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そんなケアマネの独り言

そういえば、介護保険とかその周辺の制度の情報収集を最近怠っているな~って気づいて「ケアマネドットコム」のニュース記事を久しぶりに閲覧した。介護職の賃上げ9,000円関係のこと、数年ぶりに介護福祉士養成校の入学者が前年より増加した等の記事があったけれど、それが明るい話題だって信じて良いのか疑問だったりする。
介護職の手取りの給料はもっと増えてほしいけれど、何となく政策の駆け引きに使われてる感満載。介護報酬の増額はしてほしいけれど、利用者負担が増えるので痛し痒しってところだ。どこを改善すれば良いのか見当がつかない。
どんな職業もほとんど、人手不足。そんな中、介護職を確保するには何が必要なのかと思う。世の中にたくさんの仕事があって、どの仕事もそれぞれに大事で優劣つけられないのだけれど、介護も普通の仕事として選択できるようになってほしい。業務の見直しやITの活用とかそういう視点は確かに大事かもしれないけれど、利権絡みは勘弁してもらいたい。利用者と職員のためになることを考えて行かないと、立ちゆかなくなってくる。

「排泄予測機器」の介護保険の適用ってニュースもあったけど、これは医療保険で相当する人に手当すべきじゃないかと思う。センサー当てて尿の溜まり具合を見て排泄介助するって、どんだけ現状を知らないんだって思う。尿意の訴えが頻回な利用者は行ったばかりでもトイレ行きたいって言うし、施設では大体定時の誘導するし、そろそろって思ったらセンサーで調べてる間に排泄介助した方が早い。

厚労省がいつの間にか「介護予防・日常生活支援総合事業のガイドラインについて」の一部改正について なんて通知を出していた。200枚越えのボリュームで、流して眼を通しただけだけど、包括支援センターも大変だな~って感じ

予防支援とか軽度者への支援を見直そうみたいな雰囲気だけれど、まだやるのか?って呆れる。ここ10年の軽度者への施策を見直してからにしてほしい。制度を弄れば弄るほど制約は増えるし、不便になって自立からは遠ざかっていく。
予防支援とか総合事業って、手間がかかる割に実効が少ない気がする。

厚労省のお役人、介護職員を養成する講座を受講して、実際の現場で最低1年実践をしてからお役所に戻ってほしい。

今年は、そんなに大きな動きはないけれど、2年経ったらまた改正が来る。どんな風に変わるのかまだ見えてないけれど、改正のたび首を絞められて窮屈になってるので、憂鬱になる。