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【ゆるり暮】My Life

20時半に本屋のアルバイトが終わって、東一条から銀閣寺道にある親友の下宿に自転車を走らす。彼女が帰省して持って帰ってきたシーバスリーガルがあるという。明日はここから一緒に学校に行く予定で遅くまでぐだぐだ女子会。いつのまにかコタツに入ったまま高いびき。

彼女の下宿に泊まった時には、朝、目覚まし代わりにラジカセから流れるのはビリージョエルの「My Life」。ビリージョエルのファンでもなく、歌詞の内容が分かるわけでもなかったのに、イントロのリズムで不思議なくらい気持ちよく目が覚めて、仕上げにコーラをグイグイッと飲むと完璧やった。

「六畳間のピアノマン」(NHK 土曜ドラマ)でビリージョエルの「ピアノマン」を中心にストーリーが流れていくのを見ながら、貧乏学生の頃「My Life」のリズムと意味の分からない英語の歌詞を聞いただけで元気満タンになった光景が、リアルによみがえってきた。

さっそくCDをレンタルして、ひさびさに「My Life」を聞いてみる。あの頃のようにあふれでるような元気はチャージされなかったけれど、まったりとした元気で包まれた。元気にも年代があるねんな。「My Life」やっぱりえぇ曲や。

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