今話題のモネ、睡蓮のとき。
モネ展が行われるとなると、すごく話題になりますよね!
それだけモネの絵が愛されていると言うことですね💗
今回はモネの「睡蓮のとき」が国立西洋美術館で開催されていたので、感想を共有したいと思います!
ちなみに、すごーーくチケット売り場が並んでいたので、最初にネットでチケットを購入しておくのがおすすめです!👍
(グッツの方もまた別で大行列でした。モネ展限定のグッツが欲しい人は、頑張って並んでください!)
近くで見るのと、遠くで見るのでは印象が違う!
ぜひ、モネの絵を見る時は近くからじっくり見るだけではなく、遠くからも同じ絵を見てみてください!
すごく印象が変わります。
近くから見ると、そのタッチは荒々しく「なんでここにこの色なんだろう?」と不思議に感じることがあります。
しかし、遠くから絵を見てみると、その絵の中の空気感や温度感、そして雰囲気までもが伝わるように感じます。
あたかもその世界の中にいるような不思議な感覚がありました。
モネの絵は、何だかどこかぽかぽかと暖かく、優しさに包まれ、心地よい風に吹かれるようなそんな感じを私は抱きました!😌💭
モネが「印象 日の出」を発表した時、多くの評論家が絵をじっくりとみて、「印象に過ぎない!」と酷評していましたが、絵をじっくりと見るという絵の見方にも変化を生んだ絵なのかなと思いました。
近くと遠くで印象が変わるこの絵を見て、ふと、疑問が湧きました。
これ、どうやって描いたの?
絵を描く時は、おそらく近くで絵を見る時の印象に近いのかなと思います。
しかし、印象派の絵はその時の光などの瞬間を逃さないようにスピーディーに行われるそうです。
そんな描き方をしているのにも関わらず遠くから見た時に絵が完成されるようなこの感じに凄さを感じました。
そこで2つの説を考えました。
①一回一回遠くで見て、描き加えていく説
②めっちゃ計算しつくされて描かれた説
もうどっちなのかは分かりませんが、「あーじゃないか、こーじゃないか」と絵を描いていた様子を想像してみるのもまた面白かったです。☺️
今の所私は、②のめっちゃ計算し尽くされてた説なんじゃないかと思っています。(モネって理系?🫨?)
モネの印象が変わりました。
モネと言ったら、どんなイメージですか?何だか水色や緑色、うす紫色などのパステル系の色をふんだんに使って描かれているので暖かな印象じゃありませんか?
しかし、モネの晩年の絵はどれもとにかく「赤かった!」です。
こんなに原色を使うのか!とどこか、エネルギッシュな力強さと同時に、怖さや、悲しさなどを感じる感じがしました。
何だか、モネの心の内を覗いているような感覚がしました🫣
いくつのことが考えらました。
まず、晩年ということもありより「死」というのを身近に感じていたからこそ、「今は生きている!」というエネルギッシュが強く出ていたのかなとも思いました。
また、モネはこの頃、白内障を患っていたので色の感覚もまた違って見えたと言うことも考えられます。
また時代背景を考えるとこの頃は、戦争が行われている時期でもありました。そう言った社会的な不安感や恐怖感も感じていたのかなとも思います。
色々な視点でモネの絵を見るのもまた面白かったです。
この赤さやそれから感じることは、実際見たからこそ感じられるものがあります!ぜひ、モネ「睡蓮のとき」展に行ってみてください!
モネ展、紹介
会期:2024年10/5から2025年2/11まで
会場:国立西洋美術館
料金:一般¥2300
大学生¥1400
高校生¥1000
(前売り券はもう少し安いです。)
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