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映画『インサイド・ヘッド』を観た感想

こんにちわ、コカズです。
今回はピクサー映画『インサイド・ヘッド』を観た感想を語っていきたいと思います。

「え?いま!?」と思われた方も多いかもしれません。

そうこちらの映画は公開は2015年と10年近くも昔のピクサー映画です。
今年の8月1日に『インサイド・ヘッド2』が公開と話題になっていたので、ディズニーチャンネルで遅くなりましたが鑑賞いたしました。

ディズニー、ピクサーの美しいアニメーションのオープニングが流れ、

本編、開始。
5分経過した頃、
思う。

「すごい。これは、すごい映画だ。」

と感動。

と言うのもこの映画は普通のドラマや映画ではなく
主人公のキャラクターが、主人公の<気持ち>たちなのです。

気持ちってどう言うこと?となるかと思いますが

舞台はアメリカ、ミネソタ州。そこでで暮らす三人の家族の娘が
この映画の主人公11歳のライリーです。

そして話のストーリーはそのライリーの頭、心の中に存在している

「よろこび」「かなしみ」「びびり」「いかり」「ムカムカ」

という感情が
5人のキャラクターとなりライリーの気持ちとなって、
奮起、葛藤しながら、ライリーにとって適切な感情を議論し合いながら
感情を選択していくと言うストーリー設定になっているのです。

『インサイド・ヘッド』

つまり『頭の中』という事。

なるほど、素晴らしい切り口。

従来であればそういった精神世界の表現はリアリティを出すことが難しいのでわかりやすく面白く映像作品にすること難しいように思いますが、制作はなんといっても世界のピクサー。
圧倒的な画力とアニメーション力、映像美と表現力でものの見事に表現し切っていくのです。

その精神世界も
「思い出のボール」「記憶の保管庫」「性格を形成する島」「睡眠中の夢」「潜在意識」「忘却」「考える列車」

など、
精神を構造化して大きな司令室の思考と隔てる忘却の谷、その向こうの崖に並んだ記憶の貯蔵庫という舞台設定で表現し、そこをライリーのために<気持ち>たちが奔走していくという物語となっているのです。

そんなこんなで現実世界のある日、
ライリーの一家は別の州へ引っ越しとなります。

ライリーの年齢は11歳。
仲が良かった友達と離れなければいけなかったり、
新しい学校に馴染めなかったりと、
色々な複雑で難しい試練に直面していきます。

上手くやろうとすればするほど、どうしていいかわからなくなり
大切にしていたものがどんどん崩れていってしまうのです。

そんな子供のから少しずつ大人になって過程の心理状況を
チャーミングな<気持ち>たちが必死に奮闘してライリーを元気にさせようとしていきます。

そして映画のクライマックス。
立ち上がって拍手を送りたくなるほどの
素晴らしい展開が待っていて大感動。

心の涙腺崩壊。

ずっと忘れていた気持ちを思い出させてくれました。

「そうだった。子供の頃、自分もみんなも、きっとこうだった。」

と、とても優しい気持ちになれました。

そんな個人的、名作の一つとなった『インサイドヘッド』

そしてその続編

『インサイドヘッド2』

これは1で登場したライリーのさらに成長した少し大人になった時の話。

「思春期」

人格形成で1番複雑で1番いろんな出来事がある時期の物語

これは映画館で観るっきゃない!

ということで皆さんも観ていないならぜひ観てみてください。
おすすめです。

ではまた。

コカズ

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