戦国大名なんでだろう
今日は、戦国大名について前々から思っていたギモンを考えてみたい。
戦国が好きな人は不愉快に感じるかもしれませんのであらかじめ謝っておきます。
ちなみにそれほど歴史知識はないです(高校の教科書程度)。
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ギモンというのはズバリ
「アンタ、なんで天下統一したいの?」
である。
まえから不思議だった。
もちろん、全部の武将が天下統一を目指していたわけではない。
ボクの理解がまちがっていなければ上杉謙信は「防衛戦争」をやっていたと思う(まちがっていたらスイマセン)。
これならわかる。攻め込まれないように国を守るのは当然のことだ。
でも、いまネットで上杉の防衛思想みたいなものをチェックしようとしたら、「謙信がどれだけ強かったか」という記事しか上位表示されない。
どの記事も「クリロナとメッシはどっちがが強いか」みたいなノリで書かれている。
このあたりすごーく疑問です。
国を守れる強さがあればそれでいいじゃないですか。
もっといえば、いくさを回避できるならそれに越したことはないはず。
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信長も秀吉も、なんで京に攻め上りたいのか、そこのところがまったく理解できない。
その点をほうっといて、だれが強かったとか弱かったとか言われてもついていけない。
戦いがなくて、だれも死なないのがいちばんイイ。
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もしかして権力欲?
上昇志向?
ヤラれたらヤリ返す以外になかったのか。
あるいは、当時の民(おもに男性)の攻撃性をガス抜きするには、戦う以外に手段がなかったのだろうか。
当時の武将を、当時の民衆があがめるのは仕方がない。
今でもまあサクセスストーリーの一種として楽しまれているのだろうけど、ボクらがあがめるのはそろそろやめてもいいころなのではないか。
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