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【ゆるり暮】紅葉柿の葉すし

(2020/12/7)

山の辺さんの紅葉柿の葉すしが今年も終了。11月から柿の葉が紅葉に変わって、だいたいこの時期でおしまい。山の辺の道沿いの柿の葉を一枚一枚手で収穫してはるので、SNSで「今年の葉っぱ取りも最終になりました」なんて見ると、あぁ、今年の秋も終わったなぁとちょっと寂しくなると同時に、「紅葉柿の葉すしをゲットせなあかん」とファイトがわいてくる。

奈良は柿の葉すしが郷土料理。柿の葉すしの専門店が多くて、どこの柿の葉すしが好み?なんて話題もちょくちょく。ちょっと甘い目、ちょっとすっぱいめ、サバやサケの塩かげん、すしの大きさ…他県の人からみたらしょーもないことで、私はこれが一番と優劣をつけたりする。ウチの好きな柿の葉すしは、「山の辺」さんの柿の葉すし。特に紅葉柿の葉すしはめっちゃべっぴんさん。

紅葉した葉の鮮やかさ。箱に入った葉っぱの色のバランスの絶妙さ。食べるのも、まずは赤、お次は緑、最後は黄で…なんて順番つくって遊んだりして。昔、マーブルチョコレートでこんなことして遊んだな。ルックチョコレートでも遊んでた。見た目は全部同じなんだけれど、中身はバナナ味とかアーモンド味とかストロベリー味とかパイナップル味とか。パズルのように並べ替えて順番をめちゃくちゃに変えて、次は何の味がくるかな、なんて。

柿の葉すしも中身はいつものおすしと同じなんだろけれど、テンションあがってめちゃ楽しい。器とか盛りかたとか手づくり感とかを感じる愛情ってえぇね。

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