考えるな、感じろ!
改めて、この歳でこんな形で無職になるなんて。
5年10年前の自分が知ったら、ショックで膝から崩れ落ちているだろうな。
私は昔からいわゆる人生のステージが変わるとき、もしくは自分と相手の波長が合わないなと思ったとき、わりと躊躇なく手放してきた。
断捨離とかも得意。容赦なく捨てる。
今回に関しては前職の会社。
お世話になったことは間違いないし、そこでの出会いや経験もあるわけだから、感謝もしている。
でも、去年の秋頃から、もうここは私の居場所じゃないなあと言う気持ちを漠然と感じていた。
一度その気持ちを感じてしまったら無視することはもう無理で、毎日愚痴や不満ばかりの同僚や、昔から問題が山積みなのに根本は見ようとせず、その場凌ぎの対処しかしない上司、しまいには指定の制服の生地感すらも嫌になっていた(笑)。
これらは全て"サイン"だったんだなと思う。
このままここに居たらだめだよ!
自分のためにももうここを離れて!
っていう"サイン"。
私はわりと直感やフィーリングを重視する。
頭で考えはじめたら時間ばかりが経って、結果何も出来なくなるタイプ。
高校も、第一志望の学校に見学に行ってみたら、肌感覚で「合わない、、」と思って、特色もよく把握しておらずおまけ程度に考えていた第二志望の高校にあっさり進路変更した。
「合っている」と思ったから。
おまけにいわゆる滑り止めの受験はしなかった。
だってその高校以外行きたい高校ないし。
「高校生」になりたいんじゃなくて、その高校だから行きたいんだし。
まあ偏差値的にも落ちるわけがない自信はあったので、焦る担任を横目に涼しい顔をしていた。
一人暮らしも、3ヶ月以上物件を探してもなかなかピンとくるところがなくて。
このままやる気喪失して終わりかなーと思っていたところ、今住んでいる場所を見つけて、次の日に見学に行って、「今ここで決めなかったら一生一人暮らし出来ない気がする!」と思って即決。
翌日審査が通ったとの連絡を受けて、「え、私一人暮らしするんだ!?」と実感(笑)。
風の時代と言われていても、安定した収入を手放すのは勇気のいることだった。
注射を打っていないとなれば、再就職の道も現段階ではかなり絞られてくるだろう。
でも、なんとかなるだろうと思っている。
なんとなく。
今までもなんとかなってきたし。
頭でいろいろ考えるより、シンプルに自分が心地いいと思うことに目を向けて、根拠のない直感を信じてゆるーくいこう。
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