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サブスクで目が回る

最近サブスクがおおはやりだ。サブスクというのは定額課金制のこと。みなさんサブスクしてますか~?…ってしてない人がここ見れるわけないよね。そもそもプロバイダーか携帯キャリアにサブスクリプションしていなければ、このページにアクセスできない。

インフラのサブスクはありがたい。90年代のネットはダイヤルアップで、常時接続できなくて不自由だった。しかし、インフラはともかく、コンテンツのサブスクはどうなんだろう?

詳しく調べたわけじゃないけど、ぼくの見た感じ、コンテンツのサブスクは、新聞スタイルかビュッフェスタイルに大別できる。新聞スタイルは定期的に新しいコンテンツが届けられるタイプで鮮度が命。一方、ビュッフェスタイルは、一定時間内なら、寿司でもケーキでもステーキでも、そこにあるものはなんでも食べられるというスタイルで量が命だ。NetflixもKindle Unlimitedもアマプラもビュッフェスタイルである。

一方、従来の買い切り型は、寿司とステーキを別な日に食べに行くのと似ている。今週はスシロー、来週はいきなりステーキ、日曜日の午後にはルノアールでケーキという風に自分の都合でスキなように食べられるかわりに、合計金額は高くなる。

一方、ビュッフェでは、食えば食うほど、見れば見るほど、読めば読むほど単価が下がる。時間を費やせば費やすほど、お得になっていく。時間労働をしているのとちょっと似ている。

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ぼく自身、サブスクに登録しすぎて消化できないで困っている。なので、自分がサブスクしているコンテンツをリストアップしてみた。

オンライン新聞×1
メルマガ×2
サロン的なもの×2
動画×1
Amazonプライム×1
寄付×2

意外にも、ビュッフェはアマゾンプライムだけだった。残りはすべて「新聞スタイル」または寄付。サロン的なものにも入っているけど、実質は新聞だ。

Kindle Unlimitedも、Netflixも試してみたけど、時間が足りない。DAZNや、マイクロソフトのGame Pass(月額でゲームやり放題)にもとうぶん入る予定はない。これらに加入している人でも全部を使いこなしているという人はいはないはずだ。Kindle Unlimitedでマンガを読みまくればDAZNでスポーツを見まくる余裕はないし、Game Passでゲームをしまれば、Netflixを見まくる余裕はない。

世間でサブスクが増えていく一方で、時間は人口×24時間分しかないわけだからとうぜん時間の奪い合いになる。

ちなみに、ぼくはもう目いっぱい。これ以上はムリです。音楽配信サービスには入るかもしれないが、それ以外はムリ。

結論としては目が回る。なにかを捨てないと目が回る。

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