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生まれ変わっても、また君を探す。

みなさん、お疲れ様です。悠來です。


ここ三日、四日くらいで、韓ドラ「トッケビ」を観ました。
観終わった今、余韻がすごくて、とにかくトッケビのことばかり考えてしまいます。忘れないうちに、思い出せなくなる前に、感想を書いておこうと思います。

誰かに感想を話して伝えようとしても、たいてい自分の感動とか悲しみはそのまま伝わりません。でも、とにかく書きたくなった。
稚拙な文章ですが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。


以下、ネタバレを含みます。これから見ようと思っている方、ごめんなさい。


涙が、止まらない。


わたしは割と涙がすぐ出てしまうタイプで、これまでいろんなドラマ・映画で感動してきたんですけど、トッケビもまたそのひとつに加わりました。いや、過去最高かも。

ほぼ毎話で泣いていた気がするんですけど、特に苦しかったのが、、決められないですね。(笑)
トッケビの剣が抜かれるシーンも、ヒロインであるウンタクの母親が亡くなるシーンも、死神がサニーさんに別れを告げるシーンも、苦しくて息ができないくらい泣きました。

印象的だったシーンを挙げてみようと思います。

お母さんの通帳

なんというか、ウンタク役のキムゴウンさんの喜怒哀楽の表現がとても心に響いて、すっと心に入ってきて、、、
かわいい笑顔でサランヘヨ♡というところも好きだし、会いたいと叫びながら涙するシーンもめちゃくちゃ好きです。ウンタクのせいで泣いてばっかり。

特に印象的だったのは、ウンタクがお母さんの通帳をみつけるところ。といっても、お母さんの友達の幽霊が隠していてくれたんですけど。なぜ隠していたかはドラマで確認してみてくださいね。
お母さんが亡くなった時はみててすごくすごく悲しかったのですが、天国にいても見守っていてくれたようで、そしてお母さんの友達が素敵な人すぎて。見てて嬉しくて、幸せで、涙が止まらなかった。

わたしは身近で亡くなった人がいなくて。それはとても幸せなことだと思うのですが、もしいなくなったとしても、実は近くにいるんじゃないのかなって思います。


助けに来てくれた、あのシーン

前半は特に、ウンタクが叔母にいじめられたり、何度も死の危険にさらされます。でも、いつもトッケビが助けてくれる。そのなかでも好きなのが、ウンタクが拉致されたときにトッケビと死神がふたりで助けに来てくれるシーン。

ウンタクのカバン切られてる!よくわからんところに連れていかれる!やばい!!やばい!!とわたしまで泣きそうになっていたところに、トッケビと死神が遠くから荘厳な雰囲気で歩いてくる。もうそれだけでかっこよくて、嬉しいはずなのに、喜びながら泣いてました。しかもあの時のトッケビの服装、めちゃくちゃ王子様だった。


トッケビが消えちゃう

剣を抜くとトッケビは無に帰る、つまり消えてしまうと最初からいわれていましたから、そのときがいつかくるんだろうなと思って観ていました。でもそれにいろんな事情や感情が加わってきて、抜いてほしいような、抜いてほしくないような。

剣を抜き、敵を倒した後、というかその前からすごく展開が早くて、あっという間にトッケビはいなくなってしまった。消えないでほしくて、覚えていてほしくて、幸せになってほしくて、なのに消えていく運命で、切なくて。
トッケビが消えてから、ウンタクがトッケビのことを忘れないようにとメモを走らせるシーンは今でも瞼の裏に焼き付いていて、、。
ここが一番泣いたシーンです。


私の記憶が、全て消えても

このドラマをみて考えたことは大きく2つ。

死は終わりじゃない

死は、すべての終わりだと思って生きてきました。今友達である人には、死んでしまったらもう会うことはできなくて、今考えていることも、経験したことも、全て消えてしまう。と、思っていました。

でも、そんなことはないんじゃないかなと思います。

人生は4回ある。

というのは、以前どこかできいたことがありました。
私は人との関わりがどうもうまくできなくて、相手の気持ちをうまくくみ取って対応するのが苦手で、きっと人間1回目なんだろうなと思ってた。きっと、まわりの人とうまくやっていける人や、素敵な仲間を持っている人、愛する人に出会える人は、人間3回目とか4回目なのかなって。

4回も人生を歩めるのは、きっと運命の人に出会うためなんだと、このドラマをみてから思うようになりました。
今一緒にいる友達も、私のことを好きではなかったせんぱいも、信頼できる高校の友達も、みんな出会うべくして出会って、それは死んだからといって終わるわけではないのだと思う。現世ではうまくいかなくても、来世で結ばれているかもしれない。
現世では辛くて悲しい出来事も、未来の自分、来世の自分の何かの糧になるのだと心に留めておける気がします。



絶対に、忘れない

いつか死ぬのが怖い、どうなるんだろうと書いたことがあります。
なぜ怖かったかというと、死んだあとどうなるかが分からなかったから。自分のこの意識や考えていることはどこに行くんだろう、と考えていました。

トッケビをみて、わたしが思う死後は、

まず、いったん現世のことは記憶から消される。
でも、来世になってもその記憶は思い出せないだけで、忘れることはない。人との繋がりも簡単に切れたりはしない。
きっと来世なるものが訪れて、何回目かの人生を歩める。

と考えています。

イケメンの死神が迎えにきてくれるのかなぁ、なんて。(これはドラマに洗脳されすぎ)


ほら、かの有名なジブリ作品でも言っておられますよね、

一度会ったことは忘れないもんさ、思い出せないだけで。



最後に

私には、心から愛している人がまだいません。トッケビにとってのウンタク、死神にとってのサニーさんみたいな。いつか、自分の記憶が消えてもまた絶対に思い出したいと思えるような、来世でも結ばれたいと思えるような人に出会いたい。
トッケビで、生まれ変わった死神とサニーが結ばれていくのをみてすごくすごく幸せな気持ちになりました。本当に良かった、、って。

真実の愛ってあるんですよ、きっと。千年続く愛もある。


私の一番のラブソングは、嵐さんの「Monster」です。これは、トッケビをみるずっと前からそう思っています。

だけど本当は君が好きなんだ
朝が見えるまで隣にいよう
一万年の愛を叫ぼう
生まれ変わっても また君を探す
Monster

僕の記憶が全て消えても
生まれ変わったら また君を探す
見かけじゃなくて 心を抱いて
満月の夜 君を見つけた
Monster


思い出しながら書いたら、次々といろんな場面が思い浮かんできて書き足りないな、、。

次の冬がきたらまた、トッケビを観たい。


最後まで読んでいただきありがとうございます。
みなさん今日もお疲れ様です。気楽に、生きていきましょう。

(見出し画像は他のクリエイターさんから拝借させていただきました。ありがとうございます)

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