うつ病の話1 うつ病になった

しょっぱなから暗いお題ですが、興味のある方はお付き合いください。
長くなりそうなので、何回かに分けようと思います。
間にコスメとか旅行とか、急にハッピーな話題もはさむかもしれません笑

私のうつ病発症は、2018年の秋でした。
なんだかずっとお腹の調子が悪いけど、
消化器内科でも問題なし。
なんだろうなーと思っていたら、
朝ベッドから起き上がれなくなりました。
シフト勤務だし、何より朝って眠いもの。
でも眠いとかの問題ではなく、
体を起こすことができませんでした。
とりあえず気力でお手洗いに行こうと思っても、
壁にぶつかり棚にぶつかり、
結局床を這っていき、
会社は休みました。

そして、体調不良の原因がわからず、
産業医のところに行き、
病院で診断書を出してもらって休みましょう
ということになりました。
診断書には「うつ病」と書いてありました。

その時の私はあまりにも無知で、
うつ病ってとにかくネガティブになったり、
自分の体を傷つけたり、
なんとなくそんなイメージがありました。
自分のイメージのどれにもあてはまらなかった
うつ病に自分がなったことの驚きと、
病名がわかった安心感で、
この後今まで顔を出さなかった症状たちが
一気に出始めます。

そして、心が追い付かず、
戸惑いの日々がはじまりました。

まず、精神科の薬を飲むのに抵抗がありました。
「暗い気持ちをハッピーにする薬」なんて、怖すぎるじゃないですか笑
勉強をしてからは、セロトニンの生成を助けてくれるもので、治療には不可欠とわかりました。

それから、休職するにあたって、お医者さんから言われたことは
「栄養をよくとってゆっくり休んでください。」
それだけでした。
え、もっと何かやることはないの?
これを頑張ったら治る!ってことはないの?
結果的に私は、認知行動療法に出会い、それに取り組むことで回復に向かうことができましたが、それに出会うまではただただ我慢の日々でした。

私たちは、体の風邪の対処法はよく知っています。
栄養のあるものを食べて早めに寝る
薬を飲んでゆっくり過ごす
水分補給を十分にしてときには仕事を休む
対処法も知っているし、実践している方も多いと思います。

でも、心が不調のとき、どうしていますか?
対処法は浮かびますか?
実践していますか?

当時の私にはなにも分かりませんでした。
そして、闘病はどんどん過酷になっていきます…

精神疾患があるわけじゃないけど、なんとなく心が不調
周りに精神疾患を持った人がいる
現在闘病中

いろんな方に共感していただけたら嬉しいと思い、自分のためにも闘病記を書いていこうと思います。
闘病してみて、一番沁みたのは、お医者さんのアドバイスでもなく、知人の励ましでもなく、同じ病気と闘う仲間の共感でした。
うまく書けているかわからないけれど、読んだ誰かが、自分だけじゃないんだなってほっとしてくれたらこの上なく幸いです。

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