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playlist.47weeks2018

毎週更新している自分用プレイリスト。
今回は去年の47週目に作ったものです。

今は、SpotifyとかAppleMusicのおかげで、
月1,000円弱で大量の曲が聴けます。

しかし、忘れていく曲も大量です。
良い曲たちを忘れてしまわないためのプレイリストでもあります。

2018年47週目のプレイリスト

1. Winston (feat. 鎮座DOPENESS)|KID FRESINO
2. Something|TENDOUJI
3. Weird Circles|Tera Melos
4. When the Catholic Girls Go Camping, The Nicotine Vampires Rule Supreme.|Giraffes? Giraffes!
5. Chevalier Bulltoe|Totorro
6. Potage (Audiotree Live Version)|tricot
7. 遊戲|エレファントジム
8. electric foundation|underslowjams
9. Zone|LITE
10. butterfly|WOMAN
11. Black Beatles (feat. Gucci Mane)|レイ・シュリマー
12. 魅力とは?|GIRLFRIEND
13. Hull Down|Homecomings
14. 魔法|サニーデイ・サービス
15. NOW|サニーデイ・サービス

KID FRESINO

KID FRESINOのアルバムが新しかった。いや、すごく古かったのかもしれない。

曲を構成している要素のすべて知っている。
歌はラップ、音はプログレっぽい感じで、全体的にちょっとメロウな感じ。

知ってるんだけど、曲やアルバムを通して聴いた時の印象は「新しい」。
このようなアウトプットをできる人が良いもの作り続けるのではないかと思っている。

カルチャーの焼き直し

この記事の最後の方の『カルチャーの焼き直し ディスクロニア (dyschronia) 』を思い出す。

00年代以降の文化状況は過去に停滞・回帰することで未来がキャンセルされている。全てがメディアに記録されることにより、文化的な時間の直線状態が乱れ崩壊している。つまり、前進の感覚がないことを意味する。決定的に新しいものがないために、過去の文化やメディアの焼き直し、再構成が「古い」と感じさせないままに受け手に享受される。レトロなものが、すでに慣れ親しんだ満足感を最小限の変化の中で、手取り早く保証してくれるので、すでに成功したものに似た文化的な生産物が生み出されていく傾向にある。

ここでは、「カルチャーの焼き直し」的な手法は否定的な意味も含んでいるが、私は肯定的に思っている。

新しいものは古いものと古いものが合体して生まれていることが多いと感じている。まったく新しいものは受け入れられずに消えていく。新しすぎて消えていったアーティストは数え切れない。

「文化的な時間の直線状態が乱れ崩壊している」ので、古いものに溢れている。あらゆるものがネット上にあるから、すぐに引用できる。

ネット上に過去のものが出揃ったら、どんどん新しいものが出てくるんじゃないかと期待している。

フリッパーズ・ギター

そういえば、昔フリッパーズ・ギターが海外(ロンドンだったかな?)でライブデビューした時の現地の人の感想が雑誌に載っていて、「メロディも、ギターのフレーズも、スタイルも、すべてを過去に観たことがある。しかし、新しくて初めてみた」的なことが書いてあった。

新しいものは、古いものを集めてきて編集することで生まれるんだと思う。

もちろん、本当に新しいものも生まれていると思うけど、人々が受け入れれるかはどうかで考えると、一部の人だけになってしまうだろう。そして、続けられなくなって消えていく。

だから、古いものが合わさって編集されているものは、人々に受け入れられやすい(新しくて面白いと思ってもらえる)のだろう。

AppleMusic & Spotify


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