【わたしの妊娠記録vol.10】赤ちゃんが生きているのか不安
動かない不安
NIPTもFTS検査も終わり、無事義理の両親への報告を済ませた私たち。しかし私の不妊脳が抜けなさすぎて、毎日「赤ちゃんは元気かな」と不安でいっぱいだった。
まだ胎動を感じない時期だったため、頼りになるのは日本から持ってきたエンゼルサウンズ。数千円でエンジェルサウンズのミニサイズを買っておいて正解だったと思う。
私のような不安な妊婦にぴったりなエンジェルサウンズだけど、最初のうちは心拍も聞きづらいので逆に不安になる商品(苦笑)病院ではエコーがあるから赤ちゃんがどのあたりにいるとかわかるのだが、これは心音だけのためお腹の上をスライドさせながら心拍がある位置を見つけなくてはならない。
あまり仕組みはわからないのだが、赤ちゃんの位置によっては(背中側にいて)あまり聞こえないなんてことも。
「聞こえない日もあるさ」くらいに思えればいいが、私のように不安になる妊婦は「赤ちゃん生きてないんじゃないか」とドキドキしながら血眼になって心音を探し出すデメリットあり。
結果論だが、聞こえない日はまた時間をおいてみたりすると意外と聞こえたりする。
思っているより赤ちゃんの位置は下
20週くらいになると胎動を感じるようになるらしいが、それまではこのエンジェルサウンズが頼り。イメージでは赤ちゃんはおへそあたりにいたが、エンジェルサウンズで聴くと私の場合は右下(右腿の付け根よりちょっと上)で心音を確認できることが多かった。
SNSを見ると多くの人が恥骨の少し上あたりで聞こえることが多かったようなので、自分が思っているより赤ちゃんは下にいると思えば探しやすいかもしれない。
不安になることもあるエンジェルサウンズだけど、心音が聞こえた時は安心するし、夫とも家で一緒に聞けるのでなかなか楽しいし感動する。
臍帯音と心音の違い
心音はトクトクトクトクという早い音で、文字通り赤ちゃんの心臓の音だが、これを見つけるのが最初のうちは難しい。そんな時に安心材料になるのが臍帯音だ。これは簡単に言えば臍の緒の音で、これは心臓と違って脈と同じようなスピードで「しゅん、しゅん」という音がする。この音がしていれば臍の緒が機能している=赤ちゃんが生きている証拠なので、心音が見つからなくても臍帯音が聞こえてれば一安心だと思う。(しかも臍帯音の方が見つけやすい!)
あくまで一つの指標
エンジェルサウンズで赤ちゃんの生存確認はできるが、切迫流産(早産)などの兆候はわからないので、あくまで一つの指標くらいに考えておいた方が良さそう。検診が次第に月1とかになり間が空きすぎて胎動もなく不安なので、20週あたりまでは毎朝起きたらエンジェルサウンズを使っていた。次の検診までのちょっとした安心材料になるので、もし迷っている人がいたら買ってみて欲しいと思う。(超初期の9週までは私は聞こえなかったけど・・・)
次回は二回目のシンガポールでの胎児ドックについて書いていきたいと思います。
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