陰謀論へ
こんにちは!
今日は、ネットで親しくさせてもらっているオカルト好きの方々に向けての現状報告です。
ぼくは、長年、シュミとしての怪談を愛好してきましたが、そこをひとまず卒業して、陰謀論の本格的な調査に向かおうと思ってます。
じつはもう今年に入ってからほとんど怪談には接していません。
そういうことに関心のない人はこの記事を無視してください。
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怪談のたのしみは大きく3つにわかれる。
一つ目は「コワさを味わう」こと。
二つ目は「みんなで集まって語り合う楽しさ」
三つ目は「さまざまなふしぎ現象を収集すること」ことだ。
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「コワさを味わう」について説明は要らない。
しかし、ながく怪談を愛好している人の多くは、じつは二つ目の「みんなで集まる楽しさ」を重視している場合が多い。
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日本で怪談の原風景といえば、百物語。
締め切った部屋にローソクをともし、怪談を一話かたるごとにローソクを一本ずつ消していく。そんなことしたら酸欠になって幻覚をみるやんけ、というのはヤボというものだ。
一方、アメリカで幽霊バナシの原風景といえば、キャンプファイアーである。
こどもが野外活動に出かけて、ねる前にたき火のまわりに集う。
最初はうたを歌ったりしてにぎやかなのだが、夜も更けてくると、だれかが町はずれの廃屋についてのうわさばなしをはじめる...といったぐあいだ。
どちらも火にかかわりがあるのがおもしろい。
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ぼくは、コワさをたのしみたいという気持ちも、みんなであつまってワイワイやりたいという気持ちも、若いころはあったけど、今はない。
それでも怪談に食いついていたのは「ふしぎな現象」を収集するためだ。
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ちょっとありえないような、裏のハナシもいろいろ聞いた。
また海外、特にカトリックの国には、日本の怪談とは異なる濃いハナシが数多く存在している。
ほとんどは、悪魔崇拝に関連がある。
それらにも原書で首を突っこんできた。その上で、そろそろパターンが出尽くしてきた、と感じている。
この10年、自分なりに世界のカタチを模索してきたが、そうやってできあがった世界観をぶちこわしてくれるようなふしぎ現象には出会わなくなってきた。
エラそうに言うなら、まったく説明のつかないものはなくなってきた。
そりゃ、コワいのはいっぱいありますけど。。。
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代わりに、世の中には陰謀論が台頭している。
これまで陰謀論というと、モノ好きどうしが語り合うマイナーなジャンルだった。
しかしトランプ政権は、これを政治的に利用している。いまやアメリカ人で陰謀論について知らない人はいない。
バカにするのはかんたんだが、仕掛けているのはアタマのいい連中だ。
それが世界情勢を左右するようなこともあるかもしれない。
国際、政治経済、自然科学の知識をフル装備して臨まなければ、簡単に足をすくわれてしまう。
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そういうわけで、怪談からは距離を置いて、代わりに陰謀論の調査を本格化するつもり。
以上は、ネットで親しくさせてもらっているオカルト好きの方々に向けての現状報告でした。怪談ついてはノリが悪くなるかもしれませんが、これからもよろしくお願いしまっす。
では、また明日~。
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