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【音ゲー】大事なのはモチベではない

こんにちは。

「モチベが上がる」とか「モチベが下がる」とかよう聞きますよね。

上達に時間がかかる+目標が無限に存在する音ゲーであれば、高みを目指す上でモチベは少なくとも必要に思えます。

モチベってそもそも何って話ですが、
モチベーションは本来、何かやりたいって気持ちが行動に変わるまでのプロセスの事が本来の言葉の意味なんですが、今だと欲求とかやる気そのもののことをモチベって言うことが殆どですよね。

では、人々はどうやってモチベを上げるのでしょうか。
その動機については2パターンあります。

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■外発的動機付け(Extrinsic motivation)

例えば営業の会社さんだと、社員のモチベーションを高めたり維持するために、業績の良い人には昇給・悪い人にはペナルティを課すことで動機付けを行ったりしますね。
そういう課題があるとやる気が出るわけですが、外発的な要因から自分のやる気をその時爆発させることができてもモチベーションを長続きさせることが難しい特徴があります。

■内発的動機付け(Instrinsic motivation)

シンプルにゲームが上手くなりたい、スポーツの試合に勝ちたいなどの個人の意欲を達成することで満足感を得たいって気持ちです。
外発的な動機付けよりも自発的に行動できた分モチベーションの維持はしやすいですが、そもそもモチベが最底辺の状態からでは湧き上がらない特徴があります。

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■モチベの穴

結論、そもそも強い動機がなければモチベーションは維持するのが難しく、もし強い動機があったとしても高いモチベは日に日に下がっていくのって当たり前だと思うんですね。

漠然とモチベがあったところで、自分の理想的なプレイングに程遠かったりして我慢を強いられるような事で簡単に消え去ります。

そんな中で、モチベがなくてもふとした外発的なことでやらなきゃって気持ちを思い出したり、突然使命感に駆り立てられてやる気が出るときがあるかと思います。

私は、そこで爆発したモチベを漠然と外発的な動機付けで得たエネルギーに留めておかず、自発的な動機付けをするためのエネルギーに変換することが必要だと考えます。

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■目標を見失わない限りモチベは必要ない

自発的な動機付けをする一番の方法は、将来自分がどんなプレイヤーになりたいかを明確にすることです。そこに辿り着くために短期的な目標をプランニングしていきます。

始めたての頃を思い出して下さい。
これができるようになりたい、あれができるようになりたい、短期的な目標や課題がゴロゴロ転がっていて、達成感・満足感を簡単に得ることが出来ました。

もしかすると今はシンドイ時期なのかもしれません。
苦手な課題に向き合うのが死ぬほど辛いとか、それを克服できるビジョンが浮かばないとか。
気持ちは死ぬほどわかります。達成感も満足感もクソもありません。
ただ、そんなことは当たり前の話ですし、モチベでどうこうできる次元ではありません。

地力上げの本質、それは最終的に粘着です。
粘着してできなければひとつ下のレベルで同じ分野を粘着です。
それはとても辛いことかもしれないし逃げたい気持ちもわかりますが、試行回数を重ねたら重ねただけ上手くなるのもまた当たり前の話です。

まず、克服したい分野を克服するためのプランを立てて、いつまでに納得できる結果を出すか決めちゃうのが早いです。

そのために、どうやったらできるようになるか考えましょう。細かく目標設定をしましょう。コツを上手い人に聞きましょう。
達成したら、その喜びを新たな目標を達成するための原動力に変換し好循環を作りましょう。

この好循環は、モチベではありません。
単なる習慣となるのです。

習慣です。

■あなたが立派なゲーマーってことは俺ならわかる

最後に。
むしろ、モチベでどうこうできる次元にいないレベルまで到達している自分を認めてあげて下さい。
たかが音ゲーとはいえ、同じゲームをやってる身としてはそこまで行ってること自体偉いし凄いと思います。

単純に好きでゲームをやってるだけじゃない領域にいる人は、やっぱり目標を持って高みを目指しているんですよね。

私がTwitterでフォローしている皆様はとても真剣な方ばかりで、リザルト画面の写真を拝見するたびに今日も精が出てるなと感心しています。

ちなみに私が記事を書き始めた理由は、有名なサイトに載っていた「音ゲーが下手くそなやつの特徴」的な記事を読んだのがきっかけでした。(ここで紹介しています)

要約すれば上達論よりもまずやれみたいな話でした。
大量の収録曲がある中で何をやったら何が上手くなるか全くわからない大海原の中なのに、「自分で色々考えることができないならダメだ!」みたいな話でした。

明らか無駄がある話なのと新規に優しくないと思ったので、私自身で上達についてのノウハウを言語化して、目標設定に役立てて欲しいと思った訳なのです。
(今やプレーヤーとして他のプレーヤーに情報を発信していく二次的コンテンツこそ主流の時代ですから、他人のプレースタイルに思ったことを言ったりするのは普通の話。それについて誰がどう批判するのも自由です。本記事や私の別の記事に対する意見も常に募集していますよ。)

また、プレーヤーがSNSでリザルトをあげることだけでも必ず誰かの外発的な動機になります。その動機が原動力となって習慣になり、立派なプレーヤーを生み出していくわけです。決してそのリザルトに上手下手は関係ありません。

本記事を読んだ皆様の中で、少しでもこれが外発的動機となっていたら大変幸いです。

引き続き、宜しくお願い致します。

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