見出し画像

直感

たとえば普段目にするものや、耳にする言葉。
その時々で「なんだか肌に合わない」「スッと心に入っていかない」そんな抵抗を感じることがある。

どれほど世間からの評価。ネットならば星の数なんかで評価され、多くの人からのレビューを集めているものは良いとされている。

それでも個人の好みが合わなければ星の数なんて関係ないし、レビューの内容もアテになんてならない。

それでも多くのレビューを集めている商品は魅力的に見えるし、買ってみようかな。という気になってしまう。

― が、そこで何か違和感があるもの。
買う選択に抵抗を感じる。評判が良くて見始めたものの、何か違う。高い評価の本だったけど、どうも腑に落ちない。

抵抗感は人それぞれ違った感覚だと思われるので、一概にコレだと決めつけるわけにはいかないが、それがどんな感覚やサインであれ、人はそれを感じ取っているのではないかな。なんて考えてしまう。

それと同時に思うことは、その感覚に気づいてはいるものの、大したことではないと無視してしまっている人も多いのではないかということ。

もしもそういう人がいるのであれば、ちょっとその感覚のところで立ち止まってみてはどうだろう。

他の情報や行動。別にソレが何であれ関係ない。
自分の感じたその僅かなモノって簡単にかき消されてしまうものだし、とても不安定な存在でもある。

だから「ちょっと今は手が離せないから」とか「後でやればいいや」なんて考えはスパっと捨てて、今しか無いその感覚に意識を向ける。

本当にそれは今、ここにしか存在しない。

これは自分に対しての戒めでもあるんだけどね。

そうやってふっと降りてきたもの。なんて書くと、なんだかとても胡散臭く、オカルトチックな話に感じてしまう。そのへんは境界線が微妙な気もするけれど。

とにかく、普段から自分の感覚に対して素直というか、あれっと感じたことを流してしまわないようにすること。それって小さなことでも大事なことなんじゃないかと思う。

たぶん特殊能力なんていう大げさなものでもなくて、誰でも感じて持っているもののはず。

いいなと思ったら応援しよう!