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オーストラリア日記⑤

なんと早速仕事が決まった。
嬉しい、yay yay!!

オーストラリアでは1回だけクレープ屋さんで働いていたことがある。オーストラリアでクレープ屋で働くっていうのはやりたいことリストにも書いたやりたいことだったから嬉しかった。
クレープ食べに行ったついでに、レジュメ渡してクレープ屋で働いた経験ありますって言ったら即トライアルになって採用された。でも中国人のオーナーだったんだけど、めちゃくちゃ忙しいのに最低賃金以下で時給$16で働いていて、学校にもその時通っていたから、時間がもったいないと思って結局1週間そこらですぐに辞めた。

で、今回もレジュメを配ったりしていたんだけど、全然返事来なくてこれ仕事決まるのか!?って思ってちょっと不安気味で過ごしたのが4日間くらい。
そしたらある日突然電話がかかってきて、ネットで応募してたケータリングアシスタントのお仕事のインタビューの電話が来て、早速次の日にインタビュー。

インタビューだけかと思ったら、トライアルもその日にすることに。

トライアル後にボスと話していて、
「えっ、毎朝6:30!?」って言ったら

「commmmon そこは頑張ってよ😂笑
でも自分の時間は持てるし、いい仕事、いい待遇お互いにメリットだよ!」
って言われてまぁたしかにと思ってお互いに合意🤜

で、お仕事ゲット。
しかも、カジュアルかと思ったらパートタイムのお仕事で6:30-13:00と朝は早いのだけど、終わる時間も早くて自分の時間持てるのと、予定が立てやすく安定的な収入も嬉しい。時給は$22でもちろん、最低賃金以上。
そして1ヶ月のホリデーがもらえる。ホリデーはもちろん有給だからその間働かずして、休めるのも最高だ。

ついに25年毎年抱負に早起きって掲げてた超絶朝苦手人間の私が、早起きをすることに。
5:30に起きて、6時前に家を出て、30分歩いて職場まで向かう生活スタート。

朝型生活が始まった。
23時には寝て、5:30に起きるという超健康的な生活。笑

仕事内容としては料理は好きだし、最新の業務キッチンでいろんな道具を使えたりするのも楽しい。
ランチボックスでの彩りや詰め方などが勉強になって楽しい。サンドイッチのバリエーションも参考になる。

でも、もう一つ気づいたことがあって私ちょっと前から将来の一選択肢としてクッカリーの学校に行くことを考えていたけど、開始3日くらいで、クッカリーは向いていないことに気づいた。笑

怪我をするのが怖すぎるのと、腰があまり良くないから長年は働けない。重いものを持つのがとにかく得意じゃない。笑
あと、冷蔵庫の温度でめちゃ寒いか、火で暑いかの環境にも長年は耐えれそうにない。
多分シェフは体力勝負なんだということを実感した。肌も強くないしね。笑

もろちん、指示が全部英語でいろんな国の人が働いているのもオーストラリアを感じる。多分料理に関しては意外と手先は器用だし、関心があるから多分この仕事自体は向いていると思う。
でも、職場の雰囲気としては本当に忙しく黙々と働いて、掃除に関しては本当に厳しかった。オーストラリアで働くってこーゆー雰囲気なの!?って思った。基本的にちょっとピリついている。イメージではもっとアットホームでフレンドリーかと思ったら、みんな悪い人ではないんだけど、そんなにフレンドリーではない。同い年くらいの子もいるけど、友達ができそうって雰囲気でもあまりないところがちょっと残念だなって思っていた。

まぁでも、そんなの時給$22で、しかも重いものを運んだりする必要がなく、料理の仕事ができるのでまぁよしだなんて思っていた。


が、なんとこの仕事が決まった翌日にオーストラリアで私が1番好きで気に入ってるレストラン?から返事があった。
そこはメルボルンだけでなく、シドニーやブリスベン、ゴールドコーストにも店舗があるオーストラリア発祥の日本料理のテイストを参考に考えられた健康を目的としたファーストフード店。
元々は2016年にファーストフードの概念や文化を変えたくて、大学生3人が始めたお店がこの規模になっているのもすごいなとも思うし、いかに美味しくて人気であるかを物語っている。

そこが本当に好きすぎて、週2は食べていたくらい好きで、お店の雰囲気やスタッフの雰囲気も素敵で、友達にもここで働けたら最高なのにって言っていた。ファーストフードだから食器とかを運んだりする必要がないのも最高。そして、それを毎回たべれるのも最高。


メールで本当に返事が来て嬉しいことを伝えると、来週トライアルに来れると聞かれた。ケータリングの仕事がある時間と被っていたけど、どうしても働きたかったお店で働けるチャンスが今目の前にあるのに、せっかくのそのチャンスを逃すわけにはいかないと思い、ボスに相談し時間を作った。

トライアル、当日オージーの同い年くらいの店長がいろいろと教えてくれた。
材料やものの場所や作り方など。
あと、レジのやり方も。こっちは作る方よりももっとシンプルで簡単だよ☺️☺️ってビックスマイルで。
いや、英語に自信があるわけじゃないし、1番ここで働く時のネックはオーダーがちゃんと取れるかだななんて思っていたんだよ、と思いながらその説明を聞いていた。

まぁトライアルだから、てっきり私は作る方を担当するのかななんて思っていたら、なんとレジを任された。ええええ!?って感じだっだけどもうやるしかない。トライアルがお金関係していいんですか?って言う日本人の私からしたらそんな感覚だったけど、とにかくやれることをひたすらやった。

拙い英語力をカバーするためにスマイルとフレンドリーさ全開でやった。笑
聞き取れない時もフレンドリースマイルを駆使してなんとかやり遂げた。笑
時間がかかってスムーズにできない分、最後のthank you は心を込めてとびっきりのスマイルで一人一人に丁寧にお礼を言った。
なんなら、thank you very muchって言っていた。笑

オフィス街にある場所だから、12時になると会社員たちのお客さんが続々と来た。長蛇の列がレジの前にできた。笑

分からないことがあったら、聞いてねって店長もスタッフの子も言ってくれていて、どんなに忙しくても聞くととびっきりの優しさ全開スマイルで、これはこうだよ〜😊って教えてくれてヘルプしてくれた店長とニュージーの男の子には感謝しかない。

そんな感じでなんとかレジをやり終えて、どうだった?って店長に聞かれて、めちゃ楽しかった!!最高だよ!って言った。
本当に忙しかったけどイメージ通りのオーストラリアらしい雰囲気を感じれたし、お客さんもスタッフも店長もみんなすごく良い人でフレンドリーで、幸せな気分になった。働く醍醐味ってこれだよなっていう気持ちになった。

で、店長がお腹空いてる?食べていく?って言うから満面の笑みでYes Thank youって言ってまかないを食べさせてもらった。で、いつから働くかとかっていう話をして採用になった。その後すぐにエリアマネージャー的な人から連絡が来て、トライアル担当した店長があなたのことすごくよかったって言ってたよ。ようこそうちのファミリーへ。ってメールと契約書が来て、本格的に採用された。ちなみにこちらはカジュアル契約なので、時給$26。

ケータリングとレストラン掛け持ちできるのが1番よかったけど、時間帯がどうしても被ってしまい厳しいのでトライアルの翌日ケータリングのボスに辞めることを伝えた。びっくりするほどあっさり、そうなのね辞めたいのね!了解!って感じでここも国の違いを感じた。笑

というわけで、仕事探しを初めて1週間で仕事が決まり、1週間でその仕事を辞めるという経験をしました。笑

新しい仕事が決まったとき嬉しすぎて、すぐに母に電話して報告した。笑
そして、ついに母にワーホリビザが切れた後は一時帰国して、その後学生ビザで今後もオーストラリアに滞在したいことを伝えた。
HR(人事)のディプロマに行くことを考えていることを伝えた。
本当は1年だけだからって言ってオーストラリアに来たから、どんな反応されるかちょっと心配していた。

でも私がこっちで本当に楽しく生活していること(ホームシックになったことは一度もない。笑)、エネルギーで溢れ満ちている様子を知っている母は言った。

「本当に全然心配いらないんだね。楽しくやっているみたいでよかったわ。本当にオーストラリアに行けてよかったね。そんなに好きな場所を見つけることが出来たことは幸せだよね。
はるが幸せなら私も幸せだよ。そりゃさ、寂しいけど、もうそれはさ仕方のないことだなって思っているよ。本当に一回きりの人生だし、はるの人生だからね。今しかできないことってあるからね。
何かを学びたいならそれは絶対に若いうちの方がいいよ。もうママの歳だと覚えたくても、本当に覚えが若い頃より悪くなるんだよ(笑)(笑)」

「だってどうせ私がダメ、戻ってきてって言ったところで、はるはどうせ戻って来ないしオーストラリアにどっちにしろ滞在するだけなんでしょ?笑
はるのこと分かっているから知っているよ😂
1年で帰ってくると楽しみにしているおばあちゃんたちにはまだ絶対に言えないけどね。まぁとにかく
元気で楽しくやっているなら何よりだよ。」

嬉しすぎるありがたすぎる母の言葉にまた嬉しくなって幸せを感じた。本当に偉大な良い母だ。人としてだいすきだ。
自由に生きさせてくれて本当に本当にありがとう。すごくありがたく恵まれた環境だということは、自分でも本当によく分かっているつもりだしすごく感謝している。

だからこそ、これからも私はただひたすらに自分の人生を自分のために自分らしく全力で楽しく生きようと思う。

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