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【IIDX】横認識の早い話・可視範囲の限定化
お疲れ様です。
今回は表題の通り横認識の話をしようと思います。
そもそも横認識って何って感じの人もいるかと思うんですけど、まずは譜面認識方法の極みの1つとお考え下さい。
早速前置きですが、
横認識の究極レベルに一朝一夕で辿り着くなんてのは無理な話です。
ただ、千里の道も一歩からです。
まずは「高密度譜面に対応するための譜読みの仕方」として横認識の初歩的な内容をわかりやすく書けたらいいなと思います。
物量系が苦手な人や十段のカラフルクッキーに躓いてる人には是非参考にしていただきたい。
※有料記事ですが全文読めますご安心ください。
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■譜面の最適化
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/78635921/picture_pc_f5f1bb1cfaf53aa182fd731ece4a7162.png?width=1200)
IIDXの最高難度である☆12の譜面の一例としてYAKSHA(A)を楽しく遊んでいる私の画像です。
(動画)
一般皆伝は難度の高そうなこちらの曲をどんな譜読みのしかたで遊んでいるのか見てみましょう。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/78636194/picture_pc_f4d53f5d64afefa03a2ed8eb8934d00b.png?width=1200)
結論、私はIIDXを遊ぶ上で視覚情報を最適化しています。
もし、サドプラ・リフト無し、ハイスピ設定1.00倍速で遊んだ場合、この画像まんまの内容が降ってきます。49ノーツの情報量ですが、わずか2小節間の出来事。
ですが、ハイスピード・サドプラ・リフトの設定により、実際にプレー画面いっぱいに表示された内容は以下の部分だけです。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/78636594/picture_pc_86c8408739878fe93f8ab1506395e4cc.png?width=1200)
囲まれた部分は、137皿→5→4→6→137→5の動き。11ノーツ、およそ1/5の情報量しか表示されていません。
要は、「ハイスピードを上げれば上げるほど1度に表示(視認)できる情報量を減らすことができる」というわけですね。
このように、情報を処理しやすくする為にハイスピ設定やサドプラ・リフトを利用することをここでは「最適化」と表すことにします。
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■最適化していく感覚
例えばですが、ビッシリと活字が書いてある新聞記事を読む際、人々はどのように記事をみるでしょうか。
一面全ての文字を視認できる状態で読むことは大変難しいです。
全ての記事を読むにせよ、まずは一番上の見出しの記事に注目しますよね。
そして、その記事の文章を上から順番に読み進めていきます。
自分が読みやすいように一つの記事にクローズアップするのは、まさに音ゲーのハイスピ設定をすることで視認できる情報量を減らすことと同じ要領での最適化といえます。
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■さらなる最適化
では、クローズアップした記事の内容を文字に書き起こすとしたらどのようにするでしょうか。
書き起こすためには文章の内容を記憶する必要があります。一度に長い文章を覚えるのは難しいため、さらに短く内容を分解して覚える必要がありますよね。
何が言いたいかと言うと、より高度な情報処理を行うのであれば通常の認識からさらにクローズアップしなければならないという事です。
これこそが、横認識の初歩です。
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■可視範囲の限定化
では、横認識の初歩を先ほどのヤシャ42小節目で実践してみましょう。
下記画像は42小節目に差し掛かろうという場面です。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/78679693/picture_pc_8ea937cc9fa9f37a3403e5be912ad66f.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/78681327/picture_pc_ef398d11f9cd6743c10637db0078f0b7.png?width=1200)
このように可視範囲を限定していきます。
こちらの画像は、レーン構成を「ノーツが降ってきてそれを完全に認識するまでの間」(赤枠)と、
「完全に認識してからボタンを押すまでの間」(黄色枠)の2つに分けたものです。
黄色枠内のノーツは既に認識済みのため注視する必要はありません。
逆に、赤枠内はノーツを完全に認識するためのものになるので、同じレーン上でも比較的重要度が高い部分です。
この赤枠内を注視することで目線を固定し、黄色の部分を視界からなるべく排除します。
レーンの可視範囲を狭めても、譜面認識に必要な情報は赤枠内で完結しているため問題なく、しかも一度に視認する情報量は約半分に減ります。物量のある譜面において非常に有効な手段です。
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■横認識の究極形態
到底一般皆伝レベルがすぐに真似できるような所業では無いですが、最終的には下記のような画像のイメージになるはずです。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/78687208/picture_pc_5185d56da9594bbccb033eb0b45f60b8.png?width=1200)
要は、「この中のノーツを認識してボタンを押すとピカグレが出る範囲」が究極の注視ゾーンというわけです。
初歩レベルで注視していた「降ってきてから認識し終わるまでの間」をさらにクローズアップし続けた結果になります。
ここまで極めれば、注視する部分が横一線にレーンを切り取った形になりますから、まさに横認識ですね。
赤枠のゾーンを視認しやすくするためにトップクラスのプレーヤーが緑数字を極端に少なくするのも頷けます。
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■おわりに
なんか、自分で記事書いてて思いましたが物量捌く手段について突き詰めるとスコア狙いの境地に辿り着くって内容になったので、なんか面白いですね。IIDXは奥深いのかもしれません。
あと、いわゆる繰り返し系の譜面が苦手でハード苦戦してる人って可視範囲が広すぎだったりしませんでしょうか。
本記事の横認識初歩の内容、是非試してみてほしいです。
試してほしいと言うかやってください。
最初のうちは違和感あるんで慣れてください。
慣れたら覚醒するのでそれなりに物量押せるようになります。本当です。
コツは、判定文字のちょい上一点を見つめるって感じです。レーンの見たくないとこが見えちゃう場合は一歩画面に近づくか、見つめるじゃなくて睨んでみてください。
以上です。本記事をお読みいただき、誠にありがとうございました。
他の記事ももし良ければご覧くださいませ。
もしよかったら1クレ分の恵みを下さい。
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