カルチャーに生きる

漫画やゲームやアニメなどのカルチャーに生き、30代、40代である程度遊び尽くすとむしろ人として、動物として真面目に生きてこなかった自分への後悔が浮き彫りになってくる。phaさんやプロ奢さんなどが今訴えてるのはそのあたりなんじゃないかなーという気がして、それは共感してしまう。結婚や出産のような人類がずっと繰り返してきた平凡な営みにはある一定の理があり、小手先のカルチャー遊びでは癒せない何かはあるのかもなーとか。
自分も作品を作ることには興味はあるし、話題作が出てくるとちょっと遊ぶくらいにはカルチャーへの興味がなくなった訳では無いものの、自分はいつか死ぬ、健康は普通にあるものではない等の動物としての側面のほうが興味があるというか気になるようになってきたと思う。
とはいえ、ある程度カルチャーで遊び尽くした自覚を持っての上での感覚だなとは思うし、今アニメやゲームが楽しくて仕方ない人に関しては素直に謳歌すればいいと思う。ただ何か違うよなーとか虚しさみたいなものを感じたとすれば舵切りの時なのかなぁとは思う。行き方はコロコロ変えたほうがいろんな人生体験できて豊かな気もするしね。

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