TVも炊飯器もない暮らし 家づくりの正解について考える
TVも炊飯器もない暮らし
タイトルの通り、私の家にはTVも炊飯器もありません。
TVのない生活は9年、炊飯器は3年くらいです。
学生のころからTVをみる習慣はありませんでした。ニュースはネットで、娯楽はTSUTAYAやAmazonプライムで十分でした。
お米は炊飯器の代わりに鍋で炊きます。
これはTV、炊飯器不要論という話しではなく、それを推奨もしていません。
暮らしは、ひとそれぞれ違うし、当たり前から外れていてもいいということです。
別の例では、私には冷蔵庫がない友人がいます。貧乏だからではありません。友人の生活スタイルでは冷蔵庫がなくても問題ないからです。
家づくりの正解
youtubeをみると、たくさんの家づくり、暮らしにかかわる情報があふれています。これは必要、不要、メリット、デメリット、後悔しないなどのワードが話題となります。
これらが一つの参考になることは間違いないでしょう。
ただ、自分の暮らしの正解は自分の中にしかありません。
そしてこの正解も確定的なものではなく、その時に自分にとっての正解ということを忘れてはいけません。
例えば間取りを考える際に、リビングは〇帖、子供部屋は〇帖、ウォークインクローゼットは絶対欲しいなど広さ、必要な部屋をまず考えてしまいます。
それも重要ですが、まずは、どういったことに心地よさを感じるのか、安心感を感じるのかを考えてみるのかが大切です。
お気に入りのカフェやレストラン、公園、旅館などなんでもいいです。また行きたいな、もっといたいと感じる場所がいくつかあるはずです。
そいった場所にヒントが隠されています。
設計事例
私の場合は、窓から木々の緑がみえると心地よさを感じます。だからマンションの場合であっても、緑をどう配置するかを大切に考えます。
つぎに、その緑をどのような態勢で見たいか。座ってか、寝転がってか、ご飯を食べながらなのか。そいうったことを考えながら間取りを考えます。
上の事例はマンションの中にインナーテラスをつくったものです。
上の事例はもともと3DKだった間取りを1Rにリノベーションした事例です。
区切られた部屋も浴槽(シャワーブースのみ)もありません。
これは住む人を選ぶ間取りです。だれでも住めません。
ただここに住んでいるお施主様は、自分の理想の暮らしに向き合って考えた結果、打合せを通じてこの間取りにたどりつきました。
以上、TVや炊飯器のない生活についてお伝えしました。生活スタイルは人それぞれで、必要なものや自分に合ったものを選ぶことが大切です。他の人の意見や情報も参考にしながら、自分自身が心地よさや安心感を感じる生活を築くことが重要です。今回の記事が少しでも皆さんの暮らしに役立つ情報となれば幸いです。ぜひ、他の記事や更新もチェックして、さらに素敵な暮らしを実現してください。
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