オタクがアビスパに沼るまで
アビスパを応援するようになってはや3年目、インターネットを住処にしてきたお絵描きオタクが突然サッカー、もといアビスパにどハマりするまでの話を1回まとめてみようと思います。そして「サッカーって実はめちゃめちゃオタクジャンルだぞ」という楽しさが伝わればと思います。
1.日本代表と古橋選手にハマる
もともとサッカーにハマったのは2021年5月頃の代表戦をたまたまテレビで見たことがきっかけでした。10-0で勝った試合を見て「日本強すぎワロタ」となった後に、たまたまYouTubeでおすすめに出てきた「Team cam」が全ての始まりでした。
▼この回です 腹抱えて笑っちゃった
ワイワイ騒いでいる様子を見て「この人たちも同じ人間なんだ……」と思ってから他の動画も見て、試合も見るようになって、と言った感じでした。
そしてこの動画。17:57からのチャプター部分です。遠巻きに他の選手の練習を見ながらインタビューを受ける場面。
「エッめっちゃかわいい人おる…………」
今までも長らく3次元ジャンル(舞台俳優、お笑い)のオタクをしてきたんですが、人見知りで謙虚で、だけど仕事に対して真摯で……みたいな人を好きになりがちだったので、古橋選手はまさに。と言った具合でした。サッカーの「推し」を見つけた瞬間です。
なんとなく試合全体を見るよりも、誰かに注目してみるとよりプレーの意図や流れを考えながら見るようにもなり、「サッカーってこんな面白かったっけ……!?」とどんどん深みにハマっていきました。
「推しがいるかどうか」って本当に重要だと思います。アニメやゲームなどでも、1人好みのキャラがいるかいないかでのめり込み具合が全然違いますからね。入りは顔でもなんでもいいんです。まずは推しを見つけましょう
2.地元のクラブアビスパ福岡にハマる
日本代表にハマった後は、古橋選手所属のヴィッセル神戸やら好みのサッカーをしていた川崎フロンターレやらを最初はハイライト等でチェックしていました。
その流れで、「地元だし久々にアビスパも気にかけてみるか……」と試合結果をチェックするように。
(一応小〜高まで自身もサッカーをしていましたが、プロのサッカーはほとんど見ておらず「W杯はとりあえず見る」「招待券もらったらたまにアビスパを見に行く」程度でした。)
そして2021夏、フロンターレとアビスパが試合をするらしい!との事で、久々にベススタに足を運びました。まだ半分フロンターレ目当てくらいの気持ちでした。
そら沼るやろ!!!!
絶対王者相手に昇格組が大金星を上げる。コロナ禍で制限があったもののスタジアムの雰囲気は異様なものでした。
そして2021シーズン終わり頃にアビスパにも推しが出来ました。多分2022ユニが発表された辺りでしたかね……
「エッめっちゃかわいい……(ユニもモデルも)」
しかも調べてみたら地元出身、歳も同じ、利き手も同じ(共通点に弱いオタク)。
恥ずかしながらまだ彼のプレーを見たことがあまり無かったので、早く見てちゃんと推したい!!と意気込んでいました。
そしてやっと北島選手のプレーを生で拝めたのが2022ルヴァンGS FC東京戦。
マッチアップ相手はかなり体格差のあるアダイウトン選手でしたが、とにかく細かく細かく首を振って徹底的にパスコースを消していたのが印象的で、努力の痕跡に「いいなあ……」と思ってから改めて応援するようになりました。
そしてここから関西アウェイ、帰省中にはカップ戦含めホームゲームに少しずつ足を運ぶようになりました。
3.サッカーとかいう大オタクジャンル
今までのオタク人生、通ってきたジャンルは大きく分けると「イナイレ」「テニプリ(主にテニミュ)」「お笑い」といったところ。どれも所謂オタクジャンルではあると思います。
しかしサッカーを主ジャンルとしている今、正直1番狂っています。オタクしてます。
既にサッカーファンの人なら分かる人もいると思うんですが、サッカーってメチャクチャオタクジャンルじゃないですか??????
・推しの成長をリアルタイムで追える
・現場に行って応援できる
・推しの写真が撮れる(これスゴすぎる)
・毎週感情を揺さぶられる
こんな楽しいことある!?
かなりのインドア派で物欲も特になかった私が、今では1人で遠征に出かけるようになり一眼レフも買いました。2万するユニを「買うか買わないか」ではなく「誰の番号にするか」で悩むようになりました。
今までだいたい2~3年でなんとなく追えなくなってジャンルを移動してきたのですが、追えなくなるどころか熱は高まるばかりです。次の試合を楽しみに毎日過ごしてたら3年経ってました。
4.オタクこそサッカーを見てくれ
多分私はかなりイレギュラーなサッカーファンのような気がしますが、私なりの楽しみ方を紹介したいと思います。
・マジでサッカーの為だけに遠征に行く
生まれこそ福岡ですが現在は関西圏に住んでいる、かつ社会人になってから土日休みが取れない為たまの水曜ナイターに休みを取って参戦するという生活を送っています。
加えて私はかなりの偏食で食にあまり興味が無い/近場の友人にサッカー好きはいないというダブルパンチ。
そうなれば答えはひとつ、「駅からスタジアムに直行しスタジアムから直で夜行バスに乗る」です。デイゲームの埼スタに行った時は午前中はネカフェで寝てからスタジアムに行きました これを話すと10割「もったいない」と言われます 悲しい
でも私はスタジアムに行くだけで元が取れてるのでいいんです。
1人で行くことに躊躇する人も多いと思うのですが、マジで気にならないので思い立ったら行くべきだと思います。
贔屓目抜きにしてもベススタはかなりピッチと距離が近いうえに見やすいスタジアムだと思うので、少しでも興味があったら是非。
・写真を撮る
1人観戦が苦でない大きな要因のひとつは写真を撮りながら見ている事にも起因していると思います。推しの写真が己の手で撮れるって凄すぎないですか?カメラ本当におすすめです と言っても試合中は手拍子したり普通に肉眼でプレーに集中してたりするのであんまりカメラ構えてない矛盾もあるのですが……
・練習見学(雁の巣)に行く
練習見学が大々的に解禁されてからちょくちょく足を運んでいるのですが、これが本当にすごい。
入場無料でありえない近さで練習が見られてファンサもあるってどういう事?お金取らなくて大丈夫?なんで?
プロの練習を間近で見られる興奮は言わずもがな、勝ち負けがないので肩の力抜いて見られて良いです。もちろん練習から最高にバチバチしてますが!
今はハイタッチのみになっていますが、それでも十分すぎるくらいです。無料なのに。なんで?
1度私の趣味に付き合ってくれる友人に着いてき
てもらったのですが、永石選手推しになって帰っていきました。雁の巣から入るのも全然アリでは?と思います。
・ファンアートをかく
これが多分1番あんまりこの界隈で見かけない事かな……と思います。今まで通ってきたジャンルで1番ファンアートが少ないです。くやしい。
根っからのお絵描きオタクなので愛を絵で表現しています。みなさんもファンアート描いてください。「#アビサポ美術部」をよろしくお願いします。
・オフショ的SNSを見漁る
主にアビスパTVとtiktokのことです
アビスパTVは有料ですが練習風景や舞台裏の楽しい様子が詰まっています 本当にお金払って損は無いので是非!!選手たちの素が見られて最高です
個人的には毎年ある伝統工芸品制作の舞台裏が大好きです。是非加入して確かめてください。
私はこの最高コンテンツ有料で全然構わないのですが、それはそれとしてこの最高コンテンツがライト層に届かないのがくやしい〜!!!と思っていたので、最近tiktokに力を入れてくれているのが本当にありがたい。
アビスパはみ〜んな個性的で面白い選手ばっかりなので知れば知るほど「最高」になります。
▼小田選手と佐藤選手(通称:おだりょが)(公式名称)高校のなかよし同期コンビ
高身長イケメンストライカーなのに口開けてみたらおもしれー男、爽やか好感度爆高ストライカー、と一生ボケてるその友達、かわいいみんなの後輩ルーキー、イケおじ監督、信用出来る漢……なんでもござれのアビスパ、色んなオタクに刺さるのでは????
5.さいごに
やっぱりサッカーは今まで通ってきたジャンルと比べてファン層が全く違うなと感じます。にじさんじとのコラボなどを眺めてみても気質としてはむしろ自分は向こう側の方が近いような気もします。
例えば今までのジャンルだと絵の感想をくださる時にマシュマロを使われる方が多かったのですが、こっちに来たら直接リプライやら引用やらで伝えてくださる方が多いのも違いを感じて面白いな〜と思います。私自信が陰ながらタイプのオタクなので、フランクな界隈だな〜と。もちろんどちらであってもありがたいのは同じです!
でもそんなオタクでもどハマりできるしサッカーメチャクチャ楽しいぞ……!!というのが少しでも伝われば幸いです。これからも私はずっとアビスパを応援すると思います 発展途上のクラブが成長する過程を見守れる今がチャンスですよ!興味を持っているそこのオタク!スタジアムに来なさい あとファンアートを描きなさい
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