誰が得をするのか?
ようやく「武漢研究所流出説」が収束したのでこれを書く。
結論は2点。
怪しいうわさが流れてきた場合...
・「真・偽」は問題ではない。
・誰が得をするのかを考えよう。
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人は、自分にフリな情報をわざわざ自分で流したりしない。
有名人が謝罪会見を開くのは、それ以上黙っているともっとフリになると思うからだ。
秘匿されていた情報が、まるで川が流れるごとく「真実だから流れ出した」などということは人類史上おそらく一度もない。
情報の出元には、かならず流すことでトクをする誰かがいる。
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武漢研究所流出説もまったく同じ。
ハナシがややこしくなるので、ここは百歩譲ってこの説が真実だということにして話を進める。
流出説で一番トクをするのはだれか?
決まっている。自国で10万人近い犠牲者を出し、秋に大統領選挙を控えているオッサンしかいないではないか。
この情報が自分に不利に働くならば、真実あろうと100%握りつぶしたはずだ。
犠牲者が比較的少なかった日本ですら、みなイライラしている。
アメリカ国民の怒りの矛先がマトモにトランプに向かったら、到底勝ち目はない。
今度のやり口は、東アジア諸国が日本を悪者にして国民の不満をガス抜きするのと同である。
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流出説で損をするのは、トランプ以外の全人類だ。
まず米中がギクシャクして経済の回復が遅れる。
また、たとえ1%でも自然感染の可能性があった場合に、感染源の特定が遅れて、対応が後手に回る。
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くり返すけど、流出説がホントかウソかどうかは問題ではないし、真実が明らかになることも永遠にない。
これはコロナにかぎらない。
UFOでもJFKでも同じである。
真偽は、問題ではない。
「だれが、なぜリークしたのか?」
そこを考えよう。
以上、当たり前のことを長々と書いてすいません。
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