【不妊治療記録vol.31】2回目の採卵日
2度目の採卵
夫の精子問題も解決し、無事採卵の日を迎えた。前回のようにお腹の張りもあり、重い感じがした。先月も採卵しているので、流れは完璧だ。
今回も朝8時に病院へ到着し、保健室のような部屋に通された。下着を脱ぎ、手術着に着替える。何人か待機している人がすでにいるようだった。
前回同様静脈麻酔を希望していたので、抗生物質の点滴を受け、しばらくすると看護師に名前を呼ばれて採卵室へと歩いて向かった。
何度目でも緊張はする
先月やったばかりだから緊張しないと思ったが、やはり先生が入ってきてあのフェンシングのような長い針を持って待機し、麻酔が効くまでの瞬間は緊張した。しかも前回より緊張していたのか麻酔がスッと効かず、「このまま効かなかったらどうしよう!先生!まだ私意識あります!!」と思っていたら、気づいたらベッドにいた。
最速の目覚め
目覚めた頃はまだ看護師がいて、私に布団をかけてくれたところだった。
私「あれ、もう終わりました?」
看護師「もう終わりましたよー!横になって休んでくださいね」
私「私って戻ってくる時どうやって戻ってきたんですか?」
看護師「車椅子に乗って帰ってきてますよ」
私「え、でも私を車椅子に乗せたりベッドに乗せたり、大変ですよね?」
看護師「いえいえ、支えてるだけでご自身で乗り降りしてましたよ!」
衝撃的事実。私無意識のうちに車椅子に乗り降りしてたのか…採卵2回目にしてやっと知る。今回は麻酔慣れしていたのか、すぐ目も覚めて点滴が終わるのを待っていた。
取れた個数とお腹の痛み
点滴が終わると、看護師が報告書を持ってきた。
看護師「今回は11個とれて、全部顕微授精に回しています。結果は10日後の診察で」
前回の7個に比べて多く取れた卵子に気分が高まる。今回は注射や薬を変えた効果だろうか?11個もあれば成績も期待できそうだ。
この前の採卵のあとは「麻酔が切れてからも体調は不安定なのでお迎えかタクシーで帰るように!」と念を押されていたため母親に迎えにきてもらっていたが、
2回目なこともあり自分で電車に乗って帰宅した。その途中20分程度歩いてモスバーガーで昼食をテイクアウト。歩いてる時に若干お腹の張りを感じつつ、帰宅し座った途端膣の中が圧迫されるような痛みがあった。我慢はできる痛みだが、膣の中がジンジンしていた。今回は多めに卵子が取れたから痛みが出たのかもしれない。
前回は全く痛みがなかったので、採卵の実感がなかったが、今回は痛みで実感した。
卵子が多く取れると卵巣内が敏感になって”OHSS”と言って腹痛がおきて最悪救急車ということもあるらしいのだが、低AMHの私が取れる卵子はたかだか知れてるので出血も激しい腹痛もないまま10日後の診察日を迎えたのであった。
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