【シティS1優勝】トドロクツキ(古代バレット)立ち回り解説【全文無料】
【はじめに】
ご高覧いただきありがとうございます。
前回の構築解説を思いのほか多くの方に読んでいただいたため、各対面ごとの動きについてもnoteを書くことにしました。
古代バレットを使用している方や使用を考えている方の参考になれば幸いです。
軽く自己紹介させていただきます。
関東でポケカをしているユーリィと申します。
ポケカ公式チャンネルのメンバーを箱推ししています。
おすすめの動画は「二人羽織ポケカ」です。
実績
2023シティリーグS4 優勝 ロストカイオーガ
2025シティリーグS1 優勝 古代バレット
【共通の要素】
多くの対面で共通している要素をまとめておきます。
例外については各対面の項目にて再度説明します。
○構築
一般的な構築と比較して、
・かがやくゲッコウガの不採用
・ボスの指令の不採用
という2点がプランに影響しそうな要素かと思われます。
かがやくゲッコウガに関しては、対面ごとに出して良いかどうかを記載しておきます。
ボスの指令に関しては採用していない想定で説明しますが、ボスの指令で勝ちとなる場面も出てくるため、採用している場合は脳内変換していただければと思います。
各カードの詳細な採用理由については構築解説のnoteをご参照ください。
○先攻後攻
相手のデッキがわかっていない場合は先攻を取ります。
○スタート優先度
相手のデッキがわかっていない場合の優先度です。
イダイナキバ
トドロクツキ
ハバタクカミ
(かがやくゲッコウガ)
マシマシラ
モモワロウex
○サイド落ちを確認すべきカード
トドロクツキ
スーパーエネルギー回収
夜のタンカ
すごいつりざお
カウンターキャッチャー
基本あくエネルギー
○目指す盤面
【タケルライコex】有利
2024年10月20日作成
○先攻後攻
再戦などで相手がタケルライコexだとわかっている場合は後攻を取ります。
○サイドプラン
タケルライコex または イキリンコex
タケルライコex または オーガポンみどりのめんex
タケルライコex
という2-2-2を目指します
○警戒すべきカードとおおよその採用枚数
ブライア 1枚
ナンジャモ/ジャッジマン 1枚
○目指す動き
目指すべき状況は、相手に2枚目のサイドを取られた返しのターンでこちらもサイドを2枚取り、残りサイド4-4にすることです。
後1からサイドを取られ始めた場合は先3、先2からサイドを取られ始めた場合は後3でサイドを2枚取るということです。
このようにすると、
①相手にサイドを1枚取られる|残りサイド6-5
②こちらがバトル場を攻撃|残りサイド6-5
③相手にサイドを1枚取られる|残りサイド6-4
④こちらがサイドを2枚取る|残りサイド4-4
⑤相手にサイドを1枚取られる|残りサイド4-3
⑥こちらがサイドを2枚取る|残りサイド2-3
⑦相手にサイドを1枚取られる|残りサイド2-2
⑧こちらがサイドを2枚取る|残りサイド0-2
という流れで勝つことができます。
この流れはたねex主体のデッキ全般に有効な動きです。
タケルライコex対面で最も警戒すべきカードはブライアですが、⑦でブライアを使われたとしても残りサイド2-1なので問題ありません。
④と⑥のターンでカウンターキャッチャーを使うことが多いです。
とにかく④の状況にすることが重要であるため、②で無理に攻撃するよりは、しっかり準備に回して④で何かしら倒せるようにしましょう。
理論上は3回の攻撃で勝つことができるため、序盤はオーリム博士の気迫での盤面形成よりも、探検家の先導での山札圧縮を優先したいです。
当然ですが、相手が準備に時間がかかっていればそれだけ余裕をもって戦えます。
逆に上記の動きができなかった場合、少々苦しい展開となります。
仮に上記の④でサイドを取れなかった場合、
①相手にサイドを1枚取られる|残りサイド6-5
②こちらがバトル場を攻撃|残りサイド6-5
③相手にサイドを1枚取られる|残りサイド6-4
④'こちらがバトル場を攻撃|残りサイド6-4
⑤'相手にサイドを1枚取られる|残りサイド6-3
⑥'こちらがサイドを2枚取る|残りサイド4-3
⑦'相手にサイドを1枚取られる|残りサイド4-2
⑧'こちらがサイドを2枚取る|残りサイド2-2
⑨'相手にブライアを使われてサイドを2枚取られる|残りサイド2-0
という流れで負けてしまいます。
④'の状況になってしまった場合は、⑥'と⑧'でカウンターキャッチャーを使い、エネルギーがついたオーガポンみどりのめんexを優先して倒すようにしましょう。
もしくは相手の山札が少なくなっていてナンジャモやジャッジマンがトラッシュにあるなら、イダイナキバによるLOを狙うことも視野に入れましょう。
○予想される相手の動きとその対策
タケルライコex側は上記の動きをさせないように立ち回ってきます。
まず考えられることとしては、③のタイミングで手札干渉をして④でサイドを取れなくする動きです。
しかしこれは相手側にもオーリム博士の気迫を使わずにワザを使うハードルがある上に、ナンジャモの場合は6枚引けるため致命的にはなりにくいと考えています。
次は⑤のタイミングで手札干渉をして⑥でサイドを取れなくする動きです。
相手の盤面にエネルギーが溜まっており、オーリム博士の気迫を使わずにワザを使える状況だった場合は警戒すべき行動です。
可能であれば④のタイミングでともだちてちょうを使用してオーリム博士の気迫を山札に戻しておきましょう。
また、ベンチに1エネ付きのトドロクツキとエネ無しのトドロクツキがいる場合、1エネ付きのトドロクツキに2エネ目を手貼りするのもアリです。
基本的にはベンチ2匹に1エネずつ付けるのが理想ですが、山札にエネルギーが少ない場合など、手札干渉後にエネルギーをつけられない恐れがある時は1匹を優先して育てましょう。
体感で最も狙われやすいのが、⑦のタイミングで手札干渉をした上で、勇気のおまもり付きのタケルライコexでサイドを取る動きです。
⑧ではカウンターキャッチャーが使えないため、バトル場のタケルライコexを突破する必要があります。(ボスの指令を採用している場合はベンチのポケモンを呼んで勝ちです。)
対策としてはとにかく強い山札を作っておくことと、⑥でベンチにおまもりのついていないタケルライコexがいた場合にそのタケルライコexを倒しておくことです。
相手がこの動きを狙っている場合、⑦では手札干渉をするためにオーリム博士の気迫が使えない関係上、⑤ではベンチでタケルライコexを育てつつチヲハウハネやオーガポンみどりのめんexで攻撃してくることが多いです。
そのような様子が見られた場合は、カウンターキャッチャーでタケルライコexを倒しに行きましょう。
すでにベンチのタケルライコに勇気のおまもりがついていた場合は、次のターンに290ダメージが出せるように、あだうちやばねのダメージアップを目指しましょう。
○まとめ
たねexが主体で手札干渉も多くないことから、順当に動くことができればかなり勝ちやすい対面です。
急いで攻撃を始めるよりは、あだうちやばねのダメージを上げてから攻撃する意識で戦うと良いと思います。
また、きょくらいごうでエネルギーをどこに残しているかはしっかり確認しましょう。
オーガポンみどりのめんexに多く残すようであればブライア、タケルライコexに多く残すようであれば手札干渉を狙っているという指標になります。
○その他
かがやくゲッコウガは出して問題ありません。
ブーストエナジー古代がそこそこ活躍する対面です。
きょくらいごうの要求枚数を増やすほか、チヲハウハネのねっしょうどとうで倒されなくなります。
安易にコストにせず、状況を見て判断することをお勧めします。
また、相手がチヲハウハネで攻撃してきた場合は倒しても倒さなくてもどちらでも良いです。
倒すメリットはサイドが奇数になりブライアを使えなくできること、デメリットはナンジャモで引ける枚数が減ることと攻撃回数が増えることです。
これも状況を見て判断することをお勧めします。
【リザードンex】不利 ※未完成
【ドラパルトex】無理 ※未完成
【サーナイトex】五分
2024年10月20日作成
○スタート優先度
再戦などで相手がサーナイトexだとわかっている場合の優先度です。
イダイナキバ≒トドロクツキ
ハバタクカミ
(かがやくゲッコウガ)
マシマシラ
モモワロウex
○サイドプラン
相手がサイドを先行してきた場合
サーナイトex
バトル場のポケモン×4
という2-1-1-1-1を目指します。
相手がサイドを先行してこない場合
サケブシッポ
バトル場のポケモン×5
という1-1-1-1-1-1を目指します。
○警戒すべきカードとおおよその採用枚数
アンフェアスタンプ 1枚
ナンジャモ 3~4枚
フトゥー博士のシナリオ 1枚
カウンターキャッチャー 2枚
○目指す動き
サーナイトex対面は相手の動き方によって目指す動きが変わってきます。
前提として、こちらからは絶対にサイドを取り始めません。
こちらから攻撃した場合はカウンターキャッチャーを使えないため、勝つまでにトドロクツキを6匹育てる必要があります。
その間にこちらはアンフェアスタンプとナンジャモで4~5回の手札干渉を受けることになります。
山札が整っていなかった場合、いずれ攻撃できないターンが生まれてしまいサイドを逆転されることが多いです。
そのため、相手が攻撃を始めるまではベンチで2匹のトドロクツキを育てながら山作りに専念しましょう。
場に最低でも2エネ付きトドロクツキが2匹と1エネ付きトドロクツキが1匹おり、相手が次のターンも攻撃できなさそうな場合などは、先にサイドを取っても良いかもしれません。
再戦などで相手がサーナイトexだと分かっている場合、スタートの優先度はイダイナキバとトドロクツキが同程度となります。
スタートがイダイナキバの場合は、相手が攻撃してくるまでじばんほうかいを使えるためリソース消費を狙えるようになります。
相手がなかなか攻撃してこず、すごいつりざおやナンジャモが多く落ちた場合はそのままLOを狙えることもあります。
しかし、相手が早めに攻撃してきた上にイダイナキバを無視してきた場合はイダイナキバを逃がす必要があり、後々縛られる対象が残ってしまうことが懸念点です。
スタートがトドロクツキの場合は、何もすることがないためひたすら待ち続けることになります。
しかし、盤面をアタッカーだけにすることができるため、縛られて止まる負け筋を作らずに戦えます。
このようにイダイナキバはハイリスクハイリターン、トドロクツキはローリスクローリターンというイメージなので、好みで決めて良いかと思います。
ただし、スタートポケモンが何であれベンチに3匹目のトドロクツキを出すことは避けましょう。
縛られる対象を作らないために、基本的に盤面のポケモンは3匹以下にしたほうが良いです。
ここからは、相手が攻撃してきた際の動きで分けて説明します。
相手が攻撃してきた時点で、相手の手札と山札の合計が15枚以下かつナンジャモやすごいつりざおが複数枚トラッシュされている場合
イダイナキバによるLOが狙えます。
ただし、相手の山札がそれだけ少ないということはこちらの山札もかなり少ないことが想定されます。
自分がLOしてしまうリスクを考えてから狙うようにしましょう。
特に、山札に残っているサポートが探検家の先導ばかりの場合は、自分が先にLOするリスクが大きいです。
一旦トドロクツキでの攻撃に切り替えてリソースを消費させてから最後にLOで詰め切るという動きもできるので、柔軟に対応しましょう。
個人的には早々にLO一本に決めることはお勧めしません。
相手が攻撃してきた時点で、サイドを取ってきた場合
盤面がトドロクツキのみになった場合は、カウンターキャッチャーでサーナイトexを倒しに行きましょう。
その時点でサイドを逆転できるため、そこからは手札干渉を乗り越えて攻撃し続けられるかどうかの戦いになります。
ベンチにエネルギーが1個ずつ付いたトドロクツキが2匹いるという理想盤面を維持しましょう。
特に最初のサイドを取った返しのターンでは高確率でアンフェアスタンプを使われるため、ベンチにエネ2個付きのトドロクツキと1個付きのトドロクツキを用意できていると理想的です。
盤面にイダイナキバが残っている場合は、カウンターキャッチャーでマシマシラを倒しに行きましょう。
サーナイトexを倒してサイドを逆転してしまうと、カウンターキャッチャーでイダイナキバが縛られた上でアンフェアスタンプを使われることになります。
それを避けるため、相手のサイド1ポケモンを倒し続けながらイダイナキバにもエネルギーをつけ、縛られる恐れがなくなったタイミングでサーナイトexを倒すようにしましょう。
ただし、こちらの残りサイドが3枚になったあたりでフトゥー博士のシナリオを使われる可能性が高いため、それまでにはサーナイトexを倒しに行く必要があることに注意してください。
相手が攻撃してきた時点で、サイドを取ってこなかった場合
これが一番厄介なパターンで、サケブシッポのほえさけぶでベンチのトドロクツキに120ダメージを与えてきます。
120ダメージを負ったトドロクツキはマシマシラのアドレナブレインによりいつでも倒されるため、サイドを取られていないのに実質サイドを取られた状態となってしまいます。
この状況でバトル場のサケブシッポを倒すと、アンフェアスタンプ+アドレナブレイン+ほえさけぶで、手札2枚でバトル場は育っていないポケモンという状況にされます。
おおむね負けですね。
こちらの盤面にイダイナキバがいる状況でこのプランを狙われた場合はサイドを取り切るのがかなり難しいと考えられるため、即LO狙いに切り替えても良いかもしれません。
イダイナキバがいない場合はサイドを取り切る動きを狙います。
目指す動きは、
・ダメージを負ったトドロクツキにブーストエナジー古代をつける
・ベンチにマシマシラを出してエネルギーをつける
という2つです。
ほえさけぶで120ダメージを与えてきた場合、相手のバトル場には残りHP30のサケブシッポがいるため、マシマシラのアドレナブレインで倒すことができます。(勇気のおまもりは知りません)
そのまま新しくバトル場に出てきたポケモンをトドロクツキで倒せば残りサイドは4-6(実質5)となり、サイドを逆転できます。
つまりそこからは手札干渉を乗り越えて攻撃し続けられるかどうかの戦いになります。
なお、バトル場にはダメージを負ったトドロクツキを優先的に出しましょう。
相手目線ではダメージを負ったトドロクツキはアドレナブレインで倒す必要があるため、バトル場に出すことで
・そのターン中にアドレナアブレインで倒しきる
・カウンターキャッチャーを使う
・サケブシッポを回収してベンチポケモンを倒す
という3つのどれかを強要できます。
まぁサーナイトex側がどれも達成できないことは基本的にありませんが、少しでもリソースを使わせましょう。
○予想される相手の動きとその対策
サーナイトex側にできることが多すぎる上に、私がサーナイトexデッキの使い方を知らないため、書けることがありません。
なんなら上記の動き以外の戦い方をしてくる可能性もあります。
アドリブ力が求められるかもしれませんが、先に攻撃させる以上、サイドを2枚取りするターンを作る必要があることは意識しておきましょう。
○まとめ
相手の動き次第でこちらの動きも変える必要があるため、難しい対面です。
相手が実際にサイドを取ったかどうかに関わらず、攻撃された=サイドを1枚取られたという認識で戦いましょう。
とにかく手札干渉を乗り越えられるかどうかにかかっている対面なので、縛られるポケモンを残さない盤面作りと、動きが止まらないような山作りが大切です。
また、相手が古代バレットと戦い慣れていない場合、長考されることも多いです。
時間切れを避けるためにも素早いプレイングを心がけると良いと思います。
○その他
かがやくゲッコウガは縛られる対象となるため出さない方が良いです。
上記のように、アドレナブレインの要求値を上げるためにブーストエナジー古代が使えます。
攻撃を受ける前につけてもあまり有効ではない(180ダメージ与えてくる)ため、必ずHPを調整する攻撃を受けてからつけるようにしましょう。
一方で、ブーストエナジー古代を大事にしすぎると、手札干渉後の外れが増えることになります。
そのため、1枚か2枚だけ残して他は早めにトラッシュしてしまうのが良いかと思います。
【ルギアVSTAR】五分
2024年10月20日作成
○スタート優先度
再戦などで相手がルギアVSTARだとわかっている場合の優先度です。
トドロクツキ
ハバタクカミ
イダイナキバ
(かがやくゲッコウガ)
マシマシラ
モモワロウex
○目指す盤面
○サイドプラン
先2アッセンブルスターの場合
チラチーノ
チラチーノ
ルギアVSTAR
チラチーノ(レガシーエネルギー)
ルギアVSTAR または ガチグマアカツキex
という1-1-2-0-2を目指します。
○警戒すべきカードとおおよその採用枚数
ナンジャモ 2~3枚
レガシーエネルギー 1枚
○目指す動き
再戦などで相手がルギアVSTARだと分かっている場合はトドロクツキを優先してスタートポケモンにしましょう。
ルギアVSTAR対面は、相手が攻撃し始める前に攻撃できた分だけ勝ちやすくなるためです。
プランを考えるにあたり、レガシーエネルギーが絡んだ際のサイドレースを考慮する必要があります。
レガシーエネルギーは倒したときに取れるサイドを1枚少なくする効果を持っていますが、これをサイドレースで考えると、2-1交換を仕掛けてくる効果と言い換えることができます。
これだけでは分かりにくいと思うので具体例を挙げて説明します。
レガシーエネルギーがついていないルギアVSTARなどのサイド2ポケモンと戦う際、先に攻撃されたと仮定すると
例1)2回のあだうちやばねで倒す→サイドを2枚取られた後にサイドを2枚取り返すので1-1交換(正確には2-2交換)
例2)1回のあだうちやばねで倒す→サイドを1枚取られた後にサイドを2枚取り返すので1-2交換
というように、2回攻撃で倒せればサイドレースで同等、1回攻撃で倒せればサイドレースで有利となります。
しかし、この時レガシーエネルギーがついていた場合、
例1')2回のあだうちやばねで倒す→サイドを2枚取られた後にサイドを1枚取り返すので2-1交換
例2')1回のあだうちやばねで倒す→サイドを1枚取られた後にサイドを1枚取り返すので1-1交換
というように、2回攻撃で倒してしまうとサイドレースで不利、1回攻撃で倒せればサイドレースで同等となります。
つまりレガシーエネルギーがついたサイド2ポケモンは、一撃で倒さないとサイドレースで不利となってしまうということです。
さらに問題となるのはチラチーノと戦う場合です。
レガシーエネルギーのついていないチラチーノに攻撃された場合、
例3)1回のあだうちやばねで倒す→サイドを1枚取られた後にサイドを1枚取り返すので1-1交換
というように、必ず1-1交換となるのでサイドレースは同等です。(あだうちやばねが100ダメージ以下の状況は考慮しません)
しかし、レガシーエネルギーがついていた場合、
例3')1回のあだうちやばねで倒す→サイドを1枚取られた後にサイドを0枚取り返すので1-0交換(実質2-1交換)
というように、絶対にサイドレースで不利となってしまいます。
まとめると、
・レガシーエネルギーがついたサイド2ポケモンを2回攻撃で倒す
・レガシーエネルギーがついたチラチーノを1回攻撃で倒す
のどちらかをしてしまうと、その時点で2-1交換されたことになります。
このように理不尽な2-1交換をしてくるという点がルギアVSTAR対面の厄介な部分になります。
仮にサイドを1枚先行して戦い始めることができたとしても、どこかで必ず2-1交換されるため、こちらも1-2交換を1回しないと勝てないということです。
冗長な説明となってしまい申し訳ありません。
これを踏まえて、サイドの先行枚数でパターンを分けて、目指す動きを説明します。
サイドを2枚先行したパターン
相手の動きが悪く、ルギアVやネオラントVなどを2回のあだうちやばねで倒した場合などが考えられます。
このパターンは流石に優勢であると言え、レガシーエネルギーによる2-1交換をされたとしてもサイドを1枚先行した状態であるため、1-1交換をし続ければ勝つことができます。
つまり、HPの高いルギアVSTARやガチグマアカツキexも2回攻撃で倒せれば問題ないということです。
とにかくトドロクツキが攻撃し続けられるように意識しましょう。
このパターンとなった場合、相手は1-1交換を崩す動きを狙ってきます。
考えられる動きとしてはナンジャモによる手札干渉と、ルギアVSTARやガチグマアカツキexによる受け回しです。
どの対面でも重要なことですが、手札干渉後に止まらない山作りを意識しましょう。
受け回しに関しては、あだうちやばねを280ダメージ出せるようにするのが理想的な対策です。
ダメージが足りない時のためにカウンターキャッチャーを残しておけると安心です。
また、280ダメージ出ることが明らかになった時点で、オーガポンいどのめんexのすすりなくによるLOを狙ってくる場合もあります。
そのような場合に備えて、モモワロウexは安易にトラッシュしないことをお勧めします。
サイドを1枚先行したパターン
後攻1ターン目にチラーミィを倒した場合などが考えられます。
このパターンも優勢かと思いきや、レガシーエネルギーによる2-1交換で逆転されるため、1回は1-2交換をする必要があります。
なんなら状況次第ではやや劣勢とさえ言えます。
よく起こりそうな敗北の流れを考えてみます。
先1 バトル場にチラーミィ、ベンチにルギアV|残りサイド6-6
後1 チラーミィを倒してサイドを1枚取る|残りサイド5-6
先2 ルギアVSTARにサイドを1枚取られる|残りサイド5-5
後2 ルギアVSTARを攻撃する|残りサイド5-5
先3 ルギアVSTARにサイドを1枚取られる|残りサイド5-4
後3 ルギアVSTARを倒してサイドを2枚取る|残りサイド3-4
先4 ガチグマアカツキexにサイドを1枚取られる|残りサイド3-3
後4 ガチグマアカツキexを攻撃する|残りサイド3-3
先5 ガチグマアカツキexにサイドを1枚取られる|残りサイド3-2
後5 ガチグマアカツキexを倒してサイドを2枚取る|残りサイド1-2
先6 レガシーエネルギー付きのチラチーノにサイドを1枚取られる|残りサイド1-1
後6 レガシーエネルギー付きのチラチーノを倒してサイドを0枚取る|残りサイド1-1
先7 チラチーノにサイドを1枚取られる|残りサイド1-0
この流れでは、後1でサイドを先行してから後6まで1-1交換しかできていないため、後6で回避できない1-0交換を押し付けられて逆転されています。(ボスの指令があれば勝ち)
この流れを回避するためには
・後3でカウンターキャッチャーを使用してサイド2ポケモンを倒し1-2交換をする、以降1-1交換をし続ける
・後4でガチグマアカツキexをワンパンし1-2交換をする、以降1-1交換をし続ける
・後5でカウンターキャッチャーを使用してサイド1ポケモン、後6でカウンターキャッチャーを使用してサイド2ポケモンを倒し、1-2交換をする
のどれかを行う必要があります。
ちなみに相手がルギアVSTARとガチグマアカツキex以外にサイド2ポケモンを出してこなかった場合は、後4でガチグマアカツキexをワンパンする以外の勝ち筋がありません。
あだうちやばねのダメージを素早く上げることを意識しましょう。
特にともだちてちょうや夜のタンカを使用する際は注意が必要です。
上の流れ以外にも相手の動き次第で色々なパターンがありますが、とにかく1回は1-2交換しなければならないことを念頭に置いてプレイしましょう。
サイドを1枚先行されたパターン
後1でイダイナキバがバトル場で、先2アッセンブルスターをされた場合など、一番起こりやすいパターンだと思います、
レガシーエネルギーによる2-1交換を考慮すると実質2枚先行されているため、1-2交換を2回行う必要があります。
つまり、相手がルギアVSTARでサイド2枚、チラチーノでサイド1枚×3回、ガチグマアカツキexでサイド1枚という理想の動きをしてきた場合、ルギアVSTARとガチグマアカツキexをワンパンする必要があります。
この動きをされた場合、次のような流れを狙います。
先1 バトル場にルギアV、ベンチにチラーミィ|残りサイド6-6
後1 バトル場にイダイナキバ、ベンチにトドロクツキ|残りサイド6-6
先2 ルギアVSTARにサイドを1枚取られる|残りサイド6-5
後2 カウンターキャッチャーでチラチーノを倒してサイドを1枚取る|残りサイド5-5
先3 ルギアVSTARにサイドを1枚取られる|残りサイド5-4
後3 カウンターキャッチャーでチラチーノを倒してサイドを1枚取る|残りサイド4-4
先4 ルギアVSTARにサイドを1枚取られる|残りサイド4-3
後4 ルギアVSTARを倒してサイドを2枚取る|残りサイド2-3
先5 レガシーエネルギー付きのチラチーノにサイドを1枚取られる|残りサイド2-2
後5 レガシーエネルギー付きのチラチーノを倒してサイドを0枚取る|残りサイド2-2
先6 ガチグマアカツキexにサイドを1枚取られる|残りサイド2-1
後6 ガチグマアカツキexを倒してサイドを2枚取る|残りサイド0-1
後2と後3でカウンターキャッチャーを使い、後4で280ダメージを出す必要があるなど、要求値は非常に高いです。
理想的な動きをしてきたルギアVSTARデッキには、これくらいしないと勝つことができないと割り切りましょう。
最近はチラチーノラインの採用が2枚以下の構築が増えてきており、その場合はサイド2ポケモンが出てきてくれるため少し戦いやすいと思われます、
サイドを2枚先行されたパターン
後1でイダイナキバがバトル場で、先2アッセンブルスターをされた上に、後2でカウンターキャッチャーを引けなかった場合などのパターンです。
この時点で実質サイドを3枚先行されているため、順当に進んだ場合は勝てません。
先1 バトル場にルギアV、ベンチにチラーミィ|残りサイド6-6
後1 バトル場にイダイナキバ、ベンチにトドロクツキ|残りサイド6-6
先2 ルギアVSTARにサイドを1枚取られる|残りサイド6-5
後2 ルギアVSTARを攻撃する|残りサイド6-5
先3 レガシーエネルギー付きのルギアVSTARにサイドを1枚取られる|残りサイド6-4
後3 レガシーエネルギー付きのルギアVSTARを倒してサイドを1枚取る|残りサイド5-4
先4 チラチーノにサイドを1枚取られる|残りサイド5-3
後4 チラチーノを倒してサイドを1枚取る|残りサイド4-3
先5 チラチーノにサイドを1枚取られる|残りサイド4-2
後5 チラチーノを倒してサイドを1枚取る|残りサイド3-2
先6 チラチーノにサイドを1枚取られる|残りサイド3-1
後6 チラチーノを倒してサイドを1枚取る|残りサイド2-1
先7 ガチグマアカツキexにサイドを1枚取られる|残りサイド2-0
先4が終わった時点で、3回攻撃で5枚のサイドを取らなければならないことが確定します。
つまり相手がサイド2ポケモンを2匹出してこない限り負けが確定しています。
出してくれることを願いましょう。
一応、出してもらいやすくするために
・後3や後4でギフトエネルギーのついていないポケモンを倒し、キチキギスexを出させる
・あたかも強い手札を持っているかのようにふるまい、ネオラントVからのナンジャモを誘う
といった抗い方もあるため、覚えておくと役立つかもしれません。
○予想される相手の動きとその対策
序盤はとにかくアッセンブルスターを狙って動いてきますが、手札干渉のない古代バレットでは対策のしようがありません。
時間がかかることを祈りましょう。
アッセンブルスター以降は、上記のようにレガシーエネルギーによる2-1交換を押し付けてきます。
裏呼びで避け続けることは基本的にはできないと考え、こちら側は何回の1-2交換が必要なのか考えてプレイしましょう。
○まとめ
サイドレースの把握が重要な対面です。
1-2交換が必要な回数を考え、どのポケモンを攻撃すべきなのか考えるようにしましょう。
そのため、他の対面以上にカウンターキャッチャーがカギとなります。
3枚使用する場合もあるため、安易なトラッシュは絶対にやめましょう。
レガシーエネルギー発動前で
自分が2枚先行→1-2交換は不要
自分が1枚先行→1-2交換が1回必要
相手が1枚先行→1-2交換が2回必要
相手が2枚先行→1-2交換が3回必要
○その他
かがやくゲッコウガはごっつぁんプリファイを狙われるため出さない方が良いです。
それ以降置物になるため問題ないとも考えられますが、雷エネルギーが入っていた場合はアームプレスを使ってくるため無視できなくなってしまいます。
ブーストエナジー古代はスペシャルころころの要求を増やすくらいで、それほど重要ではありません。
ハバタクカミでスタートした場合などはごっつぁんプリファイを防ぐために必須ですが、それ以外の場合はトラッシュしてほぼ問題ないです。
序盤にアーケオスを倒した場合は有効になることもあるので、状況を見て判断しましょう。
また、ストームダイブでトラッシュされてしまうため、ポケストップの重要度が他の対面よりも少し下がります。
探検家の先導で引いた場合に残すかどうかは状況を見て判断しましょう。
【レジドラゴVSTAR】微有利
2024年10月23日作成
○スタート優先度
再戦などで相手がレジドラゴVSTARだとわかっている場合の優先度です。
トドロクツキ
イダイナキバ
ハバタクカミ
(かがやくゲッコウガ)
マシマシラ
モモワロウex
○目指す盤面
○サイドプラン
レジドラゴVSTAR
キチキギスex
オーガポンみどりのめんex
という2-2-2を目指します。
○警戒すべきカードとおおよその採用枚数
ナンジャモ 3枚
ジャミングタワー 1枚
○目指す動き
レジドラゴVSTAR対面では、ベンチの数を絞って戦う必要があります。
理由はサイドの複数取りを極力防ぐためです。
非エクが主体の古代バレットのサイドを取りきる場合、普通のデッキなら6回攻撃が必要ですが、レジドラゴVSTARデッキは理論上4回攻撃で取りきってきます。
そのプランが、ファントムダイブ→トライフロスト→ファントムダイブ→ファントムダイブ(何でも可)です。
このプランでは最初の3回の攻撃でサイドを5枚取ってきます。
この動きをされた場合、①の返しのターンを含めた3ターン以内に勝つことが必要となります。
もし先2から動かれた場合は先5で負けるため、後1から後4までの4回攻撃しかできないということです。
理論上は不可能ではないですが、現実的ではないため回避したいです。
上記の流れとなる原因は、①のファントムダイブにより2匹のトドロクツキがトライフロスト圏内に入れられていることです。
2匹のトドロクツキがトライフロスト圏内に入っていると、3匹目のトドロクツキを出さざるを得ず、トライフロストを3匹に当てられてしまいます。
ダメージ効率を考えると、レジドラゴVSTAR側が3回攻撃でトドロクツキを5匹倒すためにはトライフロストを3匹に当てる必要があるため、ベンチを1匹に絞ってこれを回避すれば良いわけです。
このように5回攻撃を要求することで、こちらの攻撃回数を増やせる上にトドロクツキの消耗も防ぐことができ、戦いやすくなります。
一応ブーストエナジー古代をつけることでも3回攻撃での5枚取りは防ぐことができますが、ジャミングタワーの採用が多いため、ベンチを絞る方が確実です。
ただし、ベンチを絞っていると次のような動きをしてくる場合もあります。
②のファントムダイブで1匹に計120ダメージを乗せられると、次の裏呼びファントムダイブで負けるため、ベンチにトドロクツキを2匹出さざるを得ません。
結果としてトライフロストを3匹に当てられてしまい、4回攻撃で6枚取りが成立してしまいます。
この動きは正直なところ防ぎようがありません。
できることは③のトライフロスト後にブーストエナジー古代をつけ、ジャミングタワーの要求を増やすくらいです。
しかし、②のファントムダイブの返しでバトル場のレジドラゴVSTARを倒した場合、③のトライフロスト後に再度レジドラゴVSTARにエネルギーをつける必要があります。
先2ファントムダイブを達成する上に先5までに計3匹のレジドラゴVSTARを育てる必要があると考えると、そこそこのハードルと思われるため、再現性はそれ程高くないでしょう。
……先5でレガシースターが残っていなければ、ですがね。
ここからは目指す動きの説明となりますが、先5に負けるパターンは相手の上振れと考え、後5まで攻撃できる想定で説明します。
目指す動きとしては、できるだけ早く古代のカードをトラッシュして攻撃するという、古代バレットの基本の動きとなります。
ベンチを絞ることで攻撃回数を増やせるとはいえ、2枚取りされるターンは確実に作られてしまうため、他の対面よりも余裕はないです。
相手が攻撃し始めてからは、4ターン以内に勝つ必要があると認識しておきましょう。
スタートポケモンがトドロクツキだった場合
目指す動きはレジドラゴVSTARが攻撃してきた返しのターンかその次のターンでサイドを2枚取ることです。
返しのターンでサイドを2枚とる場合は
先1 バトル場にレジドラゴV|残りサイド6-6
後1 レジドラゴVを攻撃する|残りサイド6-6
先2 ファントムダイブでサイドを1枚取られる|残りサイド6-5
後2 レジドラゴVSTARを倒してサイドを2枚取る|残りサイド4-5
先3 ファントムダイブでサイドを1枚取られる|残りサイド4-4
後3 レジドラゴVSTARを攻撃する|残りサイド4-4
先4 トライフロストでサイドを2枚取られる|残りサイド4-2
後4 レジドラゴVSTARを倒してサイドを2枚取る|残りサイド2-2
先5 かがやくリザードンにサイドを1枚取られる|残りサイド2-1
後5 カウンターキャッチャーでオーガポンみどりのめんexを倒してサイドを2枚取る|残りサイド0-1
という流れを目指します。
後1でバトル場のレジドラゴVに110ダメージ以上与えられた場合などに狙えますが、上振れないと厳しいため、後3からサイドを取り始める動きが現実的だと思われます。
後1で攻撃できず、後3からサイドを取り始める場合は、
先1 バトル場にレジドラゴV|残りサイド6-6
後1 バトル場にトドロクツキ|残りサイド6-6
先2 ファントムダイブでサイドを1枚取られる|残りサイド6-5
後2 レジドラゴVSTARを攻撃する|残りサイド6-5
先3 トライフロストでサイドを1枚取られる|残りサイド6-4
後3 レジドラゴVSTARを倒してサイドを2枚取る|残りサイド4-4
先4 ファントムダイブでサイドを2枚取られる|残りサイド4-2
後4 カウンターキャッチャーでキチキギスexを倒してサイドを2枚取る|残りサイド2-2
先5 かがやくリザードンにサイドを1枚取られる|残りサイド2-1
後5 カウンターキャッチャーでオーガポンみどりのめんexを倒してサイドを2枚取る|残りサイド0-1
という流れを目指します。
先2ファントムダイブを想定していますが、こちらが先攻をとれていたり攻撃までに時間がかかっていたりした場合は、もう少し余裕をもって戦えます。
ただしその際、バトル場にピィなどのサイド1ポケモンを出してくることがありますが、倒すメリットがほぼないため無視して古代のカードのトラッシュに専念しましょう。
ちなみにピィが場に残っている状態で終盤にかがやくリザードンを押し付けてきた場合、マシマシラのアドレナブレイン+あだうちやばねで2枚取りができます。
覚えておくと役立つかもしれません。
スタートポケモンがイダイナキバだった場合
相手がレジドラゴVSTARデッキだと分かっていない場合はイダイナキバを優先してスタートポケモンとするため、起こりやすい状況です。
しかし、この状況は正直かなりまずいです。
相手が先2でプライムキャッチャーを引いていた場合、先5で負ける可能性が非常に高いためです。
前述した上振れが必要な場合と違い、先3のファントムダイブの返しでバトル場のレジドラゴVSTARを倒せていないため、トライフロストからのファントムダイブを容易に決められてしまいます。
先3の裏呼びファントムダイブをされた時点でサイドを取り切るのが難しいと考えられるため、イダイナキバのじばんほうかいによるLOを狙うのが良いかもしれません。
そのため、イダイナキバスタートとなった場合はイダイナキバにエネルギーを手貼りすることをお勧めします。
後2からじばんほうかいを使うことでLOを狙いやすくするとともに、相手がLOを警戒してイダイナキバを倒してくれることも期待できます。
先2でイダイナキバが倒された場合は後2から、先3でイダイナキバが倒された場合は後3からトドロクツキで攻撃を始め、サイドを取りきることを狙います。
ただ、後3から攻撃を始める場合、ボスの指令が無いと確実に勝つプランが思いつきませんでした。
先1 バトル場にレジドラゴV|残りサイド6-6
後1 バトル場にイダイナキバ|残りサイド6-6
先2 ファントムダイブ(裏呼び)でサイドを1枚取られる|残りサイド6-5
後2 イダイナキバでじばんほうかいを使う|残りサイド6-5
先3 ファントムダイブでサイドを1枚取られる|残りサイド6-4
後3 カウンターキャッチャーでイキリンコexを倒してサイドを2枚取る|残りサイド4-4
先4 トライフロストでサイドを1枚取られる|残りサイド4-3
後4 カウンターキャッチャーでキチキギスexを倒してサイドを2枚取る|残りサイド2-3
先5 かがやくリザードンにかえんばく(裏呼び)でサイドを1枚取られる|残りサイド2-2
後5 ボスの指令でオーガポンみどりのめんexを倒してサイドを2枚取る|残りサイド0-2
ボスの指令不採用でイダイナキバスタートとなり、先2で裏呼びファントムダイブをされた場合は、早々にLOに切り替えてしまうのもアリかもしれません。
もしくは先5で負けるリスクを負うもののベンチにトドロクツキを2匹出し、後4までに勝ち切るプランを狙うといったところでしょうか。
良いプランを思いついた場合は追記します。
○予想される相手の動きとその対策
ファントムダイブやトライフロストにより、トドロクツキの複数取りを狙ってくることが予想されます。
私に知識がないため書くことができませんが、熟練の使い手は上記以外の動きをしてくる可能性も高いです。
とはいえ4回攻撃での6枚取りが最速なのは間違いないはずなので、それを防ぐためにベンチは絞るのが安全だと考えています。
ファントムダイブやトライフロストでたね切れしてしまう状況になるまではベンチを絞ることをお勧めします。
また、レジドラゴVSTARデッキも山を高速で掘り進めるデッキのため、比較的LOを狙いやすいです。
トドロクツキ主体で動いていても、LOのプランは頭に残しておくようにしましょう。
○まとめ
トドロクツキスタートで順調に動けた場合はある程度勝てると考えており微有利としましたが、相手が上振れた場合やイダイナキバスタートとなった場合は普通に負けます。
改めて考えると五分と言っても良いかもしれません。
倒しやすいポケモンが並ぶデッキではありますが、1回は確実に複数取りされるため、余裕があるわけではありません。
基本的に相手が攻撃を始めてから4ターン以内に勝つ必要があることを意識してプレイしましょう。
○その他
かがやくゲッコウガは複数取りの対象となるため出さない方が良いです。
また、トドロクツキのHPを回復する目的でマシマシラを出すことも避けた方が良いです。
マシマシラ自身がトライフロストで倒されるHPであるため、アドレナブレインで30回復したところで有効でない場合がほとんどです。
イキリンコexやミュウex、オーガポンみどりのめんexなどをコライドンのはじょうもうこうで攻撃しておき、後々アドレナブレインで回収して4枚取りを狙うなどは役立つかもしれません。(書いている最中に思い付いたため、実用性は一切検証できていません。)
ジャミングタワーの採用が多いとはいえ、ブーストエナジー古代が役立つ対面です。
あらかじめつけるのではなく、相手が2枚取りを狙うタイミングでつけて要求を増やすような使い方をしましょう。
【カビゴン】微有利
2024年10月23日作成
○先攻後攻
再戦などで相手がカビゴンだとわかっている場合は後攻を取ります。
○スタート優先度
再戦などで相手がカビゴンだとわかっている場合の優先度です。
モモワロウex
マシマシラ
トドロクツキ
ハバタクカミ
イダイナキバ
(かがやくゲッコウガ)
○サイド落ちを確認すべきカード
モモワロウex
マシマシラ
基本あくエネルギー
○目指す盤面
○サイドプラン
カビゴン×5
オーガポンいしずえのめんex
という1-1-1-1-1-2を目指します。
○警戒すべきカードとおおよその採用枚数
おはやし笛 3~4枚
ハンディサーキュレーター 2~3枚
ヒーローマント 1枚
ビワ 1~2枚
野盗三姉妹 2~3枚
○目指す動き
カビゴン対面では注意すべきことが決まっているため、とりあえず列挙して各要素の理由は後述します。
①トドロクツキ、モモワロウex、マシマシラを場に出すことを最優先に動く。
②ブーストエナジー古代は、すぐにはトドロクツキにつけない。
③探検家の先導やポケストップを積極的に使い、ハイパーボールや大地の器などの手札をトラッシュできるカードを引きに行く。
④すごいつりざおでポケモンは回収しない。
⑤カビゴンを一撃で倒せるようになるまでは攻撃しない。
⑥エネルギーはアタッカーとなるトドロクツキ1匹以外には絶対につけない。
各要素について説明します。
①トドロクツキ、モモワロウex、マシマシラを場に出すことを最優先に動く。
相手がカビゴンだと分かったら上記の3匹を出すことを何よりも優先して動きましょう。
理由はもちろん、おはやし笛によりベンチが埋められてしまいモモワロウexなどが出せなくなることを防ぐためです。
モモワロウexを出せなくなることが最大の負け筋であるため、全力で乗り越えましょう。
②ブーストエナジー古代は、すぐにはトドロクツキにつけない。
モモワロウexのしはいのくさりでトドロクツキをバトル場に出す際、あえてどくにすることでダメカンを3個以上ためてからブーストエナジー古代をつけましょう。
カビゴン側はサイドを5枚取られた段階で、ヒーローマントつきのオーガポンいしずえのめんex(HP310)をバトル場に出してくることが多いです。
古代のカードが28枚採用の場合のあだうちやばねは最大70+270=340ダメージです。
しかし、ベンチに3匹の古代のポケモンが出た上でバトル場のトドロクツキにブーストエナジー古代がついていると、340-40=300ダメージしか出せません。
つまりオーガポンいしずえのめんexを倒すことができず、ボタンで受け回されてしまいます。
ここで活躍するのがマシマシラです。
どくで乗せておいたダメカンをアドレナブレインで移動させることで、あだうちやばねが280ダメージ以上で突破が可能となります。
ただし、エネルギーのサイド落ちなどでマシマシラにエネルギーをつけられない場合もあるため、その場合はブーストエナジー古代をつけないことも視野に入れましょう。
ベンチの古代のポケモン3匹以外、すべての古代のカードをトラッシュすることができれば340-30=310で丁度届きます。
理論上は6回攻撃で勝つことができるため、1回攻撃する度に20ダメージ受ける(ポケモンチェック2回分)としても5回目の攻撃終了時点で100ダメージしか受けておらず、ブーストエナジー古代が無くても普通に耐えます。
ロストスイーパーでロストされるリスクも考慮すると、ギリギリまでつけないのが良いかもしれません。
③探検家の先導やポケストップを積極的に使い、ハイパーボールや大地の器などの手札をトラッシュできるカードを引きに行く。
序盤は山札が減ることを恐れずに、探検家の先導やポケストップをどんどん使って問題ありません。
特にハイパーボールや大地の器などを、野盗三姉妹でトラッシュされる前に引きに行きたいです。
また、手札に来たグッズは基本的にすぐ使ってしまいましょう。
ポケギア3.0や夜のタンカ、スーパーエネルギー回収などは、ビワでトラッシュされる前に使用してサポートやエネルギーに変換してしまった方が良いです。
④すごいつりざおでポケモンは回収しない。
②に関連していますが、LOを恐れてポケモンを回収してしまうと、トラッシュしきれずにあだうちやばねのダメージが足りなくなる場合があります。
山札が少なかったとしても、それが全てグッズという状況でもなければ基本的にはLOする前に勝ちきれます。
そのため、すごいつりざおは最悪ビワでトラッシュされても良いくらいの気持ちで戦いましょう。
エネルギーを回収する分には使っても問題ありません。
その場合はオーリム博士の気迫が使えなくならないように気を付けましょう。
⑤カビゴンを一撃で倒せるようになるまでは攻撃しない。
⑥エネルギーはアタッカーとなるトドロクツキ1匹以外には絶対につけない。
⑤と⑥は共通の理由です。
カビゴン側の勝ち筋は上記の盤面埋めと受け回しの他に、ハンディサーキュレーターによるエネルギー枯渇があります。
6回攻撃でサイドを取り切るまでに、ハンディサーキュレーターつきのカビゴンを5匹倒したとすると、計5エネをモモワロウexなどに移されることになります。
6回目のあだうちやばねを使うために2エネ必要なので、そこまでで5エネ移されていると考えると、トータルで7個のエネルギーを1匹のトドロクツキにつける必要があります。
つまり7枚採用の構築では、1枚でも他のポケモンにつけた時点で勝てなくなります。
また、ハンディサーキュレーターつきのカビゴンをワンパンできなかった場合も、エネルギーが足りなくなります。
これを避けるために、エネルギーは1匹のトドロクツキに集中させ、カビゴンをワンパンできるようになるまで攻撃しないようにしましょう。
とはいえ、相手もハンディサーキュレーターをシマボシで回収する必要があるため、ハンディサーキュレーターが5回発動することはそれ程多くないと思われます。
1回でも回避できた場合はとりあえず一安心です。
逆にエネルギーがサイド落ちしていたり、ハンディサーキュレーターが途切れない場合はエネルギーの枚数を意識し続けましょう。
特に、上記②で説明したアドレナブレインのプランが使えない可能性が出てくることに注意が必要です。
これらを踏まえて、目指す動きを説明します。
再戦などで相手がカビゴンだとわかっている場合は後攻を取りましょう。
まずは最優先でトドロクツキ、モモワロウex、マシマシラを場に出しに行きます。
山札を見られるカードを使った際は、モモワロウex、マシマシラ、エネルギーの枚数を確認しましょう。
ヒスイのヘビーボールを採用していない場合はサイド落ちしていないことを祈りましょう。
盤面に上記3匹がそろったら、ひとまず古代のカードをトラッシュすることに専念しましょう。
山札が残り15枚程度になるまではポケストップや探検家の先導を使っても問題ないと思われます。
山札が少ない状況でハイパーボールなどを使った際は、古代のカードの枚数とグッズの枚数を数えましょう。
古代のカードをトラッシュしきることができるかどうかと、野盗三姉妹を使われても問題ないかを判断する指標となります。
カビゴンをワンパンできるようになったら攻撃を始めます。
ハンディサーキュレーターで移されるため、事前にエネルギーを余分に手貼りしておけると良いです。
そこからは古代のカードをトラッシュし、エネルギーの枚数を確認しながら攻撃し続けるだけです。
ガチグマアカツキexなどが採用されていない限り、この流れで勝つことができます。
○予想される相手の動きとその対策
上記のように、一般的なカビゴン側の勝ち筋は
・おはやし笛で盤面を埋め、モモワロウexを出させない
・ハンディサーキュレーターでエネルギーを移し、ワザを使えなくする
・ヒーローマントつきのポケモンをボタンで回収して受け回す
という3パターンです。
おはやし笛に関しては正直対策のしようがありませんが、他2つは警戒できていれば対策できるため、動き方を練習しておきましょう。
ちなみにオンバーンexが採用されている場合、勝つのはかなり厳しいですが、
・イダイナキバでじばんほうかいを使い続ける(無理にサポートを使わずに1枚トラッシュで良い)
・おんみつひこうで受けたダメージをアドレナブレインでオンバーンexに乗せ続ける
という動きで一応抗えるため、覚えておくと役立つかもしれません。
特にダブルターボエネルギーでワザを使ってきた場合は結構抗えます。
○まとめ
モモワロウexとマシマシラを採用しているおかげで、ある程度勝ちやすい対面です。
ただしモモワロウexを出せれば勝ち確というわけではないため、動き方は理解しておくようにしましょう。
○その他
相手がモモワロウexへの対抗策を想定していなかった場合、長考されることがあります。
両負けを防ぐため、できるだけ素早くプレイするようにしましょう。
【終わりに】
ここまで読んでいただきありがとうございました。
だらだらと長いだけで分かりにくい部分がありましたら申し訳ございません。
2024年10月23日現在、超電ブレイカー環境での練習ができていないため、楽園ドラゴーナ環境時点で考えていた内容となっています。
はじょうもうこうのコライドンをはじめとした新カードを試してみて、更新点を思いついたら随時追記していく予定です。
各対面の動きについて気になる部分などございましたら、Xにて気軽にご質問ください。
また、よろしければ本noteを拡散していただけると嬉しいです。
それでは失礼いたします。
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