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小さなイヤなことが連続しているときは大きなイヤなことはあまり起こらない気がする

クルマで細かな接触事故をよく起こす人はあまりデカい事故は起こさないという話をどこかで聞いたことがあるけどほんとうかなあ。「一病息災」に近い発想だ。丈夫な人ほどムリをしやすいので小さな災いはあったほうがいい。ぼく自身の経験でも、ちいさなイヤなことが連続しているときはあまり「大きなイヤなこと」は発生しない気がする。

そしていま、ぼくのまわりで小さなイヤなことが連続している。いちいち言い出したらきりがないが、たとえば昨日乗った飛行機は周囲を6組の赤ちゃん連れのご夫婦に囲まれた。なぜ6組とわかるかというと、預け荷物のベルトコンベヤーで6台の乳母車がズラッと出てきたからである。とにかくたいへんな泣き声で育児をやっている人は尊敬してしまう。

そして今日からとなりの家が大工事を始めたらしく、コンクリートをがガガガと切り崩す音が耳元で聞こえる。あと1週間早く工事してくれたらなんの関係もないのに、なぜぼくの2年ぶりの帰省に合わせてドンピシャで工事が始まるのか。いつでもやれたはずだが、なぜ今日からなのだろうか。

そしてYahooBBのモデムが故障し、替えの品が届くのにあと数日かかるそうで、それまでネットにつながらない。でも、こういう小さなトラブルがちょこちょこと起きているときは大きな不運はさけられている可能性が経験的には高い。まあ、わからないですけど。

空港連絡バスでも空港内でも飛行機の中でも、不織布マスクの上にN95マスクを重ねるというてっていしたディフェンスラインを敷いていたのであれを突破してくるウイルスがいるとは思えない。

携帯用アルコールスプレーをポケットに入れてしょっちゅうシュッシュしていたので手からうつるとも思えない。残るは「目」なのでなるべく本をよまずに目をつぶっていた。

そのうえで、「緑茶にふくまれるカテキンが感染予防になる」と聞いていたので、バスに乗る前に「綾鷹(あやたか)」のペットボトルを買いもとめ30分に1回のどを潤していた。

機内サービスのドリンクも普段はコーヒーを頼むのだが、ここは緑茶にしようと思ってメニューをみたらなぜか「綾鷹(あやたか)」である。

そしてJR松山駅について電車に乗り込む前にでおにぎりとお茶を買おうとしたらそこにも「綾鷹(あやたか)」しかないのだった。。。ふだん緑茶を飲まないぼくであるが、いざ飲もうと思ったら「綾鷹(あやたか)」しかない。「綾鷹(あやたか)」の霊が守ってくれているのかもしれないが、潜伏期間は数日あると聞くのであと数日は家でおとなしくしていようと思う。

もし感染していた場合はつつみかくさず公表し、経過を公表する。その場合は合言葉として「JALに乗ったつもりがデルタに乗っちゃいました~」と言います。

大丈夫だった場合はこんな笑点みたいなネタは封印するつもりである。ただし、ぼくが数日後に「JALに乗ったつもりがデルタに乗っちゃいました~」と言った場合はけっして「不謹慎だ」なととは言わず、「こころの動揺をかくして明るくふるまってるんだな」と解釈してください。

それにしても地方は雰囲気がまるでちがうのである。ふだん埼玉の最寄り駅付近を出歩くときはやや緊張しているんだけど、松山駅についたらそんな危険が差し迫っている感じがしない。「リラックスできるな~」と思って電車に乗っていたら、「あっ、この電車最大のリスクはぼくだった」ということに気づいた。これからもそういう日々が続けばいいのだが。

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