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"小児科選び"で一番大切だと思うこと

こんにちは。Kitoraです。

突然ですが、子どものかかりつけの小児科ってなんとなく、

「近いから」
口コミがいいから」
「先生がやさしいから」

とかって理由でしか選ばないと思うんですよね。
私もまさにそうでした。

そのどれももちろん大事な理由ではあると思うのですが、我が家にはぬいの2歳下の通称「けい」という妹がいます。

けいは2歳半から小児弱視で眼鏡をかけていて、現在も視力回復に向けて眼鏡治療をしています。

その経験から、私が思う"小児科選び"で一番大切なことは、

視力検査を最新の検査機器で行っているところ


だと思ってまして。

次女けいの場合、最初は7・8ヶ月健診で生まれて初めて視力検査をした時に、かかりつけの小児科ではスポットビジョンスクリーナーという最新の視力検査の機器を使っての検査をしました。
検査の結果、数値が芳しくなく、その際は「最初は数値が悪かったりするので、来月もまた検査してみましょう」と言われ、3回ぐらい検査をして引っかかり続けたのち眼科の受診を勧められ、眼科での精密検査で不同視弱視(片方の目だけ遠視や乱視が強いために、その目だけ視力が発達していない状態)であることが判明しました。

子どもはモニターを数秒見るだけで視力が測定できる「スポットビジョンスクリーナー」

長女ぬいの赤ちゃんの時は、前の家の近くの別の小児科にかかっていましたが、幸いそこでも同様の機器での検査で、ぬいは特に異常は見られませんでしたが「今どきはこんな数秒で赤ちゃんでも視力がわかるのか!」と驚愕したのを覚えています。

つまり、今の時代、子どもの視力検査はどこもスポットビジョンスクリーナーを使って検査をしている、と思い込んでいたんですよね。

ところがどっこい。

けいが眼鏡をかけ始めた頃、お友達のママに「けいちゃんは、なんで視力が悪いってわかったの?」とちらほら聞かれるようになり、上記の過程を話したところ、

「そんな検査方法があるの?」

と。

「今どきはみんなこれで検査してるものだと思ってたんだけど、逆にどういう検査だったの💦?」と聞くと、昔ながらの棒にレンズがついたような検査道具等のアナログな検査方法でやっている小児科もまだ結構あるということが判明しました。

小児科によって視力検査の方法にそんなに差があるなんて、思いませんやん普通。


自治体の3歳児健診でも、事前に届いた視力検査用の絵などが書いてある紙を使って自宅で実施のパターンも多く、精度の低いアナログな視力検査しか経験がないまま、気づいたら視力回復には手遅れの年齢になっていることも大いに有り得るのです。

けいが通っている眼科の先生によると、

視力の発達リミットは8歳まで


早いうちから眼鏡治療を始めれば、子どものうちに眼鏡をかける必要もなくなるので、将来において一定の視力がなければできない仕事には就くことができない、ということもなくなるように、頑張りましょうとのことでした。

我が家は私も夫も裸眼で眼鏡とは無縁で、自分の子どもが視力が悪いだなんて考えもしませんでした。
けいの場合は、斜視や目を細めるということもなく、普段一緒に生活している中で目に異変を感じることも全くなかったので、最初の検査結果は「今日はなんか調子悪かったのかな」ぐらいにしか思っていませんでした。

なので、我が家はたまたま近所の小児科がスポットビジョンスクリーナーを導入してくれていて命拾いしましたが、アナログな検査方法だったら、それで引っかかったとしても精密検査を受けに行こうとは思わなかったかもしれないし、今も弱視には気付いていなかったかも知れません。

早期発見、早期治療が大事な子どもの弱視であるにもかかわらず、アナログな方法の検査だけでは見過ごされてしまうことも多いんです。

現在、子どもの2〜3%、50人に1人が小児弱視だと言われています。

今の時代、私が子どもの時より、幼稚園や小学校で眼鏡かけてる子がすごく増えてるなとは思っていましたが、それもきっと弱視を早期発見できるスポットビジョンスクリーナーの賜物なんだな、と痛感。
それだけ普及しているのも確かですが、まだ私の体感からしたら、ぬい達のお友達の30%以上はアナログな検査方法しか経験がないように思います。

検査方法統一してくれや

って話なんですけど、そうなるのはまだ先のようなので、子どものために親ができることとして、できれば赤ちゃんの時から、ある程度大きくなっていて自費検査になるとしてもなるはやで、最新機器での視力検査をすることを私は強くおすすめします!





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