見出し画像

【今年も終わりますね】ゆるく楽しむ日曜地質学:2023年12月24日号

先週はまるまる1週間休んでしまいました。
仙台市もさすがに寒くなって朝晩はかなり冷えます。
年内残り一週間、あまり雪は降らないと良いのですが・・


今年最後の「日曜地質学」

近況と体調

仕事がいくつか重なってしまい、記事を書く時間がとれませんでした。
生姜パワーのおかげで寝起きは良くなったのですが、疲れると頭が重くなって仕事ができなくなってしまうんですよね。
ですので例えば、ある日は1日仕事ができても、翌日は半日しか仕事ができない・・を交互に繰り返す感じです。

しかし先週で仕事はひと段落したので、ここ数日はnote記事を書いておりました。今週は投稿できそうです。

先週の仙台市

先週の始めは雪が降りました。
うっすら積もった程度でしたが、翌日の日中は快晴だけど気温は低いという天候。
おそらく昼あたりに少し気温が上がった時に雪が少し融け、しかしすぐ冷えて凍ったようで、そこらじゅうツルッツルになっていました。
こういうパターンが一番困るんですよね(;^_^A

私が住む住宅地は坂が多いので、家の駐車場も緩やかな傾斜。
車に乗ろうと、前を通った際にツルッとすべり、でも何とかバランスとって転ばずに済んだのですが、そのまま駐車場の真ん中まですべってしまいました(笑)
おそらく、ものすごい薄い氷があるんですよ。
全く見えないんですが、ツルッツルなんです。こういうのが怖いんですよね。
その後に行った、郵便局の駐車場もツルッツル。

運転しながらふと歩道を見たら、ブロック塀にしがみつきながら歩いている女性がいて、内心「頑張れー」と激励してしまいました(笑)

中央構造線の断層地形

またまた中央構造線の断層地形を紹介します。

長野県高遠町の地形図①:スーパー地形画像に筆者一部加筆

長野県高遠町の地形図です。赤丸が高遠城跡地。
図の真ん中やや右に、ほぼ南北に延びる線が見えるような気がしませんか?

長野県高遠町の地形図②:スーパー地形画像に筆者一部加筆

シームレス地質図V2で中央構造線をなぞり、重ねてみました。
黒線が中央構造線(断層)です。
上の図と見比べてみてください。
何となく線に見えてくるような?

ただ北の方は、地質図の断層線は実際とは少しズレているようです。
大縮尺用の地質図なので、どうしても細部は正確ではない場合があるので、これも少しズレてしまったのだと思います。
拡大して見てみましょう。

長野県高遠町の地形図③:スーパー地形より抜粋

南半分はほぼ南北方向の谷地形。
北半分は東西方向の尾根がやや凹んでいるかのように見えませんか?

長野県高遠町の地形図④:スーパー地形画像に筆者一部加筆

地形から想定される断層の分布は、こんな感じだと思います。
上の図と見比べてみてください。

このように、平行に並ぶ尾根の同じ位置で傾斜が変わり、それが一列にならぶような地形になっています。

このような地形は他でも見られますので、探してみるのも面白いかもしれませんね。

今週の予告

ここ数日で記事は書けましたので、今週こそ投稿できそうです。

〇12/27 水曜日:日本の歴史と地形・地質
2部隊合流!で見る「戦(いくさ)」と断層の深い関わり:「三方ヶ原の戦い」を地形・地質的観点で見るpart9【合戦場の地形&地質vol.5-9】

〇12/29 金曜日:都道府県シリーズ
【都道府県シリーズ第2周:山形県 小国町編no.1-2】
※タイトル変更します

では、今週もよろしくお願いいたします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?