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mogumoのこれから(プレシリーズA調達を終えて)

こんにちは、Oxxx代表の黒瀬優作と申します。

このたび、2023年6月にプレシリーズAを行い、これまでと合わせて累計1.8億円の資金調達をいたしました。

Oxxx(オックス)の仲間やご支援いただいている関係各位、家族、そしてmogumoをご利用いただいているお客様、いつも本当にありがとうございます。

約1年前、D2C業界が逆風で、社会的にも少子高齢化であったり、一見するとあまり良い市況でなく、プレッシャーの中でmogumoをリリースしました。

しかし、そんな不安をよそに、予想以上の受注が入り、大慌てで対応。
在庫もなく、サプライチェーンが整っていない中、経営メンバーで配送調整などを当時のオフィスであった深夜の小学校の教室で行なっていました。
(当時はお客様にご迷惑をおかけして本当に申し訳ございませんでした...)

そこからも決して簡単な道のりではなかったのですが、奇跡的な出会いやご支援があり、今日のリリースを出すまでに至りました。今日は、この場をお借りして、改めて僕たちが目指す世界やなぜ実現したいのかをお伝えさせてください。

はじめに

僕は起業する前、営業マンとして全国を飛び回る生活をしていました。
目標ができるとそれに向かって一生懸命になる性格なのもあり、当時は仕事に没頭する毎日。

家事はほとんどすることもなく(するべきなのですが...)、正直苦手です。料理も自分一人ならカップラーメンでも全然良いくらいです。

そんな僕にも娘が生まれ、生活も価値観も一変しました。
1歳すぎた頃に娘の食事に関して悩みが生まれました。初めての育児というものあり、周りの友人に相談してみると、みんなそれぞれ悩みを抱えており、悩みは違えど、多くの家庭は子どもの食事に悩んでいると知りました。

子どもに身体に良いものを食べさせたい、健やかに育ってほしいという願いはどの親御さんも共通のはず。僕自身が娘の食事で悩んでいた親だからこそ、そんな親御さんの願いにお応えしたいと「mogumo」を立ち上げました。

娘もmogumoが大好きです!笑

幼児食をご存じでしょうか?

離乳食は聞いたことあるけど、幼児食はあまり聞き馴染みがない人もいるかもしれません。

幼児食は離乳食完了期から大人の食事に移行するまでの準備段階の食事のことです。(だいたい1歳6ヶ月から6歳くらいまでが対象年齢になります)

偏食や栄養バランスの不安など、幼児食にまつわる悩みは多岐に渡りますが、僕は幼児食の課題は大きく「買う選択肢」と「楽しく食べる体験」が足りないという2つだと思っています。

mogumoは「D2Cxエンタメ」で幼児食を変えていきます。

今さらD2C?と言われるけれど

実は、mogumoはOxxxとしては2つ目のD2C事業になります。当初は歯磨き粉のパーソナライズサービスに取り組み、リリース前にボツにしました。実現したい世界に向かって、日々楽しく仕事をしてきたと思っていますが、決して会社として順風満帆だったとは言えません。

僕がmogumoを構想し、投資家の方や先輩経営者に相談した時に、

「D2Cってもう下火でしょ?」
「今さらD2Cなんて儲からないよ」
「市場の広がりがない」

とよく言われました。

しかし、D2Cにはまだまだ可能性があると確信しています。
D2Cこそmogumoがお客様へ提供できる価値を最大化させられると。

僕は、Oxxxが提供するサービスを通じて、「子育てをするすべての人のパートナーになる」という信念を掲げています。

そして今ではその実現に向けて、多くの専門家の方々がmogumoを支えてくれています。
他にも徹底した子ども目線でのサービス開発や豊富なECの運用経験などさまざまな強みを活かし、着実に成長を続けられています。

リリース1年で累計25万食突破しました

現在、累計販売食数は30万食を突破し、無料幼児食相談のご利用者も1.3万人以上の方々にご利用いただいています。今後、市場を牽引するリーディングカンパニーになるべく、まだまだ成長余地のある国内の幼児食市場を拡大させていきます。

ゆとりが生む優しさを届けたい

大人と同じ食事だと必要な食事量や栄養が違うので、わざわざ別で作る必要があったりして、幼児食を作るのって実はかなり手間がかかるんです。

それでも幼児期の子どもはイヤイヤ期や偏食、食べる環境によって食べたり食べなかったり毎日変わります。一生懸命作ったのに、食べてくれないと悲しいですよね...

mogumoのコンセプトは「子どもに”笑顔” ママに”ゆとり”を届ける幼児食」。

楽をするって悪いことじゃないと思うんです。
体調が悪かったり、お仕事で疲れていたり、なんとなく気分が乗らなかったり、ママもパパも人ですから頑張れない日だってありますよね。

気持ちに余裕を作るために、自分の負担を減らしてあげる。
そうすることで、子どもや家族と楽しい時間ができるなら、楽をしてもいいと思うんです。

mogumoは「ただ単に楽をするための冷凍食品」ではありません。
「子どもが食事を楽しむ」体験を提供するサービスです。

そのために、子どもが楽しんで食べる工夫をたくさん凝らしています。
ママパパにとって大変だった食事作りの時間が家族と楽しめる時間になり、子どもは楽しい食事の時間に変わる。mogumoは育児をするすべての人のサポートツールです。

(子どもアンバサダー制度も取り入れて、子どもお墨付きの商品しかリリースしないのも特徴です!)

家族のために。それがきっと社会のためになるから

僕の好きな言葉に「道徳なき経済は罪であり、経済なき道徳は寝言である」というものがあります。会社である以上、利益を出していかなければなりません。しかし、何のために働くのかということもとても大事。

Oxxxのミッションは「あなたの生活に一番寄り添う」です。会社のミッションであり、僕が実現したいことでもあります。

仕事を通じて社会をよくしたい。でも、一番近くにある環境って家族なんですよね。家族が幸せであれば、きっとその輪は拡がっていく。僕にとって一番の「あなた」は家族。家族に寄り添い、Oxxxに関わってくれる人の輪を拡げて社会が良くなることをしていきたいと思っています。

最後に

まだ発表できていない楽しみなことがたくさんあります。
ぜひ2周年目のmogumoにも期待していただけると嬉しいです。

そして、お客様、メンバー、関係各位の皆様、株主の皆様、mogumoを通じてこれから出会う皆様、支えてくれる家族。改めていつも本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

思ったより長文になり、失礼しました。
お読みいただきありがとうございました!

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