ムーミンのゲームやったよ
こんにちは
日々環境汚染に心を痛めつつ、過激な環境活動家を毛嫌いしている憤慨系バーチャルYouTuber(準備中)のユルセ・ネイと申します。
みなさんはムーミンお好きですか？
私は結構好きです。原作ちょっと読んだくらいで、アニメはそこまで見てないのでにわかといえばにわかですが
つい先日ムーミンのゲームが発売されたことをご存じでしょうか。その名も「スナフキン:ムーミン谷のメロディ」
プレイヤーはスナフキンとなり、ムーミン谷に出来た悪趣味な公園を破壊するというゲームです。随分物騒だな？といっても原作にある話がベースなので、物騒なのはトーベ・ヤンソンということになりますが…
ともかくこちらのゲーム、私も買ってプレイしましたので感想を書いていこうかと思います。この記事を読んで気になった方、ぜひ買ってください。
※クリアまで遊んだ振り返りと感想です。めちゃくちゃネタバレを含みますので、これから遊ぶ予定の方はご注意ください
ゲーム概要
スナフキンが旅から帰ってきたところ、ムーミン谷は異常な雰囲気に包まれていました。動物たちは慌てて何か逃げており、いつもの自然豊かなムーミン谷とはどこか違っています。
原因はムーミン谷に新しく作られた公園でした。この場所を作ったのは公園番さんという方で、ムーミン谷の自然を切り開いて谷を発展させようと目論んでいました。
自然派スナフキンさん、これに激怒し公園を破壊して回ることになります。
以上が端的なストーリーの流れです。過激な環境活動家みたいなことしてますが、公園番も公園番でムーミン谷の土地権利者に確認取らずに自然破壊してるので大概か。
ここから少しゲーム内容の紹介をします。ゲーム中プレイヤーはスナフキンとなり、障害物を動かしたり動物の力を借りたりして谷を探索します。その途中で公園があったら、警察の目をかいくぐり公園を破壊して周ります。
道中おなじみのキャラクターと出会うことがあり、彼らから頼みごとをされることもしばしば。
世界観としては、原作やコミックに近い雰囲気のムーミン谷ですね。登場キャラクターは非常に多く、コイツいるんか！？って思うこともあったりします。
基本的には明るい雰囲気のマップですが、時折ダークなエリアに行くことがあります。洞窟やニョロニョロの島などがそうですね。子供がプレイするにはちょっと怖い場面があるかも？ご家族で遊ぶ予定の方はご注意ください。夜廻かよって思ったシーンすらあります。
感想
雰囲気キャラゲームとしてはかなりのクオリティだったのではないでしょうか。グラフィックデザインが絵本のようになっており、ムーミンが好きな人はこの世界観で遊べるのは貴重な体験だったのではないでしょうか。キャラクターも多く、それぞれ原作のエピソードやキャラの正確を踏まえたサブクエストが設定されています。実際にムーミン谷の住民になったらこんな感じの日々だろうなぁと思わせる構成です。
ストーリー的な部分では、思った以上にダイナミックな出来事が多いなぁと感じる事があります。公園破壊、山火事、ムーミンの投獄などなど…あまり穏やかな世界じゃありませんね。
ゲーム難易度はかなり低く、ボリュームも少なめといった感じです。そりゃそうよな、ムーミン谷に行きてぇって奴がブラボみてぇなゲームを望まねえわな。
公園破壊パートでは少しアクション性を求められますが、そこまで難しくはありませんでした。少し視線が切れれば警察は警戒を解きますし、視線を切るための茂みや遮蔽物も多めに置いてあります。
ミニゲームもしばしばありますが、基本的に難しくはありません。ゲーム自体あんまやらないよ！って人には少し大変に感じるかも？しかしやり直しが何回でも効くので、すぐに突破できるかと思います。
収集物らしきものは一応ありますが、ストーリー進行に必要な枚数はストーリー中拾えるようになっていますのでこちらもそこまで苦労しないかと思われます。
また、時折休憩ポイントのような場所が配置されています。ここを調べるとスナフキンが休憩します。は？どういう事？
というのも、休憩ポイントを調べるとスナフキンが休憩するアニメーションが流れます。このアニメーションはプレイヤーがやめるまで続くみたいで、マジのリラックスポイントのようです。
癒されるわァ～
本当になんてことないポイントなんですけど、非常に和む機能ですね。現代人に必要なものはこれなのではないか
結び
このゲームはゲーム体験それ自体を楽しむというより完全なムーミンファン向けゲームといったものです。
グラフィックや音楽は非常に落ち着いており、ある種のリラックス効果のようなものを感じさせます。何かに疲れた人、ムーミントロールに会いたい人は是非やってみてください。そして私をムーミンバレーパークに連れてってください。
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