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オンラインでは空気の共有が難しい

「伝わらない…。」

取引のあるクライアントさんと、すべてチャットかオンラインでのミーティングになってから、なんだか上手くコミュニケーションがとれないなあと感じていて。ずっともやもやしてたんです。

一緒の「空気」を共有したい

そんなときに読んだのが、さとう | 編集 | GCストーリーさんのこの投稿。

オンライン取材と対面取材の違いについて、さとうさんが感じたことをわかりやすくまとめてある内容なのですが、すごくしっくりきたんですよね。

以下、さとうさんの記事から引用させていただきます。

初めてオンラインの取材を経験して、対面の場は「表情」「声」「身振り,手振り」「雰囲気」「環境」など想像以上に情報を受け取っていたんだなと思いました。

ああ、そうか。違和感の正体は「空気」なのか。

いわれてみれば対面で話していると、

・いま、チーム全体がノッてる感じだな
・みんなピリピリしてるな
・いまは話しかけられる雰囲気じゃないな

こんな感覚がなんとなく伝わるんですよね。

でもこれが、オンラインだと伝わってこない。チャット(テキストのやりとり)やオンラインミーティングだと、KY(空気読めない)状態になってしまうんです。

必要以上に空気を読むのはつかれてしまいますが、やっぱり最低限の「空気」は感じられた方がスムーズな気がします。

表情と身ぶり・手ぶりをましましましまし

で、「空気」を伝えたり共有するにはどうしたらいいんだろう? って考えてみたんです。

①表情2割り増し

オンラインの画面って対面と違って、表情が見えづらい気がするんですよね。画面も小さいし。ミーティングに参加する人数が増えると、画面がさらに分割されちゃうし。

そんなときだからこそ、表情は2割り増し。とくに男の人はふつうにしてるとしかめっつらになっちゃう人が多い気がするので、ここは思い切って5割り増しで。

できるなら「いい空気」を共有したいので、笑顔ましましましまし!くらいの気持ちでいてもらえると、嬉しいです。

「へらへらしていると思われたくない」など笑顔をつくるのがむずかしいなら、口角をキュッとあげるだけで十分。こうするだけで、不思議と明るい声になる気がします。

②身ぶり・手ぶり2割り増し

身ぶり・手ぶりを入れるだけで、イメージしやすくなったり熱量が伝わりやすくなると思うんです。

最初はちょっとはずかしいと思うので、発言したいときに手を挙げてみるだけでもいいのかなと思います。

③顔文字、絵文字、(笑)

チャットで送られてくるメッセージって、どうしてあんなにも事務的で冷たく見えてしまうんでしょうね。

「次回からは注意してくださいね。」

というセリフも笑顔で言われればなんてことないのですが、文字で見るとなんとなくカタい感じがします。もっときつい言葉で言われたら、心が折れそうです。

そんなときには文章を柔らかく、優しくするといいのですが、いきなりそんな抽象的なことを言われても、わけわからないですよね。

かんたんな解決法は、顔文字(こういうやつです→(*´∇`*))、絵文字、(笑)をつけることなのかなと。

「それはさすがに無理です。」
「それはさすがに無理です(笑)」

カッコ笑いをつけるだけで、ほんわかした空気が流れませんか?(変わんないと感じたらごめんなさい)

安心して話せる「空気」をつくる

「とはいっても仕事で、表情や身ぶり・手ぶりをましましにしたり、(笑)を使うなんてできない」という人もいると思います。はい、その通りだと思います。

この「いい空気」を共有する方法をするには、ある前提が必要だと思うんです。

それが、心理的安全性(*)というもの。
だれがどんな発言や行動をしても罰せられないという暗黙の了解や雰囲気がある状態です。

*「他者への気遣いや、どのようなことも安心して発言できるという心理的な要素が、生産性に影響している」ことがGoogle社から発表されて話題になりました

取引先、クライアントさんとこういう状態をつくるのは時間がかかるかもしれないですが、社内のメンバーとならできそうな気がしませんか?

というわけで、最近のわたしはいつもの5割増しの笑顔と上機嫌を振りまいています(笑)この「いい空気」が、たくさんの人に伝わりますように。

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