人称で使う人も見掛ける。

いったい。
ゲフンゲフンとは、いつ頃から使われていたのだろうか・・・。
もともとあった言葉なのだろうか?

調べてみると、
「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!! マサルさん」というマンガで
使われて流行ったらしい。
このマンガを自分は知らない。
しかしかの週刊少年ジャンプ連載だったらしく、1995~1997の作品
らしい。
確かに自分がゲフンゲフンを見掛けたのは2000年代だったと思う。

彼女は配信者である。
しかし自分は見に行ったとしても「1~5分程度」しかいない。
深夜のバイト。つまり作業中に流しておこうか。と思っていた時も
あったけれど、それももう無くなってしまった。

だが、彼女はSNS上で「違った一面」を見せる。
それが本来の彼女なんだろうと、自分は勝手ながら思っている。

例えば。
自分はよく「殴る」という言葉を、私生活でよく使う。
「よし。殴り合おう。」
「殴り合えばええやん。」
「殴ったらええねん。」と、簡単に言う。

これを本気にしてはいけない。というのは、仕事仲間ならば分かる
言葉なのだけれど、顔の見えない人にも使ってしまうために、
一歩引かれる事もあるだろうね。

逆にこの言葉を全く使っていない人もいる。
その人は「しっかりとした礼節が必要だな。」と思っているから。

では、この言葉を使っている人には、自分が土足でドカドカと
入っているのかというと、そうではない。

「自分には無い面白さを持っている人」だから、使っているのです。

このゲフンゲフンは「死語」になりつつある。
それを臆面もなく使っている彼女が面白いのである。

しかし。
言葉にしたら、笑えてしまう( ´_ゝ`)

本当の死語に「スワ」という言葉がある。
「ああっ!」「それっ!」「いやっ!」などの感嘆詞だったらしく、
「スワ!一大事!」のように使われていたらしい。

この言葉は「昔の(昭和前期)古新聞」を見ると、よく使われている。

この「スワ」まで行かなくとも、ゲフンゲフンという言葉を使う彼女は
なかなかセンス有る人なんだろうなと思っている。

色々なカテゴリで。
人それぞれの行動や考えを「認識」する事の楽しさは本当に尽きない。

前にも書いたかもしれないですが、自分は「聞き役」に徹する人で、
かといって「うんうん」と相槌だけを打つような人でもなく。
「相手の話を聞く力」というのが、相手への認識とともに人間関係を築く
上で、とても重要だと思っている。

だから、一方的に相手に何かを伝える事が無い。
いつもの言葉に戻せば( ´_ゝ`)

「孔雀じゃあるまいし、なんで羽広げて一方的に話さなあかんねん」
という感じです。

色んな人を認識し、その中で自分が触発される。勇気づけられる。
そういった人間関係の「幅」を広げていきたいものです。

ゆうさん

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?