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リスクヘッジ離婚

何故「離婚したくない」という想いを抱きつつ離婚のことばかり考えてしまうのか、自分でもずっと疑問だったのですが、たまたま「リスクヘッジ離婚」という言葉に出会って納得しました。

リスクヘッジ離婚とは、将来を案じて、限界が来る前に離婚の判断を下すことを言うらしいです。

結婚生活には様々な困難が待ち受けている。
「この人となら困難を乗り越えられる」と思ったから結婚したわけですが、相手の裏切り行為によって信頼関係も崩れ、その状態だとこの先の困難は乗り越えられないなと考えてしまうんですよね。

◆リスクその①
私の両親は私たちの離婚騒動をキッカケに我央くん(夫)とは絶縁しています。
でも我央くんの母親と私との関係は切れてはいない。かなり接触は減りましたけどね。
そうなると、私の両親が介護が必要になった時、我央くんは何もしてくれないが、私は我央くんの母親のために何かしないといけないかもしれない…

◆リスクその②
我央くんが何らかの理由でお金を稼ぐことが出来なくなったら、私は我央くんの身の回りのことをサポートしつつお金も稼がないといけない…

◆リスクその③
肥満体型で全く運動をせず、変な姿勢でゲームばかりしている我央くんは既に身体のあちこちが痛いと言っていて、将来的に二人で色々な場所へ行くと言うことも難しそうで、楽しい未来が描けない…

◆リスクその④
我央くんの方が私との生活に限界を感じてしまったり、誰かに本気で恋をしてしまう可能性だってある。惚れやすいんで。向こうから言われるくらいなら私から離婚したい。

今は我央くんが生活の基盤を作ってくれているし動けるから大丈夫だけれど、私の負担が増えた時、きっと乗り越えられない。
婚姻関係には法的な責任が伴うので、そうなる前に離婚してしまった方が良い…というリスクヘッジなんでしょうね。

「離婚したくない」と「離婚した方が良い」が混在しているのが単に「頭では分かっているのに気持ちの整理がついていない」という不安定な状態であるという認識でしかなかったのですが、きちんと説明出来る状態になって、おかしいことじゃないんだなって少し安心しました。

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