うつ病の話5 認知行動療法

今回は、私を救ってくれた
認知行動療法について
なるべく噛み砕いてお話します。

ただ、私は治療を受けた一患者で
ケアストレスカウンセラーの資格は持っていますが
心理士さんではないのであしからず

認知行動療法というのは、うつ病に限らず
依存症などの治療に
用いられる治療法です。

すっごく大雑把に言うと、
考えないようにする治療法です。
うつ病や依存症は、あることをずっと考えてしまう
それを考えずにはいられなくて
さまざまな悪影響がある病気です

それらを、考えなくしよう!という方法です

例えば、うつ病の人が、
過去の失敗や未来への不安を
考えなくなれば、
心の状態は絶好調になるはずですし、

ギャンブル依存症の人がギャンブルについて
考えなくなれば
一件落着という考え方です。

もちろん、きれいさっぱり
記憶からなくすことは難しいですが、
ぐるぐると堂々めぐりしてしまうことを
減らすことができたのは
この方法が合っていたからだと思います。

少し話はずれますが、
私がカウンセリングするときに
必ずする話があります。

私たちは何か落ち込んだとき、
その事ばかりを考えてしまう傾向にあると思います。

考え込んで明確な出口があればいいですが
大抵のことは考えても答えが出ないこと
もしくは既に答えが出ていて、
必要な対処が取られていることが多いです。

それでもまだ落ち込んでしまうのは
心で何度も再生ボタンを押してしまうからです。
怒られたときの相手の表情、
言われた辛辣な言葉、
まわりの反応
普通はあまり覚えていないことまで
どんどん色づいて明確にしていってしまいます

そして、その再生ボタンを押しているのは
他の誰でもない、自分自身なのです。
落ち込んで自暴自棄になって
ボタンを押しまくってる自分の手を
そっと退けてあげることができるのは
医者でも心理士でもなく
自分自身しかいません。

病気でしんどいときは、
自分自身を傷つけて泣きわめいた方が
楽なときもあります
だから、毎回できなくてもいいので
少しずつ、少しずつ
手をどける練習をしてみてください。
その具体的な方法を今回紹介します。

長くなりましたが説明を始めますね

まず、この両方は2つに分けられます。
認知療法と行動療法です。

認知療法とは、考える内容を変えようという方法です
どうしてもネガティブな方向に考えてしまう、
という内容を
もう少しポジティブな内容を考えるようにする
ということです

これには、コラム法という代表的な例があります。
本もたくさんでていますし、
認知行動療法と検索すると出てくるのは
主にこちらの内容です。

行動療法は、考えることをやめようという方法です。
考えていることに気づいたら起こす行動を決めて、
まずは考えていることに気づくことから始めます
これが、なかなか難しいんですよね
ただ、認知療法よりも比較的簡単にできると思います。

どちらも、最初は心理士さんと一緒にやるのが
いいと思います。

ただ、精神科に行くほどではなかったり
病気ではないけど興味はあるという方のために
私にできる範囲で少しずつ
内容もご紹介していけたらと思います。

いつも重い内容なのに読んでくださりありがとうございます。
そろそろ日常のことや、美容の記事も書きたいです笑

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