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スイーツビュッフェに行くよりもショートケーキを味わって食べたい。-私がワーホリに行く理由-


メルボルン出発まで残り10日となった。約4年もこの日のために計画と準備をしてきたから本当に楽しみ。

友達によく「何かオーストラリアでしたいことがあるから行くの?」と聞かれる。

でも全然そうじゃないし、実は特別にオーストラリアにこだわっていたわけでもない。まだ行ったことないし、人良さそうだな〜って、そんな感じの理由。笑
そこで今回は何でワーホリに行こうと思ったのかをここに残しておこうと思う。

私はこれまでにかれこれ30カ国を旅した。
昔から海外に興味はあったものの、大学生時代に旅にどハマりした。
フィンランドでサンタクロースにも会ったし、ラオスで象使い免許を取ったし、奇跡の絶景とも言われるボリビアのウユニ塩湖にも行った。

ワーホリに行こうと思うきっかけとなる出来事がある。
それは就活で落ちることとなる旅行会社での最終面接だ。

旅が大好きだから旅と関われる職に就きたいと思った。単純。笑
私が惹かれた旅行会社はシニアや富裕層向けの上質な旅を提案する会社だった。

そこでの最終面接で、もちろん今までの旅のことについて聞かれた。今までにないくらい深く深く掘り下げられて聞かれた。

その旅を通してどんな経験をし、知識をつけ教養をつけたかを見られている気がした。私は本当に陳腐な受け答えしかできなかった。30カ国も旅をしていたというのに。

そこでやっと気付いた。
あーー、これまでの旅は急足すぎて、なんて深さのない旅をしていたんだと。いろんなところに行ってみたいという欲望のままに旅をしていたから、幅を求める余りに深さのない旅をしていたんだと。

もちろん行かなければ良かった旅なんて1つもないし、急足でも旅をしたことに後悔はないし全部本当に楽しかった。

でももっと知識や教養をつけて旅をしていたら?もっと言語に富んでいたら?そこにもっと深さがあったらどうなっていたのだろう。

これがワーホリに行きたいなと思い始めた原点である。


私が大事にしている好きな言葉が2つある。

“自分が体験した世界が自分の生きる世界の広さとなる”


“出来るが増えるよりも好きが増えるが良い人生”

これまでと同じように旅に行っても自分の生きる世界が大きく何かが変わることはないだろうし、普通に日本でずっと生活していても、そんなこともないだろうなと思った。

そんなことを思ってワーホリに行くことを決めた。

詳細と今に至るまでのことは、こちらに↓


わたしがワーホリに行く理由。

それはスイーツビュッフェに行くよりもショートケーキを味わって食べたいと思うようになったから。

スイーツビュッフェに行くと1度にいろんなケーキが食べれて新鮮みがある。でも何が美味しかったかとか、どれだけ食べたってのは思い出せても、何がどんな風に美味しかったかっていうことを詳細には思い出せない。

逆に名店でショートケーキを食べる時は?

味わって食べるからクリームはどんな風になっているか、構成はどうなっているとか、そんなふうに味わって食べる。

どんな風に美味しかったかをきっと鮮明に思い出すことができる。

そしてスイーツビュッフェの時は限られた時間内でいかに多くのケーキを食べるかに必死で、ケーキ以外のことにはなかなか気が回らない。

でも名店のパティシエが作るショートケーキを味わって食べている時は、急ぐ必要もないしゆったりとした時間を過ごすからこそインテリアやお皿、パティシエ、材料ときっといろんなことに興味関心が湧く。

その様々なことに対しての興味関心こそが知識や教養に繋がり、深さとなるのではないだろうか。


今までみたいな急足の旅ではなく、今回のオーストラリアでのワーホリではゆっくりと過ごせる時間と余裕があるからこそ深さを求める1年にしたい。
人も言語も観光も文化も宗教もアクティビティも食べ物も動物も全部!

そうやって一つの国で深さのある生活を送っていく中で、好きを増やして自分の生きる世界を広げていきたい。



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