アイデアの骨格
身長180センチと身長160センチのひとが同じ体重だとすれば体つきはだいぶ異なる。
同じ60kgなら、前者はガリガリで、後者はちょっとふっくらしているだろう。
20cmも身長の高い人がおなじ体重になろうとすれば、肉をそぎ落としていくしかない。
これと同じで、文章にも骨と肉がある。
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ぼくはこのnoteを書くのに、けっこう時間がかかっている。
正確にいうと、書くのに時間はかからないが、削るのに時間がかかる。
なぜ削るのかというと、ぼく自身、見ず知らずの人の長い文章を読むときはけっこう端折って読んでしまうからだ。
たぶんみな同じだろう。
サクッと1分でよめる感じにしたい。
しかし、削るのにとても時間がかかる。
なぜなのか?
そこに気づくのに時間がかかってしまった。
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そもそもアイデアの骨組みが大きすぎるのだ。
180cmのボクサーが、160cmのボクサーに合わせようとムリに減量するような作業をくりかえしている。
毎日が力石徹だったら、タイヘンにきまっている。
これに気づいたのはつい3日ほど前である。
肉を落とすのには限界がある。
そももそアイデアの骨組みを小さくしてから、はじめなければならない。
そうすれば、多少ぽっちゃりした小柄な文章がムリなく出来上がる。。。はずだ。
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しかし、アイデアを小さくするのがムズカシい。
骨を削ろうとすること自体が、すでにまちがっているのだろう。
うまれてきた時点でそもそも小柄というふうにならないといけない。
それにはどうすればいいのかまだわからない。
しかし、まなびというのは果てしがないですねえ。。。
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