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【精神科医と学ぶ】愛着障害とは?
みなさんこんにちは!不登校を乗り越えた経験者が運営するNPO「家庭教師のYURUMI」 編集部です。
だいぶ暑くなってきましたね。もう一年の半分が終わったなんて……!という気持ちです。
今回は、6/27(土)に開催されたイベント、「人間関係が苦手な方へ -精神科医と愛着障害を学ぶワークショップ-」の様子と内容をご紹介します。
講師に”まえまえ先生”こと前田佳宏先生(精神科医・YURUMIアカデミックアドバイザー)をお招きし、ワークショップをオンラインで行いました。
参加人数はなんと150人ほど!講師のまえまえ先生、そして参加してくださった皆様、ありがとうございました!
以下、まえまえ先生のお話のダイジェストをご紹介します!
☆愛着障害とは?☆
身近な人とのつながりにほっとしたくてもできない”反応(主に感情)”がでてきて、安定した関係を維持しづらい、「生きづらさ」のことです。
上司/部下や先輩/後輩など、役割がある関係は問題なくても、友達や家族など役割のない曖昧な関係だと難しくなりがちです。
☆ポイント☆
・人口の1/3になんらかの愛着の課題があると言われている
・発達障害(自閉症スペクトラムなど)、性格障害(境界性パーソナリティ障害など)、HSP(※共感性が強い人のこと)の症状のようにみえるor併発してることもある
☆愛着における4つのタイプ☆
A.安定型:身近な人との関係に安心を感じている
B.回避型:身近な人に頼ることを諦めてしまう
C.両価型:身近な人がそばにいても、その人の気持ちを確かめたくなる
D.無秩序型:身近な人に近づきたい気持ちと、離れていてほしい気持ちが同居している
☆回復に向けて☆
A.の「安定型」の人と一緒にいることで、安心を感じ、”反応”が次第におさまっていく。
→しかし、例えば赤ちゃんを見て”反応”が再燃や悪化して、自分がしたい育児が難しくなることもある。
↓
「感情とうまく向きあう」ことが大切!
☆セルフケアとしての回復の一例☆
①自分の中で起こっていることに気がつく:「感情吐き出しノート」などを使い、書き出してみる。「自分はこういうことを感じていたんだなあ」と受け入れる
②自分のルーツを見つける:親への気持ちを整理する。親に伝えてもいい。受け入れてもらえなくても、余分な期待をせずに済むようになる
③自分が自分の親になる:自分を自分で守り、ケアする。自分を大切にしてくれる存在とよりつながる。
「自分を好きになれない」「人間関係が築けない」「他者からの期待に応えられない自分を責める」……本ワークショップが、そんな悩みを抱えている皆様の気持ちを楽にするきっかけになれば幸いです。
また、「そうは言っても、なかなか自分の親に気持ちを伝えられない……」「子どもが今どう感じているのか聞きたい」「自分の気持ちの整理がそもそも難しい」などと感じてらっしゃる方へ。
YURUMIでは、「オープンダイアローグ」という、対話サポートのサービスを提供しております!オープンダイアローグについては、また次の記事でご紹介いたしますね!
気になった方は、ぜひぜひ無料相談へ☆
お申し込みやご質問は、HP(https://www.yurumi.or.jp/?page_id=132)/メール(info@yurumi.or.jp)/LINE(https://lin.ee/k7gmse7)などで受け付けております!
ちょっと気になるなぁ、程度のご連絡でも構いません!お気軽にお申し付けくださいね。お読みくださり、ありがとうございました!
次回の記事をお楽しみに〜!
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